公開日:2017/06/26 

痩せない理由はここにあった!これであなたも痩せ体質

食事の量を減らしているのになかなか思うように痩せない。痩せたと思ったのに、少し何か食べるとすぐに体重が増えてしまう。そんな経験ありませんか?

毎日の食事に気をつける事はダイエットには欠かせないポイントの一つですが、それだけだとリバウンドをしやすかったり、「食べられない」という我慢からストレスで肌荒れを起こしてしまったりと負の連鎖に。

今回は、現役モデルでもある筆者もこのダイエット法で1ヶ月半で3.45キロ減に成功した「食べながら痩せるダイエット法」をお伝えします。

痩せない理由は年齢のせいではない!

現在30歳になる筆者は、今まで色んなダイエットをしてきましたが、ここ最近痩せにくくなっていたのを年齢のせいにしていました。しかし、痩せない理由は年齢のせいではないのを、ライフスタイルを見直す事で気づきました。

今までのライフスタイル

  • 魚・肉類が少なめの食生活
  • 食事を減らして好きなスイーツを食べていた
  • 甘いドリンクの摂取(カルピス・カフェラテなど)
  • 毎日チョコレート生活
  • 運動は自転車で買い物程度
  • 夕食の食後のデザートは鉄板
  • お酒は、ワイン・日本酒・カクテルがメイン
  • 調味料はみりん・めんつゆが好き

上記の8つを見てもわかるように、食事は少なめだけど、その分好きな物を食べているという事。糖質を毎日多めに摂っていたという事。運動がほとんどできておらず筋肉量の衰えが出ているという事。これでは、いくら1日の食事の量を減らしたとしても痩せない理由はわかりますよね。

高タンパク質と野菜を中心にした食事

ダイエットというとあまり食べてはいけないというイメージがあるかもしれませんが、筆者は逆にこのダイエット法をはじめてから今までよりも食べるようになりました。ただ、ここでは何を食べるかが問題です。

今までは、甘いものが大好きという事で食事は少なめで、スイーツを毎日食べるのが習慣になっていました。糖質が多めの生活という事ですよね。それを、高タンパク質、野菜をとにかく多く摂るようにしました。

今までお肉や魚を1日に食べない事もあったんですが、今では1日に多くて2回、少なくて1回は食べるようになったり、卵は朝に2つは食べるようになったりしました。そのため食後は満腹状態。それなのに体重がなぜが減るという現象が続きました。

高タンパク質とは

高タンパク質は、基礎代謝を上げてくれるので食べながら綺麗になれる食材の1つです。主な食品は

  • お肉類
  • お魚類
  • 大豆製品
  • 乳製品

タンパク質は、筋肉の元を作る大事なエネルギー源です。筋肉量がつくと代謝が上がり痩せやすい体質になるため、タンパク質を摂取すると痩せ体質になるというわけです。ですが、筋肉量を増やすという事は、運動もしていかなければなりません。そのため、運動をする事でさらに痩せやすい体質になります。

野菜のおすすめの食べ方とは

今までは、お肉・お魚類はあまり食べずに、野菜ばかり食べていました。野菜はビタミン・ミネラルなどの栄養は多く含まれますが、タンパク質を摂りにくのが特徴。タンパク質不足から疲れやすい体になってしまったり、筋肉量が落ちて痩せにくい体質になってしまったんですね。

ですが、ビタミン・ミネラルは欠かせない栄養なのでタンパク質とうまく組み合わせて食べるとダイエット効果を引き出してくれるでしょう。この時期ダイエットにおすすめの野菜と簡単レシピをご紹介します。

  • トマト

トマトには、リコピンという脂肪が燃えやすい体作りにしてくれる抗酸化作用が含まれています。ビタミン類も豊富に含まれるので、美肌予防にも欠かせません。

簡単トマトレシピ

トマトとモッツァレラチーズを小さめに刻んで、豆腐の上にのせます。そこにオリーブオイルをかけて、塩胡椒をしてレンジで3分〜4分加熱し、チーズがとろけたら出来上がり。

  • キャベツ

糖質を効率よく消化し、エネルギーに変える働きのあるビタミンUがキャベツには豊富に含まれています。ビタミンUは水溶性のため熱に弱いので生で食べるとより効果が期待できるでしょう。また、食物繊維も豊富なので腸から綺麗にしてくれるでしょう。

簡単キャベツレシピ

キャベツを食べやすい大きさに切り、すりおろしニンニク、こんぶ茶、ごま油、いりごま、塩胡椒を入れ混ぜたら出来上がり。

  • 生姜

糖質や脂肪の吸収を抑えてくれる生姜。生姜の辛味成分でもあるジンゲロールは、加熱することでショウガオールに変化し、エネルギー代謝を高めてくれ体脂肪の分解や燃焼を促進してくれます。

簡単生姜レシピ

生姜をすりおろして、炒め物や煮物に入れると風味がでてとても美味しいです。

  • アスパラガス

新陳代謝を活発にし、疲労回復にも効果のあるアスパラギン酸が含まれています。血行をよくするルチン、貧血予防にも効果のある葉酸、効果的に糖質を代謝してくれるビタミンB群、食物繊維なども含まれます。

簡単アスパラガスレシピ

豚肉に塩胡椒をして、アスパラガスにクルクルと巻いていきます。熱したフライパンにオリーブオイルをひき炒めたら出来上がり。

  • 青梗菜

抗酸化力も高くB-カロテンはピーマンの5倍もあり、カルシウム、鉄、ミネラル、ビタミンも豊富な青梗菜。ほうれん草と違ってアクがないので生のままでも食べられ、下ゆでもしなくて済むので栄養をそのまま吸収しやすい野菜の1つです。

簡単青梗菜レシピ

青梗菜を食べやすい大きさに切ります。フライパンにごま油をひき、青梗菜を炒めます。そこに溶いた卵を入れ、軽く塩胡椒をしたら出来上がり。

  • 玉ねぎ

玉ねぎを切った時の涙の原因は硫化アリルという辛味成分。硫化アリルはビタミンB1の吸収を助ける働きがあるので豚肉との相性がバッチリです。ビタミンB1の吸収率が高まります。オリゴ糖も含まれているので便と一緒に老廃物も排出してくれるでしょう。

簡単玉ねぎレシピ

スライスした玉ねぎとエリンギをアルミホイルの中に入れます。そこにオリーブオイルをかけ、塩胡椒をしたらアルミホイルに蓋をし、フライパンで6分〜7分程度蒸し焼きにします。アルミホイルで蒸し焼きにする事で玉ねぎがより柔らかくなり風味が増します。

調味料に気をつける事

サラダを食べているから安心と思っているかもしれませんが、そのサラダに何をかけているかがダイエットでは問題なのです。例えヘルシーな野菜を沢山食べていても、たっぷりのドレッシングやマヨネーズなどをかけていてはよくありません。

私は、自家製ドレッシングをめんつゆなどを使ってよくアレンジして食べていたのですが、めんつゆにも実は糖質がたっぷり。サラダのドレッシングを使うなら、オリーブオイル、塩胡椒、酢、醤油、味噌などおすすめです。とにかくシンプルな味付け、糖質が入っていない調味料をおすすめします。

これは、炒め物やメイン食材でも同じこと。豚丼や親子丼などはタンパク質と野菜を摂れてとてもいい組み合わせですが、みりんや砂糖をたっぷり入れるとこれはまた別問題。みりんや砂糖は少なめに入れることで糖質の摂りすぎを抑えられます。調味量は意外と気づかない落とし穴があるので、食べる物前に何が入っているかチェックしてみるといいかもしれません。

甘い物の量を決める&おやつを変える事

私は甘い物が大好きで今までは毎日食べる生活が普通でした。でもこれを、食べたいスイーツは週に1回と決めて、それ以外の時に口寂しい時は、ドライフルーツ、ヨーグルト、コーヒー、漢方茶などにシフトしていました。

今まではチョコレートも毎日食べないと気がすまなかったのですが、慣れてくるもので、チョコレートを毎日食べない事をはじめたらそれがいつの間にか大丈夫になっていきました。

普段スイーツをあまり食べなくなった代わりに、その分食べる時はちょっといいスイーツや手作りのものをメインにして食べるのも私の楽しみの1つになったのかもしれません。体に悪いコンビニ菓子を毎日食べるよりも、ちょっといいスイーツを週に1回食べた方がなんだかお得じゃないですか?

お酒の種類と食べ物

ダイエットをすると飲み会などは×なイメージかもしれませんが、ここでも頼むものに気をつければ大丈夫です。例えば、揚げ物ばかりだったり、炭水化物多めの食事はやめて、居酒屋だったら、枝豆、漬物、ししゃも、冷やしトマトを、焼き鳥屋さんは油を使わず焼くのでヘルシーですよね。

もちろん焼き鳥は塩をチョイス。お酒は甘いお酒よりも、ハイボールや焼酎などがカロリーも低くておすすめです。最近の私のおすすめはジンジャーハイボール。

定期的に運動をする

筋肉量をつけてあげないと、綺麗に痩せる事はなかなか難しいかと思います。 せっかくタンパク質を沢山摂って痩せやすい体質になっても、それを燃やしてあげる事をしなければもったいない事に。ダイエット中の運動は、継続できる事が重要なポイントになってきます。そのため、はじめのうちは無理をしないで、まずはウォーキングからスタートでもいいでしょう。継続できる事からはじめてみましょう。

食べる事を我慢するダイエットではなく、食べるものと上手に付き合って、食べながら痩せるダイエット法を試してみてはいかがでしょうか?

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Editor's Information

痩せない理由はここにあった!これであなたも痩せ体質
菅野広恵(すがの ひろえ)
モデル/野菜ソムリエプロ/フードアナリスト
本の出版、メニュー開発、レストラン・飲食店や農園での野菜を通じたコミュニティーのイベントなど企画/主催。
15年以上のモデルの経験から、美/食/ダイエットをテーマにした記事の連載や、講演、大学で講師なども務める。


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