公開日:2017/06/26 

「できる!」と信じて行動し、日常生活をもっと充実させよう!

自分が心からワクワクすることをやって日常生活をフルに充実させ、心身のバランスが取れた、トータルな意味での健康的な毎日を送れたら素晴らしいと思いませんか?でも、自分の本当にやりたいことがあっても、やったことがないから上手く行かない、お金やコネクションがないから無理など、何かの理由で自分にはそんなことはできないと思っていませんでしたか?

「百聞は一見にしかず」(Seeing is Believing) ではないですが、私も長い間、見えていることなら実現可能だと納得できても、まさかその反対 (Believing is Seeing) こそが真なりとは、予想もしていませんでした。見えていないことを、まずは「できる!」と信じて行動に移すと、本当にやりたいことが叶うと気づき、実現し始めたのは、割と最近になってからのことです。

現在、私はアメリカや日本やフランスを移動しながら、時間や場所に限られることなく、好きなこと(ライター、翻訳家、ライフコーチ、英語&日本語講師など)を仕事にして活動していますが、以前は、そんな夢のようなライフスタイルは到底不可能と思い込んでいました。ここでは、著者の体験談を簡単にご紹介します。

見えていないことは実現できないと思い込んでいた時

物事はいつも自分の外側で起こっている

学校を卒業して企業に勤めていた時代も、独立して仕事をするようになってからの最初の何年間も、物事はいつも自分の外側で起こっていました。自分の身体を境界にした精神面も含めた領域が内側で、それ以外は、外側にある現実世界と捉えていました。

外側と内側は分離された状態で存在していて、その2つが繋がっているという意識はあまりなかったのです。かなり長い間、それがごく一般的な捉え方だと、当たり前のように思っていました。

仕事のやり方も、自分の方から取りに行くとか創るというよりも、企業勤務時代は上司から与えられ、独立後も、クライアントからの依頼を受ける形で受動的に行っていました。時にお断りしたり、交渉したりすることはあっても、基本的に外側で発生している事柄に関しては、自分のコントロールの及ばないものと考えていました。

そうした外側の事柄に常に影響を受けていたため、納期や要請事項などのことを考えたり、仕事をしにくい問題が起こったりすると、それがストレスになったり、疲れを感じたりしていました。それでも基本的には健康でしたし、そういうものだと考えていました。

好きなこと(趣味)と仕事(生計)は別

私は音楽を聴いたり、映画を観たり、本を読んだり、旅行をして感動するのが大好きです。でも、それはあくまでも趣味と捉えていたので、仕事にはならないもの ー 仕事は、もっと現実的で収入に繋がることをして生計を立てるものというように、その2つを分けていました。

また、お金のことが絡むと、時に人間関係に亀裂が入ることも経験から観ていたので、お金に対しても何か汚いものというイメージがあり、お金をもらうことに多少の罪悪感を覚えていたことも事実です。

やりたくない仕事を収入を得るために受けた時は勿論、得意な日本語と英語の語学力を活かした翻訳やライティングの仕事をしている時も、「〜しなければならない」という義務感が先行してしまい、楽しい気持ちで仕事をしたことはあまりなかったのです。

好きなことは、余暇に楽しんでやるもの、プロとしてお金をいただく仕事には、義務感と責任が伴うため、リラックスして楽しむことには繋がりませんでした。そんな緊張感に縛られた状態で精力的に仕事をしていたので、ストレスは常にありました。

いつも何かが不足している

お金を頂いてプロとして仕事をしていく過程で、上司やクライアントの方たちから、生産性や質の高い良い仕事をすることを要求され、自分でもそれに答えて行くのが使命と考えていました。

目標にしたことを達成すると、その次は期待される目標設定が前回よりも高くなります。達成事項に関して達成感を感じるのもつかの間で、またすぐにそこから次への目標に向かって、努力を重ねていくことになります。

お金を頂いて仕事をしているからには、依頼した人の要求に応えるのは当然で、一度断ってしまったり、要求を受け入れなかったりしたら、もう仕事が来ないのではないかという不安や恐怖もありました。

達成することで、失うという恐怖や不安から一時的には解放されるものの、また満足できなくなって、次の目標を定めて一生懸命仕事をするといった、終わりのないサークルを繰り返していました。どんなにやっても、経験やスキルが増えていっても、常に自分には何かが不足しているという観念から解放されることはなかったのです。

「できる!」と信じて行動することで、物事が実現し始めてから

物事は自分の内側から起こる

物事は毎瞬、全ての可能性の種子を包有して存在しているという強い意識が内側にあります。やりたいことや大切だなと思うことは直感を通じて湧いてくるので、それを行動に移すことで、直感で捉えた思いが現実の世界に形となって現れてきます。

すぐに結果が出ないことがあっても、宇宙の采配に委ねることで、最適なタイミングで実現したり、またはもっと良い形で物事が起こったりします。常に自分の内側がベースとなっているため、外側の状況に縛られたり振り回されたりすることなく、ゆったりと落ち着いた心持ちで過ごせます。以前に感じていたストレスもほとんどありません。

好きなことと仕事の2つが融合し始める

好きなことは趣味だから収入に繋がらないとか、仕事はお金を頂くのでそこに義務感や責任が伴うというような考え方には、もはや捉われていません。

好きなことをやっていくことで、それが自然に仕事に活かされたり創造されたりすると信じているので、以前は分かれていた趣味と仕事の空いた境界が取り除かれて1つの領域となり、ライフスタイルとなっています。

本来の自分がありのままに、自然体で現れていることが快適なため、心身共にリラックスしています。楽しいから内側からエネルギーが湧き起こってきて、身体も疲れにくくなりました。

好きなことを自発的に行うことからくる満足感

自分が好きなことをやっていることが日常生活の基盤となっていることに幸せを感じています。好きなことをやり続けることで、それが自分だけの満足に留まらず他の人たちの役に立ったり喜んで頂けたりして、さらにそれが収入にもなって精神的・経済的豊かさを運んでくれる ー そんな夢のような話は自分には起こらないと思っていましたが、実体験により、それはとてもシンプルで基本的なことだったと分かったのです。

以前の私は、好きなことを自発的に行うことが鍵だとは理解できていなかったために、どんなに一生懸命やっても不足感から解放されることはありませんでしたが、今となってはなぜ紐解けなかったのか不思議に感じています。

「できる!」と信じて行動することで、夢を実現するシフトの始め方

「〜しなければならない」を「〜したい」に置き換える

日常の中のあらゆる場面で、「〜しなければならない」と思っていることに気がついたら、それを「〜したい」に気持ちを置き換えることを遊び感覚でやってみましょう!物事をプラスと捉えるのもマイナスと見るのも、全ては自分の選択で形成されるもの。やっていくうちに、自分が行ってきている選択のパターンが見えてきます。

小さなことから試し、成功体験を積み重ねる

たとえば、しばらく会っていなかった友人に連絡をしたら相手も丁度考えていたところで、嬉しい返事が返ってくるなど、どんな小さなことでも良いので、状況を思い描いて、実際に行動を取ってみましょう!当たり外れはあっても、気にせずに、「できる!」と信じる感覚を磨いていくことで、少しずつ自信がついてきます。

毎日心がワクワクすることをやり続ける

小さなことで、何か1つでも良いので、ワクワクすることは何かと心に問いかけてみて、出てきた回答を受けて、それを実際に行動に移してみましょう!これを繰り返し毎日実行していくことで、本来的に自分がやりたかったことが段々に浮かび上がってきます。

「できる!」と信じ、もっと充実した日常生活を!

ここでの大切なポイントを以下にまとめておきますね。

  • 物事は自分の内側から起こるという感覚が根底にある
  • 「〜しなければならない」を「〜したい」に置き換える
  • 小さなことから試し、成功体験を積み重ねる
  • 毎日心がワクワクすることをやり続ける
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Editor's Information

「できる!」と信じて行動し、日常生活をもっと充実させよう!
よしえ ワークス(よしえ わーくす)
ライター、ライフコーチ。
一般社団法人スピリチュアル・ライフコーチ協会講師/米国スターエッジ・インターナショナル認定アバターマスター。
サンフランシスコをベースに日本やフランスにも滞在。芸術や文化が大好きで、その感動を表現したり人とシェアするのが喜び。女性が自分らしいオリジナルなライフワークやライフスタイルを再発見・創造していけるようカウンセリングを提供したり、人との出会いや絆を深めるため、お茶会や食事会などのイベントも開いています。


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