公開日:2017/07/13
銀座の街が進化する!話題のスポットGINZA SIXがアツい!
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2017年4月にオープンした「GINZA SIX (ギンザ シックス)」(以下GSIX)は、新しい銀座を象徴するエリア最大級の複合商業施設です。かつて銀座の代表的な百貨店であった銀座松坂屋の跡地に凛と立つさまを見ていると、まさに新しい銀座への時代の移り変わりが感じられます。
ここ数年、銀座はかつての趣を残しながらも、時代と共に新しい銀座へと脱皮をはかっていました。2016年には銀座を代表するプランタン銀座が営業を終了。マロニエゲートへと変身を遂げます。多くの百貨店やブランド店が立ち並ぶ流行の発信地であった銀座も、客層の変化により姿を徐々に変えてきています。
そんな再開発が著しい銀座に、華々しく誕生したのがGSIX!古き良き銀座と今の銀座の融合を感じる施設です。数多くのラグジュアリーブランドを含む専門店は、なんと241店舗(2017年6月時点)!
そんな注目のGSIXは実際のところどんな場所なのだろう、と気になった「Lady通」編集部は、銀座の街、それからGSIX周辺などで20代~30代のオトナ女子に取材を敢行!実際に訪れたという方には詳しくお話を伺ってきました。
目次
GSIXへ行った動機、良かった所など6つのカテゴリを取材
今回は銀座オトナ女子たちの、「ありのままの」リアルな感想を伺うために、6つの設問を用意して取材に挑みました。
- GINZA SIXにはもう行った?
- 普段から銀座にはよく来ている?
- GINZA SIXのどこが気になって、行くことを決めた?
- GINZA SIXのどこが特に良かった?逆に悪いと感じたところは?
- その他、銀座で好きなスポットはある?
- GINZA SIXにまた行きたいと思っている?
1番の質問については、まず銀座の駅周辺でランダムに伺ったところ、なんと15人中半数ちかくの6人ほどが「既に行った」との回答でした!さすが、銀座LadyにとってのGSIX注目度は高いようですね。
その後も銀座駅周辺からGSIX周辺へ取材場所を移動するにつれて、「行った!」と答えてくれる方が多くなり、たくさんのGSIX体験談を伺うことができました。それでは、行った目的や気に入った場所など、さまざまな回答をピックアップしてご紹介してまいりましょう。
GINZA SIXを実際に訪れた人たちの目的は様々
今回取材に応じてくれた女性たちのなかには、気になるブランドやフードのお店に直行という人もいれば、とにかくまず雰囲気を楽しみたいという人もいて、GSIXの楽しみ方は人によって様々なようです。特にグルメは人気が高く、味、品質、ビジュアルと、トップクラスのグルメの数々を楽しんでいるようでした。
- 「施設内の全部の雰囲気、各お店の内装とか広さとかがとにかくゴージャス。“銀座感”を満喫できる。でも広すぎて歩きつかれるかも。体力が必要。休憩できる場所はたくさんあった」(20代 OL)
- 「『THE NICK STOCK』(6階にあるステーキ店)のステーキが柔らかくて美味しかった」(30代 主婦)
- 「『THE NICK STOCK』で“お肉の塊”みたいなステーキを食べた。ボリュームがすごい」(20代 学生)
- 「地下の『MEET&GREEN』というお店で、野菜のサンドイッチが美味しかった。あふれるくらい野菜がたっぷり入っているので、女子におすすめ」(30代 OL)
- 「規模がすごい。どのお店もショーケースとか気合入っていて、スタバやTSUTAYAに盆栽とか日本刀とかまであって、見ているだけで楽しい。地下にお弁当屋の荻野屋が入っているのも地味に嬉しい」(20代 家事手伝い)
『THE NICK STOCK』という、このステーキ屋さんはかなり人気が高いようです。
カフェや飲食店が充実!人気が高いエルカフェ
こちらの20代女性(写真左)はお母様(右)と訪れたそうです。目的は『エル・カフェ』。普段はあまり銀座に来ないものの、カフェが気になって来てみたとのこと。『エル・カフェ』はフランス発のブランド、ELLEが食から美しくというコンセプトで展開しているカフェです。
このカフェは銀座初出店で、まさにELLEならではの世界観が魅力。色とりどり鮮やかなフルーツがドリンクに添えられていたり、店内の雰囲気もポップだったりと、パリジェンヌ気分を満喫できるおしゃれでかわいい世界観です。
このお店に注目している方は、他にもたくさんいらっしゃいました。
- 「『ELLE CAFE』のメロンスムージーがおすすめ。美味しくて見た目も涼しく、一度飲んでみるのをおすすめ」(20代 OL)
このメロンスムージーと、それからストロベリーのスムージーをテイクアウトで楽しんでいる方々にも運よく出会えましたよ。
GSIX前は土日に歩行者天国となり、ちょっとしたパラソルと椅子が用意されます。この場所でエルカフェのスムージーを持っている人は大学生からアラサーまで幅広く、その人気を実感します。
写真のカップルにも、こちらの場所で遭遇。快く取材に応じてくれました。普段は原宿や渋谷で遊ぶことが多いというこのお二人は、銀座にはこのスイーツが気になって来てみたそうです。
エルカフェのスムージーを実際間近に見せてもらうと、カップにしっかり“ELLEcafe”とロゴも入っていて見た目もかわいくて、例えばインスタ映えなんかもしそうですね。GSIXの印象を伺ってみると、最先端で新しい印象だったとのことで、スイーツ満喫後、もう一度店内を回って見るそうです。
テイクアウトできるスイーツやドライフルーツも人気
フードブランドを目的に訪れたのは、30代の神奈川からいらっしゃった女性たち。普段は銀座にはあまり来ないけれど、これだけは気になったという彼女たちの戦利品は「セミドライフルーツ」でした。
ブランドは『綾farm』。このドライフルーツは普通にどこでも買えるようなものとは違い、国産のフルーツをセミドライに仕上げた「生のドライフルーツ」と言うべき商品に仕上がっています。
パッケージを見せていただいたのは「彩り6種のミックス」。上品で銀座らしいおしゃれなパッケージで、ちょっとしたプチギフトにすると喜ばれそうです。
九州から出張で訪れた30代の女性がテイクアウトしていたのは、『PHILIPPE CONTICINI』。フランスの料理やスイーツを提案している人気ブランドです。やはりテレビなどの特集を見て気になったとのこと。
お目当てのお店以外も見て回ったところ、見応えはあったとのお話でした。また来てみたいですか?という質問には、テイクアウトしたものを食べて美味しかったらまたぜひ来たい!というコメント。
GSIXには他にもテイクアウトできる注目のスイーツが数えきれないほどあり、訪れた女性たちは皆さん、戦利品代わりに(もしくはメインターゲットとして?)さまざまなテイクアウトを楽しんでいるようでした。
- 「『辻利』というスイーツ店の、日本茶のソフトクリームがとても美味しかった。濃厚で独特の味わい、クセになるかも」(20代 介護)
- 「地下のケーキ屋さんが、すごくおしゃれな見た目で美味しそうなケーキがたくさんあった。ショコラケーキが美味しかったので、これから通って全種類食べてみたい。ソフトクリーム専門店もあって、目移りしちゃう」(20代 フリーター)
スターバックスで限定マグカップを手に入れた人も
スターバックスの手提げを持った30代の女性は、スターバックスの限定マグカップをお買い上げ。全国展開しているスターバックスの地域限定商品は知られていますが、GSIXでも限定のマグカップが販売されています。
この日は地方からコンサートのために上京したそうで、GSIXを訪れたのはなんと2度め。遠方から上京する方でも、お決まりのコースとしてリピートしたくなるような魅力がGSIXにはあるようです。
GSIXのスターバックスは“RESERVE BAR店”と呼ばれる限定店舗で、普通のスターバックスとは少し異なります。通常店よりも上級のコーヒー豆を使用していたり、ブラックエプロンのバリスタがいたりと、ワンランク上のおしゃれで大人な雰囲気を味わえるお店です。
この、スターバックスRESERVE BAR店を「GSIXの良かったところ、印象に残ったところ」として語ってくれた方が多かったことも、とても印象的でした。
- 「スタバが良かった。アート関係の雑誌を自由に読めて、しかもお酒も飲める。」(20代 劇団員)
- 「スタバとツタヤ(書店)がくっついていて雑誌や本を読みながらまったりコーヒーを飲めるんですよ。アート関係ばかりの本が大量に並んでいてびっくりした!おしゃれ!」(30代 OL)
ブランドの豊富さに魅入られた人も多数!
愛知県から旅行で訪れた女性は、テレビの特集を見て、気になるブランドを求めての訪問です。本日の戦利品はお財布とのこと。『サンローラン』の袋を見せてくれました。
これから三越など他のデパートも回って銀座を楽しむ予定の彼女。GSIXはブランドが豊富でとてもいいと感心していました。オープンから数ヶ月経ったので、少し人混みも落ち着いて見やすくなっているのも良かったようです。
この日、銀座の街では「過去にGSIXへ行ってきた」という方々からもお話を聞けましたが、オープン1ヵ月ぐらいの時期に訪れたという30代の主婦さんは「GSIXは広くて混んでいて時間がかかる」というマイナスイメージを率直に話してくれました。現状を知ったら、あらためてゆっくり楽しみたくなるのではないでしょうか。
ブランド関連について、当日ゆったりと見ることができたという声は他にもありました。
- 「CVALENTINOとかDiorとか好きなブランドが全部入っているので、見て回るだけで楽しい。しかもそれぞれのお店が広いからゆったり見られる」(20代 美容師)
- 「3階のブランド店が集結しているエリアがすごかった。おしゃれ好きならここをじっくり見て回るだけで一日楽しめると思う」(30代 芸能関係)
GSIXの魅力の根幹ともいえるファッションブランド関連。オープン当初の混雑にちょっと“げんなり”されてしまった方も、ぜひもう一度訪れて楽しんでみてください!
内装や屋上庭園も見どころのひとつ!吹き抜けオブジェも好評
ショッピングやグルメだけでなく、雰囲気を楽しみたいという人にも好評を博しているという点が、GSIXが他の複合商業施設とは大きく異なるところです。
30代の二人連れの女性が訪れた理由は「草間さんの、吹き抜けのオブジェがみたかった」から。GSIXの施設中央には大きな吹き抜けが作られていて、その天井には著名な前衛芸術家、草間彌生さんの作品が展示されています。
上から吊り下げられたまるできのこのようなパラソル型のオブジェは、下から見ると遥か上方でふわふわ浮遊しているように見え、上の階に進むと、距離が近くなって何か不思議な生物を間近で眺めているような気分を味わえます。
- 「草間彌生さん作の“ほおずき”みたいなオブジェがキモかわいかった。写真撮ってブログにも載せた」(30代 OL)
訪れた皆さんのなかには、まずはこのオブジェを記念に撮影、という方も多いようですね。
また、屋上庭園が印象に残ったという声も多く聞かれました。
- 「屋上庭園が良かった。端っこが見えないくらい広くて開放感があり、銀座の街並みも楽しめる。デートにおすすめ」(20代 音楽専門学校生)
- 「とにかく施設が大きい!Twitterに載せようと外観を撮ろうとしても、1枚で収まりきらないくらい。外国人のお客さんもいっぱいいたので、“銀座に遊びに来てる”という感じがした。あと屋上庭園は絶対行くべき」(30代 銀行員)
銀座の街を一望できるなんて素敵ですね。新たなデートスポットにもなりそうな予感です。
GSIXはオトナ女子に概ね好評!若い人には遠慮する声も?
- 「(テレビなどで)特集が多くてとにかく行ってみようとなった。次また行くかどうかは……ちょっと敷居が高いかな」(20代)
- 「次また来るかどうかは、ちょっとまだ早そう…。大人になってきてみたい!」(20代)
- 「一人では行かないと思う。誘われたら」(20代 営業)
20代の若い世代の人からは、ちょっとまだ早かったかも?とGSIXのラグジュアリーな雰囲気に遠慮しているような声もありました。GSIXの主なターゲット層は30代~60代とも言われていますので、ちょっと敷居が高いと感じても仕方がないのかもしれませんね。
- 「また来たい!広すぎて一回では見きれなかった」(30代OL)
- 「銀座にきたときは、時間があればまた行きたい」(30代銀行員)
- 「美味しそうなグルメがたくさんあったので、機会があればまた来たい」(30代主婦)
……と、30代の女性には概ね好評だったのが印象的でした。
ただ、とにもかくにも本日お話を聞けた「たった今GSIXに行ってきた人」「過去にGSIXへ行ったことがある人」は20代から30代、40代まで幅広くいらっしゃいました。その殆どの皆さんが、何かしらの好印象を語ってくれていましたので、GSIXはいろんな目的で訪れるさまざまな世代の多くを満足させてくれていると言っていいでしょう。
そういえば、銀座街頭で出会った若い方にはこんな方もいらっしゃいましたよ。
- 「一度一緒に行った母が気に入っていたので、多分また付き合わされる」(20代フリーター)
お母様は、40代~50代でしょうか?ぜひ付き合ってあげて、ご自身もGSIXの新たな魅力を発見してください!
用意した6つの設問の集計結果は?
2017年4月に鳴り物入りでのオープンを果たし、今や“銀座の顔”として確実に定着している「GINZA SIX (ギンザ シックス)」。このGSIXへ行ったことのある方々を中心に、6つの設問をお尋ねした結果は下記となりました。
GINZA SIXにはもう行った?
全43人中、30人が「行った」と答え、既に行ったことがある銀座Ladyが多数の結果に!取材後半は取材場所をGSIX周辺へと移したこともありますが、冒頭で記したように銀座駅周辺だけでも聞いた方の半数近くと、かなりの「行った事がある率」でした!
また、行ったことがないと答えた方のなかにも、「興味は持っている」「そのうち行きたい」という声が多くありました。
普段から銀座にはよく来ている?
ここからの以下の設問は「GSIXに行った事がある」「たった今行ってきた」という30人の銀座Ladyたちにお尋ねしました。
はい…12人 |いいえ…18人
「いいえ」の方の、この日銀座に来た理由にはまさに「GSIX目当て」という方がとても多く、GSIXをテレビや雑誌で知って、という方がほとんどでした。愛知や福岡から旅行で来られた方、またお仕事で出張中の方が「話のタネに」という向きも多かったのが印象的です。
GINZA SIXのどこが気になって、行くことを決めた?
- メディアでオープンを知って、施設観光目的…12人
- メディアで存在を知りつつ、「お目当ての買い物」があって…9人
- 知人、家族の付き合い…5人
- なんとなく、「銀ブラ」のついで…3人
- その他…1人
気になる「その他」は、意外にも「聖地巡礼」。椎名林檎さんファンの30代女性だったのですが、椎名林檎さんとトータス松本さんが出演するGSIXのプロモーションビデオを見て、「動画の場所を実際に見てみたい」と思われたのだとか。
GIZA SIXへは観光スポットとしての訪問が最多のようです。
GINZA SIXのどこが特に良かった?逆に悪いと感じたところは?
良かったところには「銀座っぽい雰囲気」「ここでしか買えないブランドや限定品」「美味しいグルメ」などに意見が多く集まりました。「屋上庭園」をベタ褒めされた方も6人と多数!
悪かったところを思いつかれた方は4人とごく少数でしたが、主に「広すぎる」ことと「混雑」に困惑されている様子でした。そしてこれらの意見を教えてくれた方は、いずれも「オープン当初や、ゴールデンウィークに行った」方々だったのが象徴的でした。
その他、銀座で好きなスポットはある?
三越、ロフト、東急プラザ、資生堂ビル、映画館、その他“銀ブラ”(並木通り、中央通り)など。
「三越」と答えてくれた3名のうちのお一人、20代のOLさんから聞けた「GSIXは三越よりレジャースポット感があって良かった」という感想が、とても印象的でした。
GINZA SIX利用客は、他の複合施設や大型デパートから流入しているようですね。
GINZA SIXにまた行きたいと思っている?
はい…23人 |いいえ(「機会があれば行くかも」含む)…7人
訪れた殆どの皆さんにとって、GSIXは「絶対にまた行きたい」魅力的なスポットだったようですね。「はい」の方々には、「広すぎて全てを見きれなかった」「食べたいグルメがあったけど今日はもうお腹いっぱい」という、“リベンジ関連”が多く聞けました!
銀座の新しい顔になりつつあるGSIXに行ってみよう
GSIXは新しい銀座の顔として、これからもますます進化していくのではないでしょうか。ラグジュアリー感が強いだけでなく、より多くのお客さんに来ていただいて賑わって欲しいという願いが、新しい銀座を作り上げているようです。
普段は銀座にあまり来ない人も訪れ、なおかつ、満足していたのが印象的でした。特別感がある銀座に、新しい層を引き込む魅力にあふれたGSIX。銀座に訪れた時に、足を運んでみてはいかがでしょうか。