公開日:2018/02/06
りんごダイエットで痩せない人は食べるタイミングに問題ありかも?一週間で結果が出るりんごダイエット法
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りんごダイエットを一度は経験したことがあるという人も多いでしょう。手軽にできて費用も安く済むため、取りかかりやすいダイエット方法です。しかし、効果は出たけどリバウンドしたという声が多いのが特徴。りんごダイエットのメリットとデメリットについて改めて見直してみましょう。
昔からあるりんごダイエット
りんごダイエットとは?
昔からあるりんごダイエット。このダイエット方法は、3日間ひたすらりんごだけを食べるという方法です。または、朝だけりんごにする、夜だけりんごにする、といった置き換えダイエットとして行う方法もあります。
りんごはいくつ食べてもよく、あとは水だけを飲むというダイエットです。食物繊維が豊富なりんごを食べ続けることで、腸内に溜まった老廃物を排出するデトックス効果を期待するものです。
りんごのカロリーは100g54kcalであり、1個で100~150kcal程度です。カロリーも抑えられるため、ダイエットになるとされ、非常に流行ったダイエット方法です。
りんごダイエットのメリット
りんごダイエットのメリットはりんごを食べるだけ、という簡単さです。りんごはどこにでも売っており、いつでも売っているため、すぐにでも始められます。費用もあまりかからないのもメリットでしょう。手軽に始められるのが、りんごダイエットのメリットです。
りんごダイエットの効果
3日間りんごだけを食べればよいため、簡単に聞こえますが、実際には大変なものです。りんご以外は食べられないため、飽きてしまうこともあるでしょう。りんごは噛み応えもあるため、顎が疲れてしまうというデメリットもあります。
しかし低カロリーで食物繊維が豊富なりんごダイエットは、体重を落とすことも可能です。ただし、3日間が終わると、たいてい食欲がとまらず食べ過ぎてしまい、リバウンドしてしまうという人が多かったといえます。
さらに栄養が偏ってしまうため、栄養不足になり、体が疲れやすくなったり、肌荒れを起こしたりすることもあります。りんごダイエットは効果的ではない、と印象づけられてしまったのは、このような理由からでしょう。
りんごダイエットは朝と昼と夜いつ食べるのが効果的?
3日間りんごを食べ続けるりんごダイエットは危険ですが、置き換えダイエットであれば、栄養不足のリスクは減ります。1日のなかで、1食だけ食事をりんごにするという方法はおすすめです。
朝りんごダイエットを行うメリット
朝、昼、夜のなかで、朝にりんごを食べるダイエットにはどのようなメリットがあるでしょうか?
ひとつは1日の始まりにりんごを食べることで、消化機能が高まり、代謝が促されるという点です。りんごは30分以内で消化されるため、消化活動の邪魔をせず、スムーズな排泄が行われるのです。
食物繊維も豊富なりんごを食べることで、腸が刺激され便通もスムーズになる点もメリットです。さらに、朝は水分が不足している状態です。りんごには十分な水分が含まれているため、水分補給になるのも、朝にりんごを食べるメリットです。
夜りんごダイエットを行うメリット
朝や昼は少しカロリーのあるものを食べても、起きて活動しているためカロリーを消化することができます。しかし夜は寝るだけであるため、高カロリーの食事は脂肪になりやすいです。
低カロリーのりんごを食べるだけなら、カロリーを気にする必要がありません。咀嚼して食べるため満腹中枢も刺激されやすく、食べ過ぎることもないでしょう。
または、夜りんごだけだとお腹がすいて眠れないという場合は、夕食の前にりんごを食べることで夕ご飯の量を減らすことができます。
りんごダイエットのおすすめのタイミングは?
朝も夜も、どちらもメリットがあります。便秘を改善したいのであれば朝、夕ご飯が遅くなることが多い人は夜がおすすめです。自分のライフスタイルに合わせて、適したタイミングで行うといいでしょう。
ただし、昼も夜もりんごだけ、というダイエットは栄養不足になり、リバウンドしやすいため、りんごだけの食事は1日1食のみにすることをおすすめします。
りんごダイエットは正しく食べれば一週間で結果は出る!
リバウンドしやすいといわれ、そのためにダイエット効果が期待できないといわれているりんごダイエットですが、正しい食べ方をすれば効果は期待できます。早ければ一週間で効果が出る人もいるでしょう。りんごダイエットの正しい方法を紹介します。
りんごダイエットは無理をしないことが大事
りんごダイエットで大切なのは、無理をしないことです。りんごは食物繊維が豊富で、カリウムやポリフェノールも含まれています。しかし、すべての栄養素を摂れるわけではないため、りんごだけを食べ続けていると、栄養不足になります。
栄養が不足すれば、筋肉がなくなり、脂肪がつきやすい体になります。りんごだけしか食べないというダイエットをしていれば一週間も経たずに体重は落ちるでしょう。しかし、その後は脂肪を吸収しやすくなっているため、太りやすくなります。
水分をしっかり摂る
りんごだけでは水分不足になります。人間は食事からも水分を摂取しているからです。水分不足になると、血行が悪くなり、代謝も落ちてしまいます。その結果、痩せにくくなってしまうため注意が必要です。水分はいつもより意識して飲むようにしましょう。
りんごだけでは不足しがちな栄養素を摂る
栄養価の高いりんごでも、タンパク質と脂質は摂取できません。鶏のささみや納豆、豆腐、チーズやナッツなどで、タンパク質と脂質を摂るようにしましょう。
また、りんごダイエット効果を高めるには、皮ごと食べることがおすすめです。ダイエットに効果的なペクチンとポリフェノールは皮に多いのです。
焼きりんごで効果アップ
りんごを焼くことで、ダイエット効果が高まるといわれています。その理由は、りんごに含まれる食物繊維のペクチンとポリフェノールの効果が高まるからとされています。ペクチンには善玉菌を増やす働きがあり、ポリフェノールには抗酸化作用があります。
それらの栄養素は皮に多く含まれているため、焼くことで皮も食べやすくなるというメリットもあります。
作り方は、りんごの芯をくり抜き、ラップをして4分ほどレンジで加熱するだけでできあがります。
極端なりんごダイエットはリバウンドするといいますが、無理のないようにすれば、りんごもダイエットに適した食材です。正しい方法で健康的なダイエットを目指しましょう。