公開日:2018/02/19
「その虫歯が口臭の原因かも…」痛いだけじゃない虫歯のリスクとは
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口臭は、清潔感や印象に大きなマイナスイメージを与える恐れがあります。
厄介な口臭を引き起こす原因の1つに虫歯があげられることをご存知でしょうか。
なぜ虫歯が口臭を引き起こすのか、口臭予防につながるオーラルケア方法とあわせてチェックしましょう。
虫歯と口臭の関係
なぜ虫歯があると口臭が悪化するのか、その理由やメカニズムをご紹介します。
≪虫歯には食べかすが詰まりやすい≫
虫歯には食べかすが詰まりやすいため、細菌が繁殖しやすいです。その細菌が臭いのきついガスを発生させるようになり、それが口臭の原因となるのです。
歯磨きをきちんとしていても、虫歯の穴に歯垢が残ってしまいやすいので注意が必要です。
≪神経の腐敗によって悪臭がする≫
虫歯が進行すると歯の神経が腐敗し、強い臭いを発するようになります。
しかも神経が死ぬと痛みを感じられなくなるため、口臭の原因に気づけないことがあります。
虫歯による口臭を防ぐためには口内を清潔な環境に整える2
虫歯による口臭を予防するための対策を6つおさえておきましょう。
≪まずは虫歯の治療をする≫
虫歯は口臭の原因になるため、まずは虫歯の治療を行うことが第一です。
たとえ痛みを感じなくても、歯科医院の定期検診に通ってこまめにチェックしましょう。
最近では歯を削らずに治療できるケースもあるので、早め早めに歯科医院に行くことをおすすめします。
≪歯石を除去する≫
歯石とは、歯垢が石灰化して固まったもの。
この歯石にも細菌が付着しやすいため、口臭の原因になります。
歯石を放っておくと虫歯もできやすくなるので、定期的に取り除くことが大切です。
ただし歯石は硬く、自分で取り除くのは困難なので、歯科医院で除去してもらいましょう。
≪デンタルフロスを使用する≫
デンタルフロスを使うことによって、歯磨きでは取り除けない歯間の食べかすまで取り除くことができます。
虫歯の予防にもなるので、歯磨きと併用することをおすすめします。
≪だらだら食べをしない≫
甘いものをだらだら食べ続けていると、口の中が常に酸性になり、虫歯ができやすくなります。
デザートは食後だけにしたり、間食後もすぐに歯を磨いたりなどして、口臭を引き起こす虫歯を予防しましょう。
≪ガムを噛む≫
ガムを噛むと唾液が分泌されて、乾燥による口臭を防ぐことができます。
砂糖が入っていると虫歯菌のエサになってしまうので、砂糖不使用のキシリトールガムを食べることがポイントです。
≪水分をこまめに摂る≫
体内の水分が不足すると唾液の分泌もスムーズにできなくなります。
こまめに水分を摂って、口臭の予防につなげましょう。
虫歯を作らないことが口臭予防の第一歩
虫歯は痛いだけでなく、口臭の原因にもなってしまう恐れが高いです。
いくらオシャレをしても、口臭があることで印象がマイナスになってしまっては勿体ありません。この機会に、普段の食べ方を見直したり口内環境を整えたりしてみてはいかがでしょうか。虫歯がなければ食事が美味しくいただけるだけでなく歯を見せて笑うことも苦ではなくなります。
爽やかな息を手に入れて、自身のイメージアップを図りましょう。