公開日:2017/05/26 

朝派の人も必見!知っておきたい夜のお風呂の良い効果!

お風呂を朝に入ること、夜に入ることのメリット・デメリットを知って、快適なお風呂の時間を過ごしませんか?
お風呂は朝派という人も、夜にお風呂へ入ることで得られる良い効果に目を向けてみましょう。

朝風呂のメリットと2つのデメリット

お風呂を朝に入るメリットは?

朝にお風呂へ入ることで得られる良い効果についてご紹介します。

朝風呂は目が覚めてスッキリする

朝にお風呂へ入ると、目を覚ます作用のある交感神経が刺激され、目覚めが良いと感じます。

また、40℃以上のお湯で身体が温かくなると、血流が良くなり血圧も上昇するので、目覚めやすくなるという効果があります。

眠気が解消されるので、通学や出勤に行く女性には、朝のお風呂が良いでしょう。
朝のお風呂は、40℃以上のお湯に短い時間浸かると効果的です。

お風呂を朝に入る2つのデメリット

朝にお風呂へ入ることによる身体への悪い効果も合わせてご紹介します。

朝風呂は脱水症状や脳出血を起こす場合がある

お風呂に入ると血流が良くなるのですが、朝は水分補給をきちんと整えてからお風呂に入らないと、脱水症状を引き起こしてしまいます。

さらに、朝風呂は40℃以上のお湯が良いとお伝えしましたが、血管が血圧の上昇についていけずに、脳出血や心臓発作を引き起こす危険性があります。

特に高血圧や心臓が弱い人の朝風呂は、悪い効果を引き出す可能性が高いので注意してください。

冬など体が冷えている際は、温かいお風呂へ入ると急激に血圧が上がって危ないため、足先から徐々に体全体を温めてから朝お風呂へ入りましょう。

朝のシャンプーは髪を傷めてしまう

頭皮の皮脂膜は紫外線から髪を守ってくれる役割があるのですが、皮脂膜はシャンプーをすることによって、はがれ落ちてしまいます。

8時間程度で皮脂膜は再生されるので、夜に髪をシャンプーで洗った場合は、朝には皮脂膜が再生して髪を保護してくれます。

しかし、朝シャンプーをしてから外に出ると、皮脂膜がはがれ落ちて髪が保護されていない状態で紫外線をあびることになるので、頭皮や髪を傷めてしまうのです。

夜にお風呂へ入る3つのメリット

お風呂を夜に入るメリットは3つ!

夜のお風呂に入ることの重要なポイントは、疲れの原因となる乳酸が減少することにあります。
乳酸が減少することで得られる、夜風呂のメリットをご紹介します。

夜のお風呂は疲れを癒してくれる

夜にお風呂へ入ると全身の血行が良くなるため、疲れの原因である乳酸が減少して、疲れを根本からとりのぞくことができます。

朝風呂の人より体臭が軽減される

体臭の原因となる汗の成分アンモニアは、乳酸の数と比例するため、夜お風呂に入らないと体内に乳酸が溜まって、体が臭くなってしまいます。

夜お風呂に入って乳酸の数を減らすと、朝の体臭を抑えることができ、寝具が臭くなることも防ぎます。

夜に入浴すると熟睡できる

前述したとおり、夜にお風呂へ入ると乳酸が減って疲れがとれるので、体のだるさがなくなり熟睡することができます。

お風呂を夜に入るデメリットはない?

実は、夜のお風呂に入ることのデメリットは大きなものはありません。
敢えてお答えするなら、夜お風呂に入ったあと身体を温めてあげないと、湯冷めして風邪を引いてしまうということです。

ただし、風邪に関しては朝お風呂に入る人にも言えることなので、お風呂を夜に入る人だけのデメリットとは言えません。

リラックスできる夜のお風呂の入り方

夜のお風呂はこうして入るのがおすすめ!

シャワーは身体の表面だけしか温めることができないため、38℃程度のお風呂にゆっくりと30分以上つかり、芯から体を温めてあげましょう。

38℃の温度は副交感神経を活発化し、身体のこわばりや緊張していた筋肉がほぐれてリラックスできるので、夜のお風呂に適した温度です。

のぼせやすい人は、心臓に負担をかけずにゆったりと入れる半身浴がおすすめです。

夜のお風呂はいつ入ればいい?

寝る2時間前に夜のお風呂をすませるのが、良い睡眠をうながすのでおすすめです。

なぜ寝る2時間前にお風呂に入るのが良いのかというと、夜のお風呂で身体を温めて体温を上昇させ、お布団に入るときに体温が下がるようにすれば、熟睡できるからです。

夜のお風呂でリラックスする方法

夜のお風呂のリラックス効果をより高める方法を4つご紹介します。

◆入浴時に取り入れたいこと
  • 入浴剤を入れる。
  • アロマキャンドルを灯す。
  • 音楽をかける。
  • マッサージをして体をほぐす。

好きな香りや音楽などを入浴時に取り入れれば、心が穏やかになりリラックスすることができます。

また、アロマキャンドルは香りだけでなく、小さく揺れる炎を目にすることで安らぎを与えます。

入浴時にマッサージをすれば、体の凝りがほぐれ血流がよくなり、さらに疲れをとることができます。

美肌になれるお風呂の入り方

お風呂の入り方を変えるだけで、ヒートショックプロテインが増加し、美肌効果を引き出すことができます。

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、熱による刺激で増えるタンパク質のことで、免疫力を高めて肌をきれいにする効果があります。

◆HSPを増やして美肌になる入浴方法
  1. 40℃のお風呂に20分間浸かる。
  2. 41℃のお風呂に15分間浸かる。
  3. 42℃のお風呂に10分間浸かる。
  4. お風呂から上がってタオルで体を20分程度保温する。

美肌効果があらわれるのは、ヒートショックプロテインを行って2日後が目安で、週に2回行うのがポイントです。

お風呂は朝よりも夜に入るのがおすすめ!

疲れてる夜はすぐに眠りたいからと、お風呂を朝に回す人もいるでしょう。
しかし、疲れている人ほど、お風呂は夜に入るのがおすすめです。

夜のお風呂をおすすめする理由は、疲れのもととなる乳酸を減らし、熟睡を促して体をしっかりと休めることができるからです。

夜にお風呂へ入ることを習慣づけ、寝汗をかいた日や、しゃきっと目覚めたい日に朝風呂をすると、両方のメリットを活かせます。

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