公開日:2017/05/25 

チアシードはダイエット中の強い味方!オススメの取り入れ方とは

今、ダイエットしたい女性の間で『チアシード』が注目を集めいています。スーパーフードとも呼ばれるチアシードの、人気の秘密とは何でしょうか?

ダイエット効果から、おすすめの摂取方法、おいしいレシピまで、その魅力を紹介します。

ダイエットする人の味方、チアシードとは

チアシードは、ダイエッターの強い味方として、テレビや雑誌などのメディアでも話題になっています。しかし、「名前は聞いたことあるけれど、実はよくわからない」という声も多いようです。

そこでまず、チアシードとは、どのような食べ物なのかを見ていきましょう。

南米産のシソ科の植物の種

チアシードとは、メキシコを始めとする、南アメリカに古くから伝わるシソ科の植物『チア』の種子です。

見た目はゴマによく似ていますが、ゴマよりはひと回り小さめです。ゴマとは違って、味や匂いはなく、食感もプチプチとしています。

ブログでも注目されるスーパーフード

チアシードが海外で注目され始めた時期は、1990年代です。栄養価の高いミラクルフードとして、メディアで取り上げられたことをきっかけに広まっていきました。日本でも2006年頃に、第1次チアシードブームが訪れています。

第2次チアシードブームは2015年、「ミランダ・カーがダイエット食として愛用している」との情報が流れたことで始まりました。

その後は、国内の芸能人やモデルがチアシードの効果をブログで紹介し、メディアや口コミを通じて、多くのダイエッターにチアフードの優れた効果が伝わっていきました。

現在では、芸能人やモデルだけではなく、一般人のブログでも、チアシードによるダイエット・美容効果がたくさん紹介されています。

どこで買える?

チアフードの購入が可能な場所は、主に以下の通りです。

  • ネットショップ
  • スーパーマーケット
  • ドラッグストア
  • メーカーの公式サイト

最も手に入れやすく豊富な種類から選べる購入先が、『Amazon』や『楽天』などのネットショップです。輸入食材や健康食品を取り扱うスーパーマーケットに置いてあることも多いので、近隣にこのようなスーパーがあれば、ネット販売よりも手軽に早く購入できるでしょう。

最近は、大手ドラッグストアの健康食品コーナーでも目にする機会が増えました。また、メーカーの中には、公式サイトでオンライン販売をしているところもあります。

定期購入割引など、さまざまなサービスを提供しているメーカーも多いので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

チアシードがダイエットに最適な理由

チアシードが注目されるようになった理由は、ダイエットに最適な食物であると考えられたからです。チアシードのどのような点がダイエットに向いているのか、具体的に見ていきましょう。

腹持ちがよい

チアシードのひとつめの特徴は、『水に浸した時の膨張率が非常に高い』ということです。チアシードは通常、小さな粒状ですが、水に浸すとその体積は約10倍に膨れ上がり、プルプルとしたゲル状の膜を張ります。

このゲル状の膜が消化吸収にかかる時間を延ばし、腹持ちをよくしてくれるのです。

食物繊維が豊富

チアシードの周囲にできるゲル状の膜の正体は、グルコマンナンです。グルコマンナンと言えば、こんにゃくにも含まれている食物繊維として有名でしょう。ダイエット中は、食事制限や栄養の偏りから、便秘に悩む人も多くいます。

チアシードの食物繊維は、そんなダイエッターたちに、腸内環境の改善をもたらします。

不足しがちな栄養を補い若々しさも保つ

チアシードが持つ栄養素の中でも、特に注目をされているのが、『α-リノレン酸』と『必須アミノ酸』です。どちらも体内で作ることができない栄養成分で、現代人に不足しがちな栄養素と言われています。

α-リノレン酸は、生活習慣病の予防に良いとされるEPAや、脳の発達に関係すると話題になったDHAを体内で生成する栄養素です。

必須アミノ酸は、筋肉の増強や疲労回復をはじめ、人体にさまざまな影響を与える栄養と言われています。チアシードに含まれる必須アミノ酸は全9種類中8種類です。

チアシードからは、ミネラルやビタミンB群など、美容と健康のために積極的に取り入れたい栄養素も摂取できます。チアシードが「奇跡の食材」と呼ばれるのも納得ですね。

失敗しないダイエット向けチアシードの食べ方

美容と健康のためによいチアシードですが、ダイエットを成功させるには食べ方のコツがあります。そのコツとは、いったいどのようなものでしょうか。

チアシードの種類

一般的に、チアシードと言えば黒っぽいチアシードを指しますが、実はチアシードにはもう1種類、『ホワイトチアシード』も存在します。ホワイトチアシードとは、白黒が混ざった種子の中から白い粒だけを取り出した希少価値の高い種です。

通常のチアシードとホワイトチアシードの違いは膨張率です。通常のチアシードの膨張率は8~10倍程度ですが、ホワイトチアシードの膨張率は、10~14倍ほどあると言われています。

膨張率が高いということは、腹持ちもよくなるというわけです。そのため、置き換えダイエットにはホワイトチアシードの方が好まれています。

ダイエットに成功する食べ方と量

チアシードのカロリーは、100gで約500kcalもあるので、食べ方と量に気を付けなくてはいけません。

ダイエット食として食べるのなら、腹持ちをよくするため、水に浸すようにしましょう。40°C以上のお湯は、栄養成分が壊れてしまうのでNGです。

水に浸しておく時間はお好みで、「30分程度」という人もいれば「冷蔵庫で12時間以上」という人もいます。

メーカーの説明に目安時間が書かれていれば、それを守るようにしてください。摂取量は乾燥状態で1日あたり10gが適しています。スプーンにすると約1杯分です。

食べるタイミング

チアシードを食べるタイミングは、食事のおよそ30分?1時間前がよいでしょう。なぜなら、人が満腹感を得られるまでには、30?1時間ほどかかるからです。

チアシードを食べて満腹感を得ることで、その後に食べる食事の量を減らすことができます

毎食ごとに摂取してもかまいませんが、カロリーオーバーに注意してください。

チアシードダイエット用ドリンクレシピと飲み方

チアシードは無味無臭なので、さまざまな料理やドリンクに利用できます。ここでは、朝の忙しい時間でもサッと飲むことができる、ドリンクのレシピを紹介します。

スムージーにあわせる

チアシードダイエットをしている人の間で、人気の高い方法が、『スムージーに混ぜて飲む』方法です。スムージーなら野菜や果物の栄養分が手軽に摂取できるので、忙しい朝でも時間に余裕が生まれます。

スムージーのとろみとチアシードのプチプチした食感により、満腹感だけではなく満足感が得られる点も魅力です。野菜が苦手な人は、はちみつを少し足すと飲みやすくなります。

チャイに入れる

ティータイムにチアシードを食べるなら、チャイに入れてみてはいかがでしょうか。用意する材料は以下のとおりです。

  • 水:200ml
  • 紅茶の茶葉:大さじ1~2
  • 牛乳:200ml
  • スパイス(カルダモン・シナモン・ジンジャーなど):適量
  • はちみつ:適量
  • 水に浸しておいたチアシード

作り方は簡単です。鍋に水と茶葉を入れて沸騰させ、沸騰したら「牛乳・スパイス・はちみつ」を入れて再沸騰したら火を止めます。その後しっかりと冷ましてから、チアシードを入れて出来上がりです。

チャイを作る時間がない場合は、市販のミルクティーに入れてもおいしく飲めますよ。

手軽にチアシードダイエットを始めてみよう

ダイエットをするなら、ただ痩せるだけではなく美しく痩せたいですよね。

チアシードをダイエットに上手く取り入れることで、今よりもさらに美しく健康的なボディを手に入れることも夢ではありません。

手軽さが魅力のチアシードダイエット、皆さんも今日から始めてみませんか?

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