公開日:2017/06/15
ダイエット中もコンビニおやつは大丈夫!?賢い間食で効果アップ
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ダイエット中のおやつは、必ずしもNGではありません。コンビニのおやつでも賢い選択をすれば、不足する栄養素を補ったり、ダイエット中のドカ食いを抑えたりすることが可能です。
コンビニで購入できるおすすめのおやつと、食べ方のポイントを解説します。
目次
ダイエット中にコンビニおやつは食べてもいい?
ダイエットを成功させるコツは、消費カロリーを増やし、摂取カロリーを抑えることです。3食におやつを加えたら、当然摂取カロリーは増えてしまいます。
ダイエット中にコンビニおやつは、絶対にNGなのでしょうか?
3度の食事のみがベター
ダイエット中は、3食の食事のみがベターです。
しかし、『3食+おやつ』の総カロリーが、設定している1日の目標カロリー内で収まるのであれば、おやつを加えても問題はありません。
ダイエット中は、「食べたいのに食べられない」というストレスが溜まります。ドカ食いに走り、長続きしない人が多いのも事実です。
おやつというご褒美を適度に取り入れることで、ダイエットを楽しく続けることができるかもしれません。
おやつを食べるルールを決める
ダイエット中に間食をするときは、ルールを決めておきましょう。特に『何を、いつ、どのくらい』がとても重要で、ルール以外の間食はしないようにします。
ここはあえて『好きなもの』を食べるのではなく、ダイエットをサポートするものを選びましょう。
そのためには、おやつのおおよそのカロリーや含まれている栄養素についても把握しておく必要があります。
ダイエット中のコンビニおやつのルール
コンビニには、たくさんのおやつがありますが、何を選べばよいのでしょうか?また、食後におやつをまとめて食べるべきなのか、時間を空けるべきなのかも迷うところでしょう。
まずは、以下の3つのルールに従って、『ダイエットに適切なおやつ』を考えてみましょう。
おやつを食べるタイミング
昼食と夕食の間が8時間以上開く場合は、おやつを適度に食べることで、夕食時の食べ過ぎを防ぐことができます。『15時のおやつ』といわれるのは、実は理にかなっているのです。
逆に、食後すぐのデザートは、血糖値が上がり、脂肪が蓄積しやすいため、食後3~4時間をおやつの時間と決めましょう。
また、夜のおやつは基本的にNGです。
寝る前に食べると、胃腸が休まらず睡眠の質が落ちてしまいます。活動によるエネルギーを消費しないため、食べた分は脂肪に変わってしまうでしょう。
1日で摂取してよいカロリー内のおやつを選ぶ
おやつを食べるときは、1日の摂取カロリー内に収まるように調節することが大切です。
おやつの目安は100~200kcalが理想です。これは、およそバナナ1本分、またはゆで卵1個半、プロセスチーズ1個半に相当します。
おやつを食べるなら、食事のカロリーを少し控える、カロリー分だけ運動するなど、全体のバランスを見て調節するようにしましょう。
ダイエットに効果的な栄養を含むものを選ぶ
ダイエットで大切なのは『健康的に減量すること』です。特に食事においては、カロリー調節をしながら、体に必要な栄養素はしっかり摂らなければいけません。
栄養が不足すると、肌や髪にツヤがなくなる、便秘になる、活力が出ないといった弊害が起きてしまいます。
ダイエット中は食事の量が減る分、栄養素の選択がより重要になるのです。
コンビニおやつでも摂れるダイエット中の栄養素
通常、おやつは食事と食事の間の空腹を満たすものと考えられています。
しかし、ダイエット中は「足りない栄養素をおやつで補う」という考えを持ってみましょう。
コンビニにあるおやつで摂りたい3つの栄養素を紹介します。
タンパク質
食事制限ダイエットで不足がちになるのが『タンパク質』です。ダイエットをする人は、タンパク質や糖質を極端に減らす傾向があります。
タンパク質が不足すると、当然、筋肉量が減ります。するとエネルギー代謝が落ち、カロリーを控えめにしていても脂肪が蓄積されやすくなるのです。
逆に、良質なタンパク質を摂取していると、脂肪が燃焼されやすくなり、リバウンドしにくい体を作ることができます。
タンパク質を多く含むコンビニ食材には、次のようなものがあります。
- チーズ
- 鶏肉
- 卵
- 大豆製品
- ヨーグルト
- 魚肉ソーセージ
これらをおやつとして摂取するときは、含まれている塩分の量にも注意しましょう。
ビタミン
ビタミンは、体を作る補助的な役割を担っています。たとえば『ビタミンB群』には、糖、脂肪、タンパク質の代謝を助け、細胞の健康を維持する力があります。
お馴染みの『ビタミンC』は、コラーゲンの生成に不可欠な栄養素で、高い抗酸化作用を持ちます。
また、『ビタミンE』は、血流促進効果や細胞を若々しく保つ効果があるので、女性には特におすすめといえるでしょう。
ダイエット中は、食事のバランスが偏りがちになり『ビタミン不足』に陥ることがあるため、適量のおやつで補うとよいです。
ビタミンCはフルーツ、野菜に多く、ビタミンEはナッツ類などに多く含まれています。ビタミンは、この他にもまだまだ多くの種類があります。
食物繊維
『食物繊維』は野菜や果物に多く含まれています。低カロリーでかさがあるため、ダイエット向きの食材です。
また、大腸のぜん動運動を促すことで排便をサポートする働きもあります。
ダイエット中は食事の量が減り、便秘になりがちです。食物繊維を積極的にとり、排出をしっかり促しましょう。
食物繊維が多く含まれるコンビニ食品には、次のようなものが挙げられます。
- ドライフルーツ
- こんにゃくゼリー
- 寒天
- 干し芋
- 干し柿
- プルーン
- えだまめ
- アーモンド
- 小豆
このようなおやつを選ぶときは、含まれている糖分の量に気を付けましょう。
ダイエット中に選ぶべきコンビニおやつ
コンビニには、おつまみ系からスイーツ系までさまざまなおやつがあります。ポイントは、『少量でも食べ応えがあること』と『栄養があること』です。
ダイエットに必要な栄養素を踏まえ、具体的にどんなおやつがよいのかを見ていきましょう。
少量パッケージを選ぶ
大袋入りのおかしは、一度開けると、手が止まらなくなってしまう危険性をはらんでいます。開封後の品質の劣化も懸念され「どうせ開けたのだから…」という気持ちにさせてしまうのです。
ダイエット中は、小分けになっているものか、1度で食べきれる少量パッケージのものを選びましょう。
個包装ごとのカロリーが表示されているものであれば、なおよいでしょう。
オススメはナッツ
『ナッツ』は、栄養価が高く、美肌効果のあるビタミンEや、疲労回復や肌荒れによいビタミンB群、コレステロールを抑制する不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。
高カロリーなのは事実ですが、良質な脂質で構成されているので、脂肪として蓄積されにくく、逆に肌や髪の毛のツヤやハリをよくしてくれるメリットがあります。
少量でも食べ応えがあり、ダイエット中のおやつとしては優秀です。ナッツにはさまざまな種類があります。
- アーモンド
- クルミ
- ピスタチオ
- ピーナッツ
- ヘーゼルナッツ
これらがバランスよくミックスされた個包装のものが理想です。
たまにはダイエット中のコンビニおやつもOK
ダイエット中の間食は避けた方がよいですが、ストレスが溜まり、反動でドカ食いに走る場合も考えられます。
大切なのは、低カロリーのものや栄養があるものなど、自分に最適なおやつを選ぶことです。
コンビニにはさまざまな種類のおやつがあります。どうしても我慢出来ない時は、適度におやつを取り入れ、辛いダイエットを乗り切りましょう。