公開日:2017/06/15 

肌と体の中をキレイにする!コラーゲンドリンクの効果とは

肌や体の中をキレイにしてくれる成分として注目されている、コラーゲンを手軽に摂れるコラーゲンドリンク。選ぶのに困ってしまうほどたくさんの種類がありますが、どれを選べばよいのでしょうか?その魅力と選ぶポイントをご紹介します。

肌をキレイにし、体にもよいコラーゲン

コラーゲンは体を構成するタンパク質

そもそもコラーゲンとは何かというと、元々体内にあるタンパク質の一種です。しかも体内のタンパク質の約3割を占めるほど、欠かせない成分なのです。

4割は肌に存在し、あとは骨や軟骨、血管、内臓にも存在して、体の弾力性を保っています。コラーゲンは年を取るとだんだん減ってきてしまうのですが、そうすると体のしなやかさが失われていきます。

コラーゲンが減ることで関節のスムーズな動きも妨げられるので、お年寄りの中には関節の痛みを訴える人も。骨の生成にも芯となる存在のコラーゲンが必要なので、コラーゲンが減ることで、骨ももろくなってしまいます。

肌の弾力性を左右しているのもコラーゲン

コラーゲンの多くは皮膚に存在し、肌の真皮内でネット状になって細胞と細胞をつなぎ合わせているので、肌の弾力性が保たれています。加齢と共にコラーゲンが減ってくると、こうした肌のハリが失われてしまい、たるみやしわとなって現れるのです。

コラーゲンは髪や爪の健康も保つ役割があるので、コラーゲンが不足すると、髪が細くなったりぱさついたり、爪がもろくなったりするなど不具合が発生しがち。

最近、関節が固くなったと感じたり、肌だけではなく体全体の潤いやハリが失われたような気がしたら、それはコラーゲンが不足しているサインかもしれません。

コラーゲンドリンクの効き目に再注目

以前はコラーゲンを多く含む食品を食べたり、サプリメントで摂っても、アミノ酸やペプチドに分解されてしまい、あまり効果はないとされていました。

しかし近年の学会で、コラーゲンペプチドを口から摂取することで「肌の弾力や水分量がアップした」「シワが減った」など嬉しい効果を期待できることが発表されました。さらに、コラーゲンペプチドの一部はそのまま血中に取り込まれることもわかり、細胞を活性化させるうえでも有効的といわれています。

引用元:【医師監修】最大限の効果を得るには?コラーゲンドリンクの正しい選び方 | スキンケア大学

ところが分解されたコラーゲンが、全量ではないですが再度コラーゲンに合成されるということで、ペプチドでのコラーゲン摂取が再注目されています。その際手軽で有効な手段として、コラーゲンドリンクが脚光を浴びているのです。

コラーゲンドリンクを選ぶポイント

コラーゲンをドリンクで摂るメリット

コラーゲン不足を解消する方法として注目されているのが、コラーゲンドリンクです。

コラーゲンを経口摂取するには、コラーゲンを多く含む食品を摂る必要がありますが、鶏手羽先のようにしょっちゅう食べるとカロリーの摂り過ぎになってしまうものや、すっぽんやふかひれなど高価な食品も多いです。

このように食品だけで摂ろうとするとなかなか大変なため、サプリメントやドリンクで摂ることが流行しているようです。

特にコラーゲンドリンクは、1本の中に1日に必要なコラーゲンが含まれているので、パウダー状のコラーゲンやサプリメントのように、量を気にする必要がないのも人気の理由かもしれません。

他の気になる成分も一緒に摂れる

コラーゲンドリンクを飲むメリットには、その他の美容成分も一緒に摂れることもあります。何が含まれているかはメーカーによって異なりますが、概ね女性をターゲットにした商品なので、肌によいといわれる成分がほとんどです。

例えば表皮の角質層にあり、細胞間脂質の1つであるセラミド。真皮にあり、コラーゲンなどの間を埋めている、ムコ多糖類の1つであるヒアルロン酸。皮膚や軟骨などにある成分で、保水力が高いプロテオグリカン。アミノ酸の1つで、肝臓の働きを助けて疲労回復にもよいオルニチンなど。

これらの成分も一緒に摂るには、さまざまな食品を食べなければならないところ、ドリンク1本で済むという手軽さが魅力といえるでしょう。

コラーゲンの含有量をチェックしよう

コラーゲンドリンクを選ぶにあたり、気にしたいのがコラーゲンの含有量です。

1日のコラーゲン摂取目安量は5~10g、さらに女性が食事などで摂取できる平均は1.9g(1,900mg)程といわれています。実際の食事内容にもよりますが、最低でも不足分の3~8g(3,000~8,000mg)をクリアできるものがオススメです。

引用元:【医師監修】最大限の効果を得るには?コラーゲンドリンクの正しい選び方 | スキンケア大学

含有量が少ないドリンクは価格も手ごろですが、十分な効果を上げるためにはある程度の量が必要で、価格にも反映されがちです。

もっと効果を!コラーゲンドリンク

衰えがちな肌のハリがペプチドで向上

コラーゲンドリンクを飲むにあたり、気になるのがペプチドという存在です。これはコラーゲンを酵素分解して小さくしたもので、体の中のコラーゲン生成を促す作用があります。

コラーゲンを摂取しても分解されてアミノ酸になってしまい、一部しか再度コラーゲンにならないといわれてきましたが、ペプチドの場合は全部分解されずに血液によって運ばれ、体の中の弾力性を保つために働いてくれるとされています。

このようにコラーゲンペプチドを摂ると肌の弾力性アップに貢献してくれそうですが、効果を維持できるのは1日といわれています。つまりコラーゲンペプチド入りドリンクは、毎日飲むことが望ましいということです。

値段と比例している?コラーゲンの効果

コラーゲンドリンクは価格もまちまちで、何を基準に選べばよいのか迷うところ。まずは動物由来のコラーゲンより吸収率が期待できる、魚由来のコラーゲンを選びましょう。あとはコラーゲンの含有量が充分であるかによっても、価格は変わってきます。

また、ビタミンCを一緒に摂取するとコラーゲンが体内で作られる率がアップされるとのことで、ビタミンCが含まれているかどうかも気にしたいものです。

ビタミンC以外にも肌や健康によい成分が含まれているとうれしいおまけのように感じますが、あくまでもコラーゲンを摂ることが主目的。1番気にしたいのは、やはりコラーゲン含有量かもしれませんね。

効く?効かない?コラーゲンドリンク最前線

かつてはコラーゲンを経口摂取しても、分解されてしまうので意味がないとされてきましたが、最近は効果があったという報告が上がっています。

2009年には、1日5gのコラーゲンペプチドを4週間摂取することで、30歳以上の被験者に肌の角質の水分量上昇が見られました。 2014年には、1日5g、もしくは2.5gのコラーゲンペプチドを4週間摂取することで、45歳~65歳の被験者のシワ改善がみられました。

引用元:【医師監修】「効果がない」は嘘だった!知っておきたいコラーゲンドリンクの本当の効果 | スキンケア大学

コラーゲンドリンクには、主にこのペプチドとなったコラーゲンが含まれているので、ドリンク摂取にも期待が持てそうです。

食品よりも効率がよいコラーゲンドリンク

  • 食品では摂りきれないコラーゲンを、ドリンクなら効率よく摂取
  • コラーゲンドリンクならペプチドで摂れるので肌や健康に効果的
  • 選ぶ際は何から作られているかと、コラーゲンの含有量を基準にして

コラーゲンを食品で摂ることはカロリーを取り過ぎたり、高価だったりとなかなか難しいものです。

しかしコラーゲンドリンクなら、肌の弾力性を増すよう働きかけるペプチドで摂取できて効率的。より良いドリンクを選んで、体の中からキレイに。

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