公開日:2017/05/14  最終更新日:2021/05/26

大人の乾燥肌の保湿にベビーオイルはおすすめなの?

大人の乾燥肌にもベビーオイルがおすすめという話も耳にします。実際のところはどうなのでしょう。ここでは乾燥肌、ベビーオイル、そしてベビーオイルの活用方法を紹介します。

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そもそも乾燥肌とは?

どうして乾燥肌になるの?

乾燥肌には保湿が必要とよく言われますが、肌に潤いがなく、かさかさの状態の肌が乾燥肌と呼ばれています。生まれつきの乾燥肌の人もいますが、多くの人は間違った肌ケア、ストレス、生活環境といった後天的な何らかの要因で乾燥肌になってしまっています。

乾燥肌は水分不足だと思われていますが、水分不足だけが乾燥肌になってしまう原因ではありません。加えた水分を肌に維持させていく状態が保湿といいます。水は蒸発してしまう液体なので、肌の中に維持させておく助っ人ともよぶべきものが必要なのです。それが皮脂のような油分なのです。乾燥肌の人は水分だけでなく、皮脂が不足しているのも特徴です。水分と皮脂が不足した場合に乾燥肌になるのです。

乾燥肌はどういたわればいいの?

乾燥肌は潤いが足りていないのです。潤い不足の原因、つまり乾燥肌にいたる原因が水分と油分の不足なので、外から水分と油分を補充して保湿することが乾燥肌へのいたわりの方法です。

また、時々、パッティングといってコットンや手で化粧水をつけながらパンパンと勢いよくケアしている人を見かけますが、肌に対してはあまり奨められない行為です。他にも、盲点なのが毎日の洗顔です。ゴシゴシこするのは御法度です。肌の表面を傷つけて薄くし、肌のバリア機能に悪影響を与えてしまうようにもなり、乾燥肌になっていまいます。乾燥肌には優しくいたわってあげる意識が必要なのです。

乾燥肌にはオイルを活用するのもよい

化粧水、乳液、保湿クリームの3点が基本のスキンケアアイテムです。化粧水で補充した水分を乳液や保湿クリームの油分で肌の表面をふさぐのが基本のスキンケアで、これが3アイテムを使う理由です。乾燥肌の場合は乳液や保湿クリームの代わりにベビーオイルを使うのも良いです。

しかし、ベビーオイルを使う場合には適量としましょう。ベビーオイルはあくまでもオイルなので、つけすぎは毛穴を完全にふさぎ、ニキビの原因となってしまいます。別の肌トラブルを招くもととなってしまいますので、健康な肌のところへ、あくまでも適量使うくらいにしましょう。

ベビーオイルってもともと何するもの?

ベビーオイルとは何?

ネーミングからも想像がつくように、もともとは乾燥しがちな赤ちゃんの肌の保湿用に使うオイルのことをベビーオイルと言います。別の使い方としては、赤ちゃんをマッサージするときに利用されています。

赤ちゃんを直接手でマッサージしてしまうと肌の滑りが悪いので赤ちゃんの肌へかかる負荷が大きくなってしまいます。手にベビーオイルをつけることで肌の滑りがよくなって、マッサージしやすくなり、赤ちゃんも気持ちがよくなって喜びます。また、大部分のベビーオイルの主成分がミネラルオイルであり、低刺激、無着色、無香料です。なので最近では大人の利用者が増えています。

ベビーオイルのメリットとは?

赤ちゃんの肌に直接塗ってもよいスキンケア用のオイルなので、安心して使えるということが言えます。ベビーオイルの主成分であるミネラルオイルは、炭素と水素だけで構成された安定性の高い有機物です。なかなか他のものとは反応しないのも特徴の1つです。

また、オイルであるにも関わらず、紫外線の影響を受けても変化しないので、オイルをつけたまま外に出ても、日の当たるところでマッサージをしても、日焼けをする心配がないのは安心です。また、ベビーオイルは容量が多い割には価格がリーズナブルなので経済的なことを考えないでたっぷり使えるという点にも惹かれる人は多いです。

ベビーオイルのデメリットとは?

ベビーオイルを使う対象がもともと赤ちゃんなので、赤ちゃんの特徴に見合った効果が期待できます。人の水分量というのは赤ちゃんの時がピークで成長とともに徐々に減っていきます。赤ちゃんは肌内部の水分量も多いので、ベビーオイルで肌の表面だけを覆うことで十分保湿効果があります。

ところが、大人の乾燥肌は肌の内部の保湿が不足しているので、肌の内側まで浸透して保湿を促してほしいのです。その場合はベビーオイルでは物足りないかも知れません。ベビーオイルと大人用のオイルの違いは肌のどこまでを浸透し膜を張るのかという点なのです。

ベビーオイルを上手に活用しよう

人気があるのはジョンソンベビーオイル

メーカー:ジョンソン・エンド・ジョンソン ブランド:ジョンソンベビー
容量:125ml 価格:オープン価格 容量:300ml 価格:オープン価格

ジョンソンベビーオイルは見たことがない人がいないと言ってもいいくらいに昔から有名なベビーオイルです。もともと赤ちゃん専用のオイルなので、赤ちゃんから高齢者まで非常に幅広い年齢層で安心して使えます。また、肌に優しいミネラルオイルを主成分としていますが、オイルなのにべたつかず、サラッとした使用感で使いやすいと多くの人から絶賛されています。

ボディクリームに混ぜて使ったり、そのままの状態で髪の毛のケア、髪型のセット、スタイリング剤の代替え、全身ケア、おへその掃除、マッサージにと、様々な目的で使うことができるので、1本自宅に常備しておくと何かと大活躍します。

ドラッグストアでやコンビニで気軽に購入でき、コストパフォーマンスがいいことも人気の理由です。ただし、ミネラルオイルが合う合わないという個人差がありますので、顔以外の部分に試してから使うのが良いでしょう。

お風呂上がりのボディケア

乾燥肌におすすめのベビーオイルの使い方の1つに入浴後の保湿ケアがあります。やり方は、入浴後の濡れたままの状態の肌にベビーオイルをつけ、身体に残っている水分と混ぜ合わせて伸ばしながら全身のボディケアを行います。オイルなのでべたべたしそうと思われがちですが、水分と混ざって伸びがよくなります。使用量の目安は全身に500円硬貨大です。

特に乾燥が気になるところにはマッサージする要領でオイルをしっかり塗るとしっとりとしてきます。最後に、タオルで優しくパッティングするようにして身体に残った水分を取り除きます。

ボディマッサージ

赤ちゃんのボディマッサージにも使っているものなので、大人のボディマッサージ用のオイルとしても、もちろん利用できます。オイルをつけると手の滑りがよくなるので、マッサージが行いやすくなります。特に、脚の付け根や膝の裏にあるリンパのマッサージを行うことで、老廃物の排出も促し、血行もよくなって身体がぽかぽかとあたたまってくるのを感じます。

ベビーオイルを使ったボディマッサージは保湿効果もありますので、乾燥肌で悩んでいる人は試してみる価値があります。全身マッサージとなるとベビーオイルを使う量も多くなりますが、コスパが良いので気にせずに行えるのも嬉しいですね。

乾燥肌ケアにベビーオイルはおすすめ

  • 乾燥肌は水分と油分の不足・乾燥肌にはオイルの活用もよい
  • ベビーオイルは安心して使え、コスパもいい
  • 乾燥肌ケアにはベビーオイルを使った入浴後のボディケアとマッサージがおすすめ

赤ちゃん用のベビーオイルの多くはミネラルオイルです。ミネラルオイルが肌に合えば、毎日のボディケアで乾燥肌にも保湿効果が期待できます。

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