
公開日:2017/05/17
濡れマスクはおすすめ?簡単な保湿マスクの作り方と効果
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みなさんは、『濡れマスク』って聞いたことがありますか?風邪予防のためにマスクを使うということで世界にも知られている日本なだけあって、マスクの需要が多く、乾燥対策や流行り風邪の予防への意識も高いですよね。実は、マスクの使い方を少し工夫するだけで、風邪予防だけではなく、美容や健康効果が上がるとされています。
ところで、みなさんは『マスクの働き』にはどのようなものがあるのかご存知ですか?マスクには、汚い空気や細菌を遮断したり、冷たい風や乾いた風を吸い込むことで喉を傷めないように対策をしたり、紫外線予防にもなっているんです。
そんな多機能にわたるマスクですが、『濡れマスク』にすることで、より美容効果・健康効果がアップするんです。ここでは、濡れマスクの効果と作り方についてお話しします。
濡れマスク・保湿マスクって何?!
『濡れマスク』とは、その名の通り濡らしたマスクを使うことです。濡れたマスクを使うと化粧がとれるんじゃ?!と心配している人は落ち着いてください。まずは、濡れマスクの作り方と使い方をご紹介します。どのようにして濡れマスクを作るのか、そして使うのかを知ると安心できますよ♪
濡れマスクの作り方
濡れマスクを作るときは、『綿100%のマスク』を用意するだけです。ではさっそく濡れマスクの作り方をみていきましょう。
- 綿100%のマスクを用意する
- マスクの上1/3を外側に折る
- 折った部分だけを軽く濡らして絞る(※口に直接あたる部分や耳にかける紐の部分は濡らさないように注意しましょう。)
- 口だけを覆い装着する(※鼻は覆わない。)
ポイントは『マスクの素材は綿であること』『上の1/3だけを軽く濡らして絞ること』そして、『口だけを覆い、鼻に直接マスクを被せないようにする』ことです。マスクの作り方が分かったところで、このガーゼマスクを使うと、どのような効果があるのか、次の項目で見ていきましょう。
濡れマスクの美容健康効果
濡れマスクを使うことで、どのような美容効果や健康効果があるのでしょうか?濡れマスクが発揮する効果は、次の通りです。
- 風邪予防
- 頭痛、花粉症軽減
- 気道全体に湿気が行き渡る
- 眠りの質が上がる
- 口呼吸予防
- 唇の乾燥を防ぐ
空気中の汚れや細菌をマスクで遮断し、さらにマスクを湿らせることによって湿度が保たれます。湿度を保つことによって、乾燥対策にもなるので、のどの痛みやかさつきを防ぐ効果があります。そして、濡れマスクには、風邪予防以外に、実は花粉症予防にも効果が高いんです。
他にも、睡眠中に濡れマスクを使用することで、眠りの質が上がることが証明されています。それに、濡れマスクをして眠りにつくだけで、自然と鼻呼吸をするようになるともいわれ、口呼吸を予防できます。呼吸は鼻から吸って口から吐くのが基本。口呼吸より、鼻呼吸の方が、体内に菌が入り込みづらいので、これもまた風邪予防の1つになりますよね!
そして、濡れマスクで湿度を保つので、唇の乾燥を防ぐ働きもあります。唇や唇の周りがカサカサしている人にもぜひおススメしたいです。リップを塗ってから濡れマスクするのは最強ですよ。
このように、濡れマスクには、外からの菌を遮断したり、のどの乾燥対策をするなどの風邪予防となる健康効果と、肌や唇の乾燥対策による美容効果の2つの働きがあります。季節の変わり目や疲れがたまっているとき、または、大事な案件を前に風邪をひくわけにはいかないときなど、上手に活用していきたいですね。
濡れマスク・保湿マスクを作り方と使用時の注意点
ここまで見てきたとおり、濡れマスクにはたくさんの美容効果・健康効果があります。その美容効果・健康効果を最大限に発揮するための『マスク選びのポイント』と濡れマスクで逆効果にならないための『使用時の注意点』についてお話ししていきたいと思います。
マスク選びのポイント
濡れマスクを作るとき、どのようなマスクが最適か、ポイントは次の2つです。
- マスクは大きめ
- 綿100%のマスクを使用
マスクは大きめのものを用意し、口のまわりを覆うようにしたいものです。小さいマスクだと、睡眠中にずれてしまいやすく、また、せっかく濡れマスクにしても、横から空気が入り込んでしまいます。『少し大きいかな?』と思うサイズがちょうどよいので、マスクのサイズにはゆとりを持つようにしましょう。
そして、マスクの素材について。一般的に家庭用のマスクは、『使い捨て用の不繊布タイプ』と、昔ながらの、綿100%の布を何枚か重ね合わせた『何度も使えるガーゼマスク』があります。濡れマスクとしてオススメなのは、綿100%のガーゼマスクです。ガーゼマスクを使うことで、必要以上のムレが起こらないので、必然的にかぶれも起こりにくくなります。
濡れマスクを使うときの注意点
濡れマスクを使うときには、こまめに交換するということを意識しましょう。
肌が弱い人やニキビの出やすい人は、通気性も重視しなければなりません。定期的に濡れマスクを取り外し、風通しを良くしたり、濡れマスクの交換をマメに行いましょう。
また、肌トラブルが起こっているときには、濡れマスクの使用を一時中断するとよいでしょう。
手軽に作れる濡れマスク・保湿マスクで美容効果をUP
ここまで見てきたとおり、濡れマスクは、綿100%のマスクの一部をほんのり湿らせるだけで手軽に使用できます。濡れマスクをすることで、風邪予防や乾燥対策になるので、ぜひ試してみてくださいね。
ただ、一方で濡れマスクを使うということは、湿度を保つことにつながるので、肌トラブルが起こりやすい人は、特に注意しながら使うとよいでしょう。例えば、定期的に濡れマスクを取り外し、通気を良くしたり、マスクの交換をこまめに行い、清潔なマスクを使うようにするなど意識しましょう。
まだまだ乾燥した冷たい空気が漂う冬は続きます。濡れマスクを活用し、風邪予防だけではなく、乾燥予防をして美容効果を高めていきましょう。