公開日:2017/06/08 

チョコレートで美肌に?女子力をあげるすごい5つの効果

疲れた時やちょっとした気分転換にもぴったりのチョコレート。実はアンチエイジングや美肌効果もあり、女子力をあげる美活アイテムになることをご存知ですか?甘くて美味しいチョコレートが身体にもいいなんて驚きですよね。

ただしチョコレートなら何でもいいというわけではありません。今回は正しいチョコレートの選び方、食べ方から意外と知られていないすごい効果までまとめてご紹介します。綺麗になりたい女子必見です!

チョコレートの驚くべき5つの効果

美肌効果

チョコレートに含まれる「カカオ・ポリフェノール」は血行促進や保湿だけでなく、傷ついた肌の炎症を抑えたりキメを整える効果があります。肌のターンオーバーは年齢と共に時間がかかり始めるため、きちんと機能させるためにも常日頃から美肌を意識した生活をすることが大切です。

バランスの取れた食生活や睡眠時間、規則正しい生活など基本的な生活習慣に加えてチョコレートを効率的に取り入れてみてはいかがですか?お肌の修復や質の改善で美肌になれれば、それだけで美人に見えるかもしれません。

アンチエイジング効果

老化の原因や生活習慣病の原因となってしまう活性酸素。身体を錆びさせるこの活性酸素が増えると肌のしみやしわが増え、動脈硬化やがん細胞の増加なども懸念されます。そこで注目されるのがチョコレートに含まれる「エピカテキン」。必要以上に増えてしまった活性酸素を分解し抑制する働きのある抗酸化作用を持っています。

体内にある抗酸化作用を持つ酵素は20代後半を過ぎると徐々に減少するため、食品から抗酸化物質を摂り入れていくことが重要。紫外線の多い春夏などは活性酵素が生まれやすくなりますので特に要注意です。肌質の改善やアンチエイジングは行い始めてすぐに結果が出るものではありません。少しずつ生活に組み込んでいって若さあふれる状態を常にキープできるようにしましょう。

ダイエット効果

カカオの苦み成分である「テオブロミン」。このテオブロミンには血流をアップさせ代謝を促進させる効果があるとされています。年齢と共に落ちていく代謝を少しでもチョコレートで補うことができたら嬉しいですよね。

またカカオ豆に含まれる「カカオバター」は身体に吸収されにくい上質な脂質です。それに加え、今までご紹介してきた「カカオ・ポリフェノール」には満腹中枢に作用し空腹感を抑える働きがあることも知られています。食事の前に少量だけでもチョコレートを口にしておくと暴飲暴食を防げるかもしれません。

リラックス効果

疲れた時に甘いものが食べたくなることはありませんか?先ほどもご紹介した「テオブロミン」には興奮を落ち着かせたり緊張を解きほぐす作用もあるといわれています。今までチョコレートを食べてなんとなくホッとした気持ちになったことのある方もいるのではないでしょうか。

また自律神経を整える効果もありますので、忙しい仕事の合間に少しばかりチョコレートを口にすることで気持ちがほぐれリラックスした気分になるかもしれません。忙しい時こそ少しのチョコレート。生活習慣の中でぜひ取り入れてみてください。

脳の活性化

なかなか仕事がはかどらない、なんとなく頭が回らない、それはもしかしたら脳の栄養源であるブドウ糖が回らず血流が滞っているからかもしれません。忙しくて朝食を食べ忘れた時でも朝からフル回転したい、そんな時こそチョコレートが有効です。

チョコレートに含まれる「カカオ・ポリフェノール」は脳への血流量を上昇させ頭の回転を良くしてくれるといわれています。また、脳の神経細胞を活性化させるタンパク質BDNFを増加させる可能性もあると期待されています。

チョコレートの効果的な食べ方は?

正しいチョコレートを選ぼう

では実際にどんなチョコレートを選んで購入すればいいのでしょうか。高級なもの?量の少ないもの?いえいえ、一番重要なのはチョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールの含有量。カカオ70%とかカカオ85%などの高カカオチョコレートを選びましょう。

そもそも一般的に売られている安価なチョコレートは原料であるカカオマスだけでなく砂糖や植物油脂、乳化剤や香料など様々な食材が入っています。パッケージの裏面にある原材料表示を見れば一目瞭然。

基本的に原材料表示は使用されている食材の中で量の多いものから記載されます。そのため、砂糖などの糖類が下の方に表記されている方がより良いといえるでしょう。高カカオであり砂糖含有量の少ないものを意識して選ぶことが重要です。

どれくらい食べたらいいの?

身体にいいといわれる高カカオチョコレートでも食べすぎは厳禁。なぜなら高カカオチョコレートほどカカオバターが豊富に含まれており、上質な脂とはいえ結果的に高カロリーになっていることも多いからです。

では、1日どの程度を目安に食べればいいのでしょうか?理想は1日50g程度。板チョコ1枚程度のイメージです。そして何より大事なことは一度で一気に食べるのではなく、複数回に分けて少しずつ食べるということ。ドカ食いや一気食い、暴飲暴食は禁物。品よく少しずつ接種していきましょう。

いつ食べると効果的?

いつどのタイミングでどれくらいの量を食べたら一番チョコレートの効果を引き出せるのでしょうか?効果的なのは食事の数十分前であったり、集中したい仕事の合間です。空腹感を抑えたり、リラックス効果が得られますよ。また、血流を活性化してくれるので頭を回転させたい勉強の合間にもおすすめです。

ちなみにチョコレートの成分が血中に残るといわれるのは約2時間。2時間おきに摂取する必要はありませんが、上手に摂りいれて自分に合ったチョコレートの食べ方をしてみましょう。

正しく食べないと大変なことに!

あくまで食べすぎ厳禁

安価で販売されているチョコレートの中には、身体に悪影響を引き起こすトランス脂肪酸が含まれる「植物油脂」が多量に使われているものもあります。

植物油脂は肥満だけでなくコレステロール疾患やアレルギー、糖尿病など様々な問題を引き起こすといわれています。チョコレートを買う際には裏面の表示を必ず確認した上で購入し、あくまで食べすぎないように気を付けましょう。

また、カカオの苦みを消すため大量に入れられた砂糖は高カロリーで肥満を引き起こします。糖尿病や口内トラブルになることも懸念されますので、適量を守り効果的に良さを引き出していきましょう。

妊婦さんは要注意

チョコレートにはカフェインが含まれていることをご存知ですか?妊娠中の身体はカフェインの分解に時間がかかり、もし大量に摂取し続けると胎盤を通じて胎児にカフェインが移行して、赤ちゃんの発育や発達に影響が出るといわれています。摂取する際は量を守って適量を食べましょう。

また妊婦さんでなくてもカフェインには中枢神経系を興奮させる働きがあるため注意が必要です。一度にたくさん摂取することで不眠や精神興奮などの恐れがあるため一日の摂取量を決め、一気食いすることなく少しずつ食べましょう。

チョコレートで年齢不詳の美肌美人になろう

チョコレートの様々な効果や理想的な食べ方などをご紹介してきましたがいかがでしたか?チョコレートというと「にきびになる」とか「ダイエットには不向き」なんて噂を聞いたことがあるかもしれませんが、あくまで噂。きちんと理解し正しく摂取していけば、美肌やアンチエイジングにもぴったりの強力美活アイテムになりますよ。

理想の未来のために今から少しずつでも動き出すことが大事です。身体のために何かしようと思っているなら、高カカオチョコレートで肌質改善やエイジングケアはいかがですか?日々の努力の積み重ねがいつか大きく実を結び、驚くような自分に生まれ変われるかもしれませんよ。

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Editor's Information

チョコレートで美肌に?女子力をあげるすごい5つの効果
吉永 沙矢佳(よしなが さやか)
料理家、食育指導士。
大手料理教室にて料理・パン・ケーキのレッスン講師を経験後、都内6店舗の店舗統括責任者となる。
本社に異動後、広報にて各種メディアの撮影や編集・校正、プレスリリースの作成などを担当。同時に新事業プロジェクトのリーダーとして他社との共同料理教室の立ち上げを率いる。
現在「食と健康と教育」をテーマに、執筆、セミナー講師、メディア出演など幅広く活動中。


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