公開日:2017/05/08
おかゆで腸をデトックス?美容・健康のために始めたいおかゆ生活
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近年、ダイエットに良いとして注目を集めている「おかゆ」。おかゆといえば、病気のときに食べるイメージの強い食べ物ですよね。また、小さな赤ちゃんが食べる離乳食としてのイメージもあるかもしれません。
そんなおかゆがダイエット食や健康食として注目されているのは一体なぜなのでしょうか?今回は、おかゆの持つ美容・健康効果を、おすすめの食べ方とあわせてご紹介いたします。
おかゆが秘める驚きの力とは?
お米を水で柔らかく煮た“おかゆ”は、日本だけではなく、中国や韓国、タイやマレーシアなどのアジア諸国で広く親しまれている食べ物です。
また、お寺で食べられる精進料理では主食として欠かせない存在となっており、「粥有十利(しゅうゆうじり)」という、おかゆが持つ10の功徳を表した言葉も。そんなおかゆを食べることで得られる主なメリットは、以下の通りです。
腸内をきれいに!
「腸活」という言葉があるように、腸内環境は私たちの美容や健康に大きな影響を及ぼしています。水分をたっぷりと含んだ消化の良いおかゆには、スムーズに大腸へと到着して老廃物の排出を促してくれるデトックス効果が。
水分不足による便秘や、腸内環境の悪化による肌荒れにお悩みの方にピッタリの食品です。また、おかゆの消化の良さは、日頃の食生活のダメージが重なり、疲れて弱ってしまった腸を休ませてあげることにも繋がります。
体の冷えを改善&食べ過ぎ予防
温かいおかゆには、冷たい飲み物・食べ物や冷房で冷え切った体を内側からじんわりと温めてくれる働きがあります。
また、作りたてで熱々のおかゆを少しずつ冷ましながら食べていくことで、満腹中枢が刺激されて少ない量でも満腹感を感じられるように。ごはんの量を減らせるうえ、低カロリーで満足できるというダイエットに嬉しい効果があるのです。
健康・美容に良いおかゆの食べ方
おかゆの健康・美容効果を得るためには、1日1食をおかゆに置き換え、腸内環境を整えてあげるのが良いとされています。特におすすめなのは、朝ごはんをおかゆにすること。朝からおかゆを食べることで体を温め、たっぷりの水分を補給することができるのです。
ダイエットのためにおかゆを食べるという方は、夕食をおかゆに置き換えるのが良いでしょう。夕食後は摂取したカロリーを消費するタイミングがあまりないため、夕食を食べ過ぎるとどうしても太りやすくなってしまいます。夕食をおかゆに置き換えれば、摂取カロリーを抑えると同時に、1日働いた腸を休ませてあげることにも繋がるのです。
胃に優しい消化の良さはそのままに腹持ちを良くしてくれる「かぼちゃ」、カロリーが低いのに食べ応えがある「ダイコン」など、さまざまな食材を入れてアレンジしてみましょう。玄米や雑穀米など健康に良いお米を混ぜ、自分好みのおかゆを追求してみるのも良いですね。
腸内をデトックスして便秘や肌荒れを改善へと導き、摂取カロリーを抑えることでダイエット効果も得られるおかゆ。定番の梅干しや塩昆布をはじめ、卵やチーズ、明太子や佃煮などで味のバリエーションを広げやすいのも嬉しいポイントです。
お腹の不調にお悩みの方、体に負担を掛けず健康的にダイエットに取り組みたい方は、ぜひとも日々の食事におかゆを取り入れてみてくださいね。