公開日:2017/05/26
運動嫌いの私に向いているエクササイズとは?続けるコツ!
シェア
ツイート
はてブ- お気に入り136
美容や健康のため、エクササイズが大切と分かってはいるものの、続かない。だって、もともと運動嫌いだから仕方ない……と諦めてはいませんか?運動嫌いでも続けるためのコツをご紹介します。
続けられるエクササイズを始めましょう!
運動への苦手意識を克服しましょう
運動が苦手だと感じるようになったのはいつからでしょうか?もしかしたら学校時代、体育の授業で走るのが遅かった、バスケもバレーもいまいちだった、そんな思い出があるのかもしれません。学校では成績をつけるので、どうしても他の子と比べてしまいがちです。その結果、自分に運動は向いていないと思う人が出てくるのは当然なことです。
でも、大人になってからの私たちが運動をする目的は、よい成績をとることではありません。エクササイズによって自分がより健康になったり、より美しくなったりできればそれで成功です。今まで持ってきた苦手・嫌いという気持ちをちょっと忘れて、自分のためのエクササイズを始めませんか?
自分のペースでゆっくり始めましょう
運動嫌いだった人は学校卒業後、ここしばらくエクササイズからも遠のいていたかもしれません。急に激しいエクササイズをしようとしても、身体がついていかないですし、挫折しやすいものです。では、どんなものなら取り組みやすいでしょうか?
まずは、自分のペースで始められるものがよいでしょう。大勢の人とスポーツをするのも楽しいことですが、ブランクがあるので他の人たちのペースについていけず、がっかりするかもしれません。
1人で、もしくは自分のペースに合わせてくれるパートナーや友達と、ゆっくり無理のないペースで始めるほうが楽な場合もあります。自分なりのペースでやっていくうちに、自分も意外とやればできる、という自信がつくでしょう。
自分の生活スタイルに合わせましょう
毎日のスケジュールや住んでいる環境は人それぞれ違います。自分の生活の中で、エクササイズを取り入れやすいのはどんな時間帯でしょうか?朝にエクササイズをすると身体を目覚めさせる効果はありますが、もともと朝忙しい人が早朝ランニングをしても続けにくいかもしれません。平日予定が詰まっている人の場合は、週末中心のエクササイズを計画するのもひとつの手です。
屋外の運動は気候の影響を受けがちです。降水量の多い地域や、暑さ寒さが厳しい地域の人は、天気の悪い日でも室内でできるエクササイズを取り入れるとよいでしょう。そうでないと、せっかくエクササイズの習慣がついたと思っても悪天候で中止になり、天気がよくなってもそのままさぼってしまう、ということになりがちです。天気がいい時は外で、悪い時は家で、と2種類のエクササイズをするのもいいですね。
運動嫌いの人におススメのエクササイズ
笑顔で走るスロージョギングとは?
ジョギング?私走るの嫌いだから……と思う人もいるかもしれません。でも「スロージョギング」は、隣の人と会話できるくらい、歩く程度のゆったりペースでいいんです。しばらくの期間続けて余裕が出てきたら、少しずつ速度を速めてもいいですが、あくまでも笑顔でいられるペースを保ちます。
スピードだけでなく、走り方も普通のジョギングとは違います。歩幅は小さめ、普段歩く時の半分くらいにします。着地も、普通走る時のようにかかとから着地せずに、足の指の付け根部分から着地しましょう。膝の負担をおさえることができます。
がんばって速く走るのを目指すのではなく、遅く走りましょうというエクササイズなので、運動嫌いの人にはぴったりです。やっているうちに、意外と走るの好きかも?なんて思えてくるかもしれませんよ。
スロージョギングの効果は予想以上
そんなに遅く走ったらエクササイズ効果があるのか、と心配になりますが、どうなのでしょうか?スロージョギングはかなりゆったりとしたペースで走るので、あまり痩せないのではないかと思っている人も多いです。しかし、ウォーキングの1.6倍ものカロリー消費効果があります。そのため、すらっとしたスタイルを目指すこともできるんです!
鍛えたいところだけ効果的に鍛えられるのは、エクササイズとしては理想です。しかも、普通のジョギングほどは足腰の負担がかからないので、継続しやすいという利点もあります。1日20~30分、週3回くらい行なえば効果が期待できるとのことです。このペースならやっていけそうですね。
悪天候の日には室内で踏み台昇降
スロージョギングは天気の良い日には向いていますが、雨の日や暑すぎる日には、どうしたらよいでしょうか?悪天候の中、外を走るのもつらいですし、つらい思いをすると、次回以降エクササイズをするのが嫌になります。
悪天候に備えて、室内で気軽にできる別メニューをいくつか知っておくといいでしょう。一例として、踏み台昇降をご紹介します。特別な道具を買う必要もなく、階段や玄関などにある段差を利用して昇り降りを繰り返す単純な運動です。
左足で昇ったら、そのまま右足も昇り、両足そろったら左足を降ろし、そのまま右足も降ろします。これをひたすらリズミカルに繰り返すのですが、立派な有酸素運動です。数分間も経てば結構筋肉使っているなという実感がわいてくるでしょう。無理のない範囲で、10分から15分続けてみてください。
エクササイズを諦めずに続けるためのコツ
気分が乗らないなら運動は小分けにしても
運動嫌いの人にとって大きな壁に思えるのが、エクササイズの時間の長さかもしれません。運動は20分以上続けてしないと、脂肪は燃焼しないと俗に言われますが、本当でしょうか?
確かに、運動開始時はエネルギー源として糖が使われて、脂肪は少し後になります。でも20分経たないと脂肪が燃焼しないわけではありません。20分以上続けたほうが脂肪燃焼効率は上がるので理想的ですが、5~10分などの小分けの時間を積み重ねしても、脂肪の燃焼は期待できるそうです。
あまりエクササイズしたくない気分の時は、とりあえず5分だけ!と思ってやるのも手ですね。やり始めると5分はあっという間に過ぎて、結局もう少し長くすることになる時も多いことでしょう。
また続かなかったとガッカリした時は
最初は張り切って始めたのに三日坊主になってしまい、このまま諦めようかと思った時はありますか?気持ちを切り替えるにはどうしたらよいでしょうか?今まで運動嫌いだったのですから、すぐに運動の習慣がつかなくてもあまり気にし過ぎないようにしましょう。
続かなかった原因を分析します。計画をもっと現実的なものに調整できるかもしれません。たとえば、急に毎朝エクササイズをしようとしても続かないなら、まずは週3回などに目標を変えてもいいかもしれません。とにかくエクササイズの習慣を身につけるのが最優先です。
問題点が分かったら改善をして、あとは再スタートをきるのみです。三日坊主が続いても諦めないで、最終的に習慣がついたら大成功です!
続けるように自分を励ましましょう
続けやすいように工夫することも大切です。たとえば、エクササイズの時に着る衣類や靴を目に見えるところに置いておくのはどうでしょうか?見るたびに行かなきゃと思い出しますし、思い立ったらすぐに着ることができます。
自分の好きなデザインのウェアや靴を選んで、気分を上げることもできます。または、どのくらいの期間続けられたらご褒美として買うと決めておくのもありかもしれません。
もし一緒にエクササイズをしてくれる友達や家族がいるなら、約束してお互い声を掛け合うのもいいですね。そういう相手がいなくても、好みの音楽を聴きながらする、景色のいい場所でする、ついでに買い物に行く、などエクササイズを楽しむ方法はいくらでもあります。自分に合った方法を探しましょう。
運動嫌いでもエクササイズを続けるコツとは
- 苦手意識を捨ててマイペースで始めましょう。
- 笑顔で楽しむスロージョギングなどを試してみては?
- 悪天候の日にも続けられる室内メニューも準備。
- 見えるところにウェアやシューズを置いておくなどの工夫も。
始めはなかなか続かなくても、諦めないで徐々に改善して、最終的に習慣になったらいいですね。