公開日:2018/03/06 

ホットヨガのやり過ぎに注意!ホットヨガのメリット・デメリット

ホットヨガはトレーニングジムよりも気軽に通うことができることから、多くの女性に支持されているエクササイズです。
しかし、高い室温の中でするホットヨガは、見た目からは想像できないほどハードな内容なため、やり過ぎには注意が必要です。ホットヨガのメリット・デメリットを改めて知っておきましょう。

ホットヨガの3つのメリットとは?

ホットヨガといえば、大量に汗をかくことでデトックス効果があり、健康的な体になれるというイメージがありますが、その他にもメリットがあります。

ホットヨガはダイエット効果がある

ヨガのポーズはストレッチをしているように見えますが、実はインナーマッスルのトレーニングになっています。

インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝が上がれば、脂肪が燃えやすい体質になります。そのため、ダイエット目的でホットヨガに通う人が多いのです。

ホットヨガは長期的なダイエット方法

ダイエット効果があるホットヨガですが、1ヶ月で5kg以上痩せたい!といった短期集中ダイエットにはあまり向いていません。

ホットヨガはインナーマッスルを鍛えることで新陳代謝が良くなり、徐々に引き締まった身体になっていくという、ゆっくりと効果があらわれるダイエット方法です。

ホットヨガには美肌効果がある

毛穴に詰まった老廃物は汗とともに体の外に流れるので、汗をかくホットヨガをすることで、肌荒れを改善することができ、若々しくて美しい肌に生まれ変わります。

また、しっかりと毛穴が開閉することで、引き締まった毛穴になり肌が美しく見えます。

ホットヨガは肩こりや冷え性を改善する

ホットヨガはジワジワと体を温めながら行うエクササイズなので、運動量が多くなくてもしっかりと汗がでてきます。

ホットヨガをすることによって体全体が温まると、身体の末端まで血液が循環するため、肩こりが解消されたり、冷え性が改善したりすることができます。

ホットヨガのやり過ぎはデメリットにつながる

ダイエットや肩こり改善など嬉しい効果が期待できるホットヨガですが、体の負担になる場合があります。そこで、ホットヨガのデメリットをご紹介します。

ホットヨガでの熱中症や脱水症状に注意

ホットヨガは通常のヨガとは違い、室温が40℃前後で湿度が60%以上あるスタジオで行います。

普段と違う環境に慣れずに具合が悪くなったり、熱中症や脱水症状などを引き起こす危険性があります。

◆熱中症や脱水症状を防ぐには?

熱中症や脱水症状などを防ぐためには、こまめに水分補給をして、体が辛いときには熱気のこもったスタジオを出て、休憩をするようにしてください。

ホットヨガのインストラクターも、レッスンの合間に水分補給を指示しますが、自分でもこまめに水分補給をするように心掛けましょう。

温度差で自律神経が崩れる可能性がある

暑いスタジオ内と室外を何往復もすると、寒暖差で体に負担がかかる場合があります。

特に発汗を促して体温調節を司る、自律神経の働きが崩れることがあるので注意が必要です。

スタジオによっては、ホットヨガのレッスンは一日に1レッスンなどと、制限を設けているところもあるくらいです。

◆そもそも体質が合わない人もいる

もともとサウナや岩盤浴が息苦しくて苦手だという人は、高温多湿の中でレッスンを行うホットヨガは体に合わない可能性が高いです。

蒸し暑いサウナや岩盤浴は苦手だけど、ホットヨガには興味があるという人は、スタジオ会員になる前に、お試しレッスンを受講してみることがおすすめです。

どんな人がホットヨガに向いているの?

メリットとデメリットを踏まえた上で、ホットヨガが向いている人、向いていない人をまとめました。

ホットヨガが向いている人

リラックスして身体を休めたい人

呼吸を意識して行なうホットヨガは、身体を休めてリラックスさせる効果があるため、仕事で溜まった疲れやストレスを解消したいという人に向いています。

脂肪が燃えやすい身体になりたい人

ホットヨガには新陳代謝を良くする効果が期待できるため、ダイエットのために脂肪を燃焼しやすい身体づくりをしたいという人におすすめです。

ダイエット中で他のエクササイズをしているが、その効果をアップさせたいという人にも適しているでしょう。

ホットヨガを控えたほうがいい人

妊娠中の人

体調が変化しやすい状態である妊娠中の人は、ホットヨガのように温度変化や運動を伴うエクササイズはおすすめできません。

ホットヨガ以外にもマタニティヨガ、産後ヨガなどのプログラムを実施しているスタジオがあるので、こういったところへ通うがもおすすめです。

どうしてもホットヨガに通いたいという人は、医師の許可を得てからマタニティを受け入れているスタジオを選ぶようにしましょう。

生理中の人

生理中はホルモンバランスが崩れて体調を崩しやすいので、ホットヨガに慣れていない初めのうちは、生理中のホットヨガは避けたほうがいいでしょう。

生理中の体調は人によって違うので、自分で体調を見極めて無理はしないようにしてください。

満腹状態の人

ホットヨガは、満腹だと気分が悪くなったり苦しくなったりすることがあるため、レッスン直前の食事は避けましょう。

ホットヨガは無理せずに通うことが大事

ホットヨガには、慢性的な肩こりや冷え性の改善をはじめ、美肌効果といったメリットがある一方で、熱中症や脱水症状や体質に合わず体調を崩してしまうデメリットがあります。

しかし、ホットヨガのデメリットはどれも運動にはつきもので、水分補給や体を休めることを意識して行えば防ぐことができます。

ホットヨガのレッスンを受けるときは注意事項をよく聞いたうえで、自分の体調と相談しつつインストラクターの指示に従ってホットヨガをするようにしてください。

効果がゆっくりとあらわれるホットヨガは、無理のない範囲で長く続けることが、成功への近道と言えます。

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