公開日:2018/09/13 

効果がすぐ出て挫折しにくいGI値ダイエットの方法とおすすめレシピ

体が脂肪としてたまってしまうのは、ほとんど同じものが原因となっています。

とくに糖という栄養は、体には必要なものですが、ダイエットをしている人からしたら邪魔になってしまうんです。

そこで大きくかかわってくるものがGI値というもので、この糖が体にとり込まれるスピードを意味しています。

ダイエットとどんな関わりがあるのか、調べてみました。

GI値の仕組みを知ればダイエットの結果がこんなにも早く出る

この糖というものが体に必要という理由は、体を動かす燃料として使われているからです。

しかし燃料という特徴があるということは、少なくなると体調を悪くさせる原因になり、それでは体としては困ってしまうでしょう。

そこで本能的に体に残るように、使い切らなかった糖が、脂肪としてため込むようになったわけです。

しかしダイエットをしていると、これが残りすぎると体重が増えてしまい、さらに見た目にも影響が出てしまいます。

糖というのは体に必要なわけですから、すべてを取り除かないようにするために、GI値というものを頭に入れておくとダイエットしやすくなるでしょう。

数値が低いものを食べると脂肪になりにくい

まずこの数値の大きな特徴として、高くなっている食品は、すぐに脂肪となってしまいます。

つまり燃料として使われず、すぐに貯蔵される特徴があるわけです。

逆にGI値が低いものだと、ゆっくりと体に糖がとり込まれるため、脂肪がたまりにくくなります。

このスピードの違いが出てくると、それだけでダイエットに影響が出てしまうんです。

しかしこれは使い方次第であり、この効果をうまく使い分けると、もっとダイエットしやすくなるでしょう。

しかし基本としてはGI値が少なめの食品を食べていると、以下の効果まで発揮できるわけです。

急激な変化がないのでお腹もすきにくい

糖というのは体としてはあまり多くとり過ぎるとよくないので、肝臓を中心にそれを少なくする成分を出します。

GI値が高いとどうなる?

ところがGI値が高いとなると、血液中にたくさんの糖が出てきてしまうので、その成分をたくさん出すことになるでしょう。

そうなると急激に糖が少なくなり、その差が生まれて体は栄養が足りていないと、勘違いしてしまいます。

そこで食欲を出すように指令が出てしまうため、食べすぎてダイエットの邪魔をするサイクルが、どうしても生まれてしまうのです。

食事の量というのは脂肪が増えるのに比例してしまうので、量を少なくするのにこしたことはありません。

だからこそ糖をゆっくりとり込まれるGI値が少ない食品は重要であり、ダイエットに大きな影響を与えられるわけです。

使い方によったら筋肉がつきやすくなる効果もあり!

上記では数値が低い食品がいいと紹介しましたが、使うタイミングによったら、GI値が高いもののほうがいいケースもあります。

それは代謝を高めるための筋トレをしたあとにとる食事で、ここで数値の高い食品をとるとダイエットしやすくなるんです。

筋肉を増やすのにはたんぱく質をとる

もともと筋肉を増やすのには糖ではなく、たんぱく質が必要でしょう。この数値の高いものはすぐに脂肪となってしまうのですが、見方を変えると体にとり込まれやすい特徴もあるんです。

筋肉の材料となる栄養を、とり込んで増やす

つまりたんぱく質と一緒に取れば、筋肉の材料となるこの栄養を、すぐにとり込んで増やす働きをアップさせてくれるでしょう。

もちろんその分脂肪が増えると思うでしょうが、筋トレによって疲れているので、そのエネルギー補給として使われます。

代謝を高めつつ疲れがとれやすくなるので、例外として筋トレ後には、GI値を気にしなくてもいいというわけです。

低GI値の食品が肝!ダイエット効果のある食品とそのレシピ

例外を除いて普段からとる食事は、この数値が少ないものをとっていくのが、体にとっていいでしょう。

しかしどんなものがこの食品なのか、イメージしにくいはずです。

糖質がタップリでもGI値が少ないものもなかにはあり、そんな場合は体を絞るのに関係なく、食べても太ってしまう心配もありません。

GI値が低いものは健康にいいとされている食品ばかり

  • 加工していない果物
  • 大豆製品
  • 繊維質な野菜(ジャガイモ・ニンジン以外)
  • キノコ類
  • 乳製品
  • 精白されていない米や麦

…など

この数値を見極めるには栄養がとり込まれにくい、繊維質なものがタップリ入っているなど、腹持ちがいいものがこの食品の特徴です。

さらには体にとり込んだ糖そのものを、少なくさせる効果のある食品だってあります。

それが大豆製品や乳製品などで、他の食品にまで影響する頼もしい食品です。

レシピの中に積極的に取り入れて、ダイエットの補助として役立たせましょう。

ダイエットをしていてもガッツリハンバーグ

    <材料>
  • 豚ひき肉
  • 玉ねぎ
  • おから
  • 牛乳
  • みそ
  • ケチャップ
    <作り方>
  1. 玉ねぎを細かく刻んで、弱火でじっくり炒める
  2. 焦げ目ができたら、半分ずつ分けてよけておく
  3. お肉とおから、玉ねぎと卵と牛乳を混ぜる
  4. 食べやすい大きさと整えたら、空気を抜いて中火で焼く
  5. 蓋をして10分くらい放置し、その間にソースづくりをする
  6. みそとケチャップ、玉ねぎを混ぜて、弱火で煮る
  7. 水分がなくなったら、先ほどの生地を焼いたお汁を加える
  8. 焼いた生地をお皿に盛り付けて、ソースをかけて完成

腸にも効果が高いホットサラダでダイエットできる

    <材料>
  • アボガド
  • エリンギ
  • バター
  • ニンニク
  • しょうゆ
  • コショウ
    <作り方>
  1. アボカドの皮をむいて、切れ目を入れて種をとり除く
  2. エリンギと一緒に食べやすくカットしておく
  3. フライパンにバターを入れて、エリンギを入れて炒める
  4. 火がある程度通ったら、ニンニクをすりつぶして投入
  5. アボカドを入れてちょっと絡めたら、しょうゆをかけて完成

GI値を活用すれば運動が苦手な人でもダイエットに挑戦しやすい

筋トレをする際にはこの数値を気にしたほうがいいのですが、運動をしなくても十分に効果が高いのも、大きな特徴のひとつです。

それはGI値が低いと、糖が体にとり込まれるのが遅いわけですから、脂肪がたまりにくくなります。

つまり食品をしっかり選んでおけば、糖だってとり込まれるうえに、脂肪にならないので体調も気にしていいわけです。

ダイエットだけでなく、健康の面でも安心できるので、意外にも続けやすい方法でしょう。

  • Facebook
    シェア
  • Twitter
    ツイート
  • はてなブックマーク
    はてブ

1,136



ページのトップへ