公開日:2017/05/17
【大解剖】家計簿アプリのおすすめAndroid&iPhone
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家計簿と聞くとなぜか苦手意識を持ってしまうのはもったいない!家計簿をつければお金持ちになれるかも?その上、今の家計簿アプリはとっても便利。入力に手間を取らせません。日々進化する家計簿アプリの中から楽に使えるものと、機能が充実したものを各3つずつご紹介します。
近年進化しつつある家計簿アプリ事情
そもそも家計簿とはどんなものなのか?
一人暮らしをしていても、家族がいても、生きていくためにお金は欠かせません。そんな大事なお金ですが、ひとたび支払いに使ってしまうと、何にいくら使ったかはすぐ忘れてしまいます。
クレジットカードの支払いにおいては決済がされてから日がたって請求がくるので、より自分のお財布事情を分かりにくくしてしまいます。そんな不明確な支出を細かく把握し、収入とのバランスを見て取れるのが家計簿です。
日々、買い物をした内容を細かく記載していくものから、ざっくりと習慣や月間の収入と支出を項目別にまとめて記載するものまで、様式は様々です。家計簿は元々は帳簿なので紙ベースのものが主流でした。しかし、近年ではスマホで使えるアプリがたくさん流通しており、初めての人でも家計簿がつけやすくなっています。
家計簿をつけるメリットはあるのか?
ただ「家計簿」と聞くと、主婦が家計のためにつけているもので、それ以外でつけている人はお金に几帳面な人がつけているというイメージをお持ちの方も少なくはないでしょう。自営業の人であればさほど抵抗は感じないかもしれませんが、会社勤めの人が多いこの世の中、家計簿と向き合うのは少しハードルが高いようにも感じます。
しかし、家計簿をつけていないと損することだらけ!例えば、光熱費も何にいくら使っているのか、季節ごとの変動があるのかが一目で分かります。食費であれば外食の割合の調節にも役立ちます。
好きなものへの投資だったのか、浪費だったのかも一目瞭然。そして何より、自分の財布事情がよくわかり、結果的に貯金しやすいお財布環境を作り上げることができるのです。家計簿は安定志向の現代人にピッタリのツールと言えますね。
家計簿アプリとはどんなものがあるの?
最近の家計簿アプリは本当に便利なものが増えています。例えば、レシートを写真で撮影して読み込むだけで手打ち入力の手間が省けるアプリ。銀行口座やクレジットカードの引き落としや利用履歴も一緒に反映されるものであれば、引き落としなどタイミングが異なる項目も一括で楽に管理ができます。
項目が予め決まっているものから、自分で自由にカスタマイズできるものまであります。支出を随時記載して月末にその合計を把握するものに対して、月はじめに貯金金額を設定して、そこから引き算方式で支出を記録していくタイプのものまであります。
シンプルなものから機能が充実しているものまで種類が豊富なので、自分の性格やスタイルに合わせたアプリを選べるというのも嬉しいところ。次は、タイプ別おすすめ家計簿アプリをご紹介します。
とにかく楽に!シンプル家計簿アプリ3選
音声入力で楽々入力「らくな家計簿」
もはや手で入力する事すら面倒だ!という人には音声入力という手もありなのがこちらのアプリ。パスワードが設定できて、自動バックアップ機能もあります。有料にはなりますがパソコンでの編集ができるというのもこのアプリの強みです。
音声認識機能をウリにしているだけあって、収入支出など入力項目が予めアプリによって決められているので細かすぎる家計簿が苦手な人にぴったり。月単位であれば収入と支出が一目で分かるグラフを設定することができます。
パソコンでの接続方法は同じWi-Fi環境下で、アプリの設定画面から選択することができます。印刷用のデータ作成や、ファイルへの変換もボタン一つでこなせるので、最終的にはパソコンでデータ管理したい人にうってつけのアプリといえます。AndroidとiPhone両方に対応しています。
シンプルな画面が見やすい「かけ~ぼ」
アプリを起動した際に現れる画面がカレンダーと、とてもシンプル。いくつもの画面があってどこを見ればいいのか、前の画面に戻るにはどうすればいいのか、アプリをなかなか使いこなせないという人に優しい仕様です。
入力は自分で手打ちする必要があり、項目名もアプリに元から設定されているものを選ぶ形です。メモとして細かな使用用途を自分で入力することができます。グラフ作成機能があり、自分で期間を指定して項目ごとに合算されたグラフを表示することができるのが特徴です。
月別の収支グラフは1年分を比較して見ることができます。このアプリにも自動バックアップ機能がついているので、安全面も万全です。AndroidとiPhone両方に対応しています。
誰でも簡単がコンセプト「かんたん家計簿」
家計簿を使って誰でも簡単に節約をしていこう!がコンセプトのこちらのアプリ。家計簿アプリの中でも比較的昔から存在する長寿アプリです。レシートを写真で読み込む機能はありませんが、操作方法も覚えてしまえば簡単。
支出を入力している途中でも新しい項目の編集ができたり、バックアップ機能がついているなど基本的な家計簿アプリに必要なスペックは備えています。画面のカラーリングははっきりと色分けがされているので見て分かりやすいデザインになっていると思います。
予算管理をパーセンテージで示してくれるので使い過ぎを防ぐ事ができます。こちらはAndroidのみ対応しています。
がっつり詳細に!機能充実家計簿アプリ3選
自分の支出が他と比較できる「Zaim」
レシートをスマホカメラで撮影するだけで読み込めるこちらのアプリ。このアプリの面白いところは自分で予めアプリ上でプロフィールを設定しておきます。居住エリアや性別、家族構成などを入力しておくことで、自分の支出を全国のユーザーと比較することができるのです。
自分の消費が人と比べて何が無駄なのか知りたい人、特に食費が気になる主婦におすすめのアプリといえそうです。FacebookとTwitterと連携することも可能なので、支出のデータを自動投稿し、友達と共有することができます。
全世界に家計簿を公開する必要はありませんが、家族など限られたコミュニティーに向けて支出をしっかりと報告したいなど、家計簿の使用用途によってはこちらもかなり便利な機能です。AndroidとiPhone両方に対応しています。
ポイントまで登録できる「マネーフォワード」
銀行や証券会社などの情報が登録、反映されるのに加えてこちらのアプリはポイントの情報なども登録できるのが魅力です。残高や支出の情報を自動で取り込んでくれるので、家計簿をつける以前に自分のお金の出所と出先が把握できないという人にもおすすめ。
個人情報をアプリに読み込ませることになりますが、金融機関システムを構築・運用してきたプロがセキュリティを第一にシステム構築しているので、安全面でもきちんと対応しているのだそうです。
このアプリにも写真撮影でレシートを読み込む機能があるので、機能性に優れたアプリに抵抗がなく、収入と支出の概念から家計簿をじっくり学んでいきたいという人におすすめのアプリです。AndroidとiPhone両方に対応しています。
家計簿ではなく一生通帳「Moneytree」
銀行口座やクレジットカート、電子マネーやマイル、ポイントを登録する事ができるこのアプリ。SMBC、MUFG、みずほの3大メガバンクから投資を受け、設立されたMoneyTreeによってリリースされています。
カテゴリの種類の中に振替、返済、投資などがあるのも大手メガバンク系のアプリならでは。扱える電子マネーやマイルはこれらメガバンク系のもののみで、収支のカテゴリは自分で自由に編集、追加する事が可能です。
こちらのアプリもパソコン上での管理が可能で、法人口座にも対応しているので確定申告が必要な人にも便利です。白とグリーンを基調としたカラーでアプリが色分けされており、家計簿アプリ特有のカラー配色が苦手、おしゃれに使いこなしたいという人におすすめ。AndroidとiPhone両方に対応しています。
面倒くさがりでもアプリなら大丈夫!
- 家計簿をつければ節約ができ、貯金をすることも夢じゃなくなる。
- 最近のアプリはお金の管理が苦手な人に優しい。
- 面倒くさがりなのか、凝り性なのか。自分の好みに合ったアプリを選ぼう。
今回ご紹介した6つのアプリは全て無料でダウンロードできます。無料ダウンロードができるからこそ、まずは使ってみて自分で確かめてみるのもいいでしょう。
貯まったお金で何かを成し遂げれば、また次なる貯金の意欲がわいてくるものです!さぁ、今すぐ家計簿アプリをダウンロードしてみませんか?