公開日:2018/07/27 

マットレスのお手入れ方法を解説!簡単にできる3つのお掃除

毎日の睡眠を良いものにするために使用するマットレスですが、お手入れをしないまま使用し続けてしまうと良い睡眠を得られなくなるばかりか、マットレス自体の寿命も著しく短くしてしまうことになります。

そのため日頃のマットレスの手入れは必要不可欠ですし、手入れをすることでアレルギーなどを防止することも可能になります。


どんな種類のマットレスでもOK!3つのお手入れ方法

マットレスにも色々な種類がありますが、共通して行えるお手入れの方法としてはこまめな掃除、定期的なローテーション、湿気を内部から追い出すという3つが重要になります。

こまめな掃除

まず、こまめな掃除に関しては、布団と同様にマットレスにもダニが侵入することが考えられます。

布団に比べてマットレスの場合は防ダニ加工を施してあったり、もともと密度が濃くダニが侵入できない作りになっているといったものが多いのですが、それでもダニがある程度の数は侵入してしまうことになります。

その為、こまめに掃除機をかけてダニの死骸や糞を取り除くことが必要で、掃除機をかける場合は手早く行うのではなく、時間をかけてしっかりと吸引することが重要となります。

サッと掃除機をかけただけでは内部のダニや糞を吸い取れ切れませんので、少なくとも一か所15~20秒程度の時間をかけて吸引を行う必要があります。

POINT!

この場合、裏面もしっかりと掃除機をかける必要がありますので、手を抜くことなく両面掃除機をかけましょう。

定期的なローテーション

ローテーションに関しては、マットレスのヘタリを最小限に抑えて長期間利用できるようにするために必要で、どのマットレスでも行うことで寿命を延ばすことが出来ます。

同じ位置で寝ているとその部分だけがヘタって行きますので、数か月に一度程度上下を変える、表と裏をローテーションさせるといった作業が必要となります。

湿気を取り除く

3つ目は湿気を取り除くと言うことで、天日干しが可能なマットレスであれば天日に干して湿気を取り除くことでマットレスにカビを生えさせないように出来ますし、湿気による不快感も取り除けます。

ただし天日に干すとダメになってしまうマットレスもありますので、その場合は部屋の中で陰干しにして風を通すだけでも湿気を取り除くことが出来ます。

湿気を取ることはマットレスの傷みを最小限にすることにも繋がりますので、必ず定期的にマットレスを干すと言う作業を行う必要があります。

薄手のマットレスならこうするべき

薄手のウレタン製や樹脂製のマットレスの場合、金属コイルのマットレスに比べると手入れが比較的楽だと言う特徴があります。

これはウレタンや樹脂の場合厚みが薄いため手入れの際の移動も可能ですし、掃除機などをかける場合にも薄いため内部のダニなどを高確率で除去しやすいでしょう。

ただし薄手のマットレスの場合はウレタン製のものは、天日干しすると固くなってしまうという弱点があるので天日干しは出来ませんし、樹脂製のものは天日干しは可能でも、布団乾燥機での熱を加えると樹脂が溶けてしまうという問題があります。

その為、その素材に応じた手入れを行う必要があり、間違ったケアをしないようにしっかりと素材を確認することが必要です。

それと薄手のマットレスの場合は必ずカバーがかけられているので、そのカバーを頻繁に洗濯して清潔に保つと言うことも必要になります。

厚手のマットレスと比べて薄手のものはローテーションもし易いため数週間ごとのローテーションを行うことでヘタリを抑えることも出来ます。

POINT!

ウレタンの場合でも、樹脂製の場合でも、長く使うためにはローテーションを行う頻度を高くすると良いでしょう。使用後は立てかけておくだけでも湿気を取り除け手入れになります。

じゃあ厚手のマットレスなら?

コイルが入った厚手のマットレスの場合、ダニに対する対策が講じられているものが多く、内部も薄手の樹脂やウレタンとは異なり、隙間が多いのでダニの繁殖がし難くなっています。

とはいえ少なからずダニが内部やマットレスの上で繁殖することが考えられますので、薄手のマットレス同様に掃除機をこまめにかけると言うことが必要となります。

厚手のコイルタイプのマットレスの場合、基本的に動かさないことを前提にしている商品が多く、薄手のマットレスのようにカバーをかけ替えると言うことが出来ません。

POINT!

その為、直接マットレスに寝るのではなく、マットレスの上にシーツや防ダニカバーを置いて使用すると言うことも手入れを楽にするためには必要となります。

ローテーションに関してはコイルタイプの場合、重量があるので数か月に一度程度のローテーションを行なえばヘタリを抑えることが出来ます。

この場合一人で出来ないことも有るので、複数でローテーションを行うと良いでしょう。

湿気に関しては外に干すことが難しいですし、立てかけるのも困難ですので、マットレスとベッドの間に何かを挟んで空間を作り風通しを良くするだけでも内部の湿気を取り除くことが出来るでしょう。


正しいお手入れがマットレスを長く使うコツ

マットレスの手入れを行うことで快適な睡眠を得ることが出来ますし、より長く愛用することも出来ます。

手入れをしないまま使いっぱなしにしていると高額なマットレスであってもすぐにヘタってしまい、買い替えを余儀なくされることもあります。

また、ダニなどによるアレルギーを発症してしまう原因にもなります。

マットレスの素材や厚みに合わせた手入れを行うことで、マットレスの寿命を大きく伸ばしアレルギーの対策にも繋がりますので、手入れの重要性をしっかり理解して正しいマットレスケアを行うようにしましょう。

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