公開日:2017/06/15 

膝のたるみを解消したい!おすすめのマッサージ方法や角質ケアのコツ

太ってしまった訳でもないのに、膝がたるんでしまったはありませんか。足の印象が大きく変わってしまうたるみやくすみ、早めに改善したいですよね。膝のたるみの原因や、解消できるエクササイズやマッサージ、お手入れ方法をご紹介します。

膝のたるみや黒ずみの原因とお手入れ方法

膝のぜい肉、つまんで何センチある?

普段あまり意識することがない膝。実は、年齢をかなり感じさせる部分です。美しい膝はお皿がまっすぐで、シワもなく上下も引き締まっているもの。膝が美しいと、足もキレイな印象になります。

膝が出る服を着て鏡で全身をチェックした時、膝のたるみを発見して驚いた経験はありませんか。膝のたるみ、いわゆる膝のぜい肉は立った状態でつまんで2センチ以内なら許容範囲です。できればたるみはない方が見栄えも良くなります。

膝がたるむのは、運動不足などで膝回りの筋力が衰えたり、加齢によって筋力が低下するのが原因です。特に、太ももの皮膚を筋肉が支えきれなくなると、たるみます。膝のたるみを解消するためには膝周りや太ももだけでなく、背中の筋力アップが必要です。

膝はたるみだけでなくトラブルが多い場所

膝はたるみだけではなく、乾燥や黒ずみなどのトラブルも気になるところ。元々皮脂腺が少ないため、汗や皮脂が出にくく乾燥しやすいのです。さらに膝は、外部からの摩擦などの刺激を受けやすく、防御するために角質を厚くするので余計にパサついて見えてしまいます。

膝のたるみを解消するとともに、ごわつきやパサつきやすい膝の角質のケアも行うことで美しく健康な膝を手に入れましょう。そのためには、筋力を鍛えるエクササイズと正しいケアが大切です。膝に負荷をかけすぎないように注意しながら、毎日実践することをおすすめします。

入浴時膝の角質ケアは月1・2回を目安に

下半身のむくみも、膝がたるむ原因になります。特に太ももはリンパの流れが滞りやすい場所です。リンパの流れが滞りやすいと不要なものがたまりやすいので、むくみやすくなります。全身の血行を良くして、むくみを防ぎましょう。入浴もシャワーのみではなく、湯船につかり全身を温めるようにしてください。入浴で温められた角質は柔らかくなっているので、膝のケアの効果も期待できます。ボディスクラブで膝を優しくマッサージしましょう。強くこすりすぎると肌を痛めてしまうので、気をつけてください。

また、入浴時の角質ケアは月に1、2回が目安になります。回数を多くすると、肌が刺激から守ろうと逆に厚くなりすぎる恐れがあるからです。入浴後はクリームやローションなどで、膝の保湿をすることも忘れずに。

膝のたるみを解消する具体的な方法

手始めは筋肉を柔らかくするストレッチから

膝のたるみを解消するためには、凝り固まった筋肉をほぐすところから始めましょう。自宅で手軽に行えて毎日無理なく続けられる、おすすめのストレッチです。

まず、床に仰向けに寝ます。片足を高さ5センチくらい上げて、そのままの状態をキープします。15秒くらいが目安です。これを5回繰り返し行いましょう。反対の足も同様に行います。5センチ足を上げるのがキツイなら10センチくらいまでの高さなら大丈夫です。床に足が近いほど負荷がかかるので、足を上げすぎると効果が弱まってしまいます。

次にうつ伏せで行う、簡単なストレッチです。うつ伏せの状態で両足をお尻に叩きつけるようにバタバタ動かします。この動作を最初は30回を目安に、最終的には100回くらいできるようにしましょう。

太ももを鍛えるエクササイズはしっかりと

膝のたるみを解消するための、太ももを鍛えるエクササイズのやり方です。同時に腹筋も鍛えられますよ。

小さなクッションかボールを用意しましょう。床に仰向けに寝て膝を曲げ、クッションなどを両足ではさみます。この時、足を上げすぎないように注意してください。次に息をゆっくりとはきながら両足を天井に向けてまっすぐ伸ばし、その後ゆっくりと膝を曲げながら元の位置に戻します。この動作を7~8回繰り返すのがワンセットです。最初はワンセットを目安に毎日続け、慣れてきたらセット数を増やしてください。両足を伸ばす時に太ももの前側に力を入れることが、このエクササイズのポイントです。

膝周りのぜい肉を落とすエクササイズ

次に、膝周りのぜい肉を落とすエクササイズの方法です。まず厚めのクッションや辞典などを用意し台に見立てます。床にうつ伏せになり、両手を組み顎を乗せます。片足を台に乗せ膝にぐっと力を入れて伸ばし3秒数えたら力を抜いて膝を元の状態に戻します。これを数回繰り返したら、反対側の足も同じように繰り返します。

このエクササイズは、体への負担が軽いことが特徴です。軽い運動なのにしっかりと膝の上に力が入っているので、膝周りのぜい肉にアプローチできます。体が硬い方にもおすすめですよ。自分のペースで無理なく鍛えましょう。

膝のたるみ解消は毎日のマッサージと栄養

ビタミンB1とB2カリウムをしっかりとる

膝のたるみを解消するためには、毎日の栄養にも気をつけることが肝心です。中でも注目したいのがカリウムの働き。カリウムは体内にたまった塩分を排出させる特徴があります。塩分が排出されると、体内に余分な水分をためる必要がないので、むくみは軽減されます。カリウムを多く含む食品は、バナナ、イチゴ、アボガド、大豆、のり、ひじきなどです。

脂肪の燃焼を助ける働きのあるビタミンB2、体に脂肪がつかないように助けてくれるビタミンB1もおすすめの栄養素になります。ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉、玄米、かつお、大豆、たまごなど。ビタミンB2を多く含む食品はレバー、さんま、アーモンド、牛乳、ヨーグルト、納豆などです。もちろん毎日の食事は、バランスよくとることが肝心です。

むくみを解消するマッサージは毎晩行う

むくみは次の日まで残さないことが大切です。できれば、夜寝る前に行いましょう。むくみにアプローチする簡単なマッサージを2つご紹介します。

  • 1つ目は、両手をグーに握って、膝から太ももを握ったグーでリンパを流すようなイメージでマッサージ。
  • 2つ目は、膝のたるんでいる部分を親指と人差し指でつまみ、内側に流すイメージでマッサージ。これを片足ずつ、5回程度行ってください。

どちらのマッサージも5分ほど毎晩行うのがおすすめです。むくみをその日に解消できる効果が期待できます。しかし、むくみの解消はマッサージだけではなく、できるだけ塩分を控えることが肝心です。

膝のたるみ解消は根気強く取り組もう

膝のたるみを解消することは、案外時間がかかります。さらにたるみだけでなく、乾燥やくすみと複合的にダメージを受けている場合はなおさらです。根気強く取り組むようにしましょう。

日常生活では、膝をまっすぐ伸ばして歩くことを心掛けてください。意識しないと、歩く時に膝を曲げていることが多いからです。腰や膝が痛い時やヒールの高い靴を履いていると、膝を曲げてしまう原因になるので注意してください。膝を伸ばしていると、膝のたるみが解消されるスピードを速めることが期待できます。膝周りの筋肉を中心に鍛え、角質ケアも忘れずに行い、美しい膝を目指しましょう。

膝のたるみ解消には、筋力強化とむくみの解消

  • 膝がたるむ原因は筋力の衰えと加齢
  • 膝はたるみだけでなくトラブルが多い場所
  • ストレッチやエクササイズはできるだけ毎日行う
  • カリウムやビタミンB1、B2を積極的にとる

膝のたるみ解消は毎日のケアが肝心、根気よく取り組むことが肝心です。

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