公開日:2018/07/27 

マットレスの処分はどうする?3つの処分方法と解体の基本

腰痛を改善するためにベッドから布団に変える時や、引っ越しなどの機会に、古くなったマットレスを処分したいという方はどのようにマットレスを処分したら良いか知っていますか?

なるべくお金をかけずに処分したいですし、重たいマットレスを一人で運びたくないですよね。賢いマットレスの処分方法についてご案内しますので、参考にしてみて下さい。

マットレスを処分する3つの方法とその費用

マットレスを処分する方法は3つあります。

一つ目は、各市町村自治体へ粗大ごみとして出す方法です。スプリング月のマットレスは、1,800円くらいとなり、スプリングなしのものは200円で回収してもらえます。マットレスを廃棄処理工場へ持ち込む場合は、10kg200円の手数料がかかります。

二つ目は、回収業者に処分を依頼する方法です。この方法は、業者によって金額が変わりますので、複数社に問い合わせをし比較する必要があります。

三つめは、買い替え時に引き取り依頼する方法です。上手くいけば、自分で運ばずに無料で業者に引き渡すことができます。

粗大ごみ・大型ゴミとして処分する

マットレスを粗大ごみや大型ごみとして処分する場合ですが、大型ごみは個別有料収集となりますので、事前に各市町村自治区の大型ごみ収集センターに電話申し込みをして、収集日当日の朝8時30分までに指定された場所に出します。

電話をし、受付番号と、処理手数料を教えてもらったら、スーパー・コンビニ・ドラッグストアなどで処理手数料シールを購入し、当日マットレスに貼り付けて出します。

CHECK!

手数料は、払い戻しができませんので購入する金額には気を付けましょう。ゴミの収集には立ち会う必要はありません。

マットレスは、自分で指定の場所まで運び出す必要があります。また、指定の大型ごみに入り、袋が縛れるものは、不燃ごみとして出すことが可能です。

回収業者に処分を依頼する

不用品回収業者を利用する流れは先ずは、回収業者へ電話かメールで問い合わせをして、見積もりを依頼します。

自宅に来てもらってマットレスを見てもらい、見積もり額に納得できたら、担当者と回収日を決めて引き取りに来てもらいます。

CHECK!

金額は、5,000円くらいが相場とされています。複数の業者に見積もりを依頼して、比較検討するとよいでしょう。

この方法ならば、自分でマットレスを運ばずに済みますので便利です。しかし、見積もり金額によっては各市町村自治体に依頼した方が安く済むケースが多いでしょう。

自分の希望する日時に来てもらうことができるので、引っ越しなどでスケジュールに追われているような時は助かりますね。

また、引っ越しを兼ねて処分する場合は、引っ越し業者が引き取ってくれる場合もあります。

買い替え時に引き取りをしてもらえる場合も

ベッドを買い替える際に、古いマットレスを無料で引き取ってくれるサービスを行っているインテリアショップを利用するという方法があります。

この方法であれば、新しいベッドを搬入してもらう時に、古いベッドやマットレスを引き取ってもらうことができます。自分で運ばなくて済むので便利な方法です。

しかし、インテリアショップによっては、有料での買い取りにて対応しているところもあります。有料といっても、自治体に依頼するよりも安くなる可能性もあります。

マットレスを買い替える場合は、無料で買い取ってもらえるところを探すとよいでしょう。対応しているショップは、実店舗だけでなく、オンラインショップでも対応していますので、複数のショップを比較してみることをお勧めします。

マットレスは自分で解体できる?

マットレスは、スプリング付きのものと、スプリングなしのものとでは、扱いやすさが異なります。

しかし、自力で分解して、指定のゴミ袋に入れることができれば、かなり安く処分することができます。

作業をするには、時間も場所も取りますが、時間に余裕のある場合は、処分する費用を浮かせるために頑張ってマットレスを解体するのもよいでしょう。

マットレスを解体する方法を解説!

スプリング入りマットレスの解体方法
  1. 測面にカッターを使って切り込みを入れる
  2. カバーを上下に引っ張りスプリングから剥がす
  3. 上面が剥がれたら、裏返して反対側のカバーも引っ張って剥がす
  4. スプリングに付いているスポンジなどを取り除いて完了

カバー部分は、燃えるゴミの日に出して、スプリング部分は、鉄屑業者や不用品買い取り業者に引き取ってもらうことができます。

とにかく、お金をかけたくない場合は、ホームセンターでクリッパーを購入して、スプリングを細かく解体したうえで、有料の不燃ごみの日に出すしかありません。

スプリングなしの場合は、ハサミで細かく裁断して、布は可燃ごみに出して、スポンジは不燃ごみに出します。

やっぱり危険?マットレス解体時の注意とデメリット

マットレスによっては、スプリングにコイルが巻かれているものがあります。そういった場合は、コイルを外す作業も必要となり、かなりの重労働となります。

また、マットレスの中には、不織布や、細かい繊維状のものが入っていますので、家の中で作業を行うと、かなり埃が舞って後始末が大変です。外で作業をする場合も、迷惑にならないような広い場所で行わなければいけません。

また、解体時に使用するカッターは、普段使用している小型のタイプでは使い物になりませんので、大型の物を用意する必要があります。

元々DIYが好きで工具をたくさん持っていれば問題ありませんが、カッターなどを別途購入するのであれば、自力での解体は少し考えた方がよいでしょう。

ATTENTION!

時間と労力の他にスプリングで怪我をしてしまう可能性もありますので、よく考えてから取り組みましょう。

一番なのは買い替え時の無料引き取り

マットレスの楽な処分方法は、買い換え時に無料で引き取ってもらう方法が一番楽です。

しかし、ベッドはもう使わないといった方や、引っ越し先ではベッドを置くスペースが無いので、処分したいというケースもありますよね。

そういった場合は、事前にどの方法が自分にとって良い方法なのか、しっかりと調べてから処分することをお勧めします。

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