公開日:2017/05/26 

ミネラル補給に便利!麦茶の効果や淹れ方とおすすめ商品

人間の体は、運動していたり暑かったりしなくても汗をかき、その量は1日1リットル以上といわれています!汗にはミネラルなどの成分が含まれるため、気をつけないとミネラル不足になるかもしれません。ミネラル補給におすすめの麦茶について紹介します。

麦茶がミネラル補給に適しているワケ

ノンカフェインであること

緑茶や紅茶などの茶葉から抽出するお茶は、水分補給をするために飲むのにはよいかもしれません。しかし、カフェインが入っているので子供や妊婦が飲むには不安という場合もあるでしょう。麦茶は茶葉ではなく麦から抽出しているのでカフェインが入っていないといわれています。なので、カフェインを摂取したくない子供や妊婦でも安心して飲めるんですよ。

また、カフェインは利尿作用があるといわれています。そのため、茶葉を使ったお茶を飲み過ぎるとかえって水分不足になることも考えられます。麦茶はカフェインが入っていないので、水分不足になりがちな夏でも安心してたくさん飲めるのがポイントです。加えて、麦茶にはミネラルが入っているので、汗と一緒に排出されてしまうミネラル分の補給にも役立ちます。

スーパーなどで買えること

麦茶は、ティーバッグタイプのものから、大麦の種を炒ったそのままの状態で売られているもの、ペットボトルに入っているものなど、さまざまな形で販売されています。そのほとんどがスーパーやコンビニでも買える手軽さも麦茶のメリットです。

また、500mlのペットボトルに入った麦茶は100円前後で販売されていることが多いですが、50袋近くのティーバッグが入っている麦茶が200円前後で販売されています。ティーバッグは、水出しのものだと、1袋で1リットル程度できあがります。麦茶は、ミネラルや水分補給ができるだけでなく、買い方や淹れ方によっては節約につながることもあるんです。

病気予防にも繋がること

麦茶は、ミネラル補給をしたいときに役立つといわれていますが、実はミネラル以外にもさまざまな成分が含まれています。たとえば、麦茶に含まれるGABAには、血圧を下げる効果があると考えられているので高血圧予防にもおすすめです。

また、GABAはコレステロール値や中性脂肪を下げる効果も期待されていますので、動脈硬化予防にもつながりますし、ダイエットをしたい人にもおすすめですよ。他にも、アルキルピラジンという成分は血液をサラサラにするという効果があるといわれていますし、原料となっている大麦には体を冷却させる効果があるとされています。

麦茶を淹れる方法(煮出し・水出し)

麦茶を水出しで淹れる方法

麦茶を水出しで淹れる場合は、ティーバッグのパッケージ裏に記載されているとおりに、水を入れたポットの中にティーバッグを1袋いれて数時間放置するだけです。十分麦茶が抽出できたらティーバッグを取り出すだけで完成します。水は、水道水でも作れますし、ミネラルウォーターなどを使っても作れます。

全国麦茶工業協同組合が奨励している美味しい麦茶の淹れ方では、10gの麦茶の素が入ったティーバッグを1リットルの水に入れて、1~2時間放置するのがよいといわれていますよ。水出しなら、お湯を沸かす必要もありませんし、水道水で作る場合は麦茶をペットボトルで買うよりも大幅に節約できるでしょう。冷蔵庫にそのまま置いておくだけでよいので、面倒なことが嫌い!という人でも簡単に作れるのでおすすめですよ。

麦茶を煮出しで淹れる方法

麦茶を煮出しで淹れる方法は2種類あります。1つ目は、ティーバッグを使って淹れる方法です。全国麦茶工業協同組合奨励の方法では、10gのティーバッグを沸騰したお湯に入れて3~5分、そして5分放置してからティーバッグを取り出して冷やすのがよいといわれてます。2つ目の方法は、丸粒大麦を使って淹れる方法で、丸い麦茶の種を使います。1.5リットルの沸騰させたお湯に30gの丸粒大麦を入れて3~5分煮てから漉して冷ますのがよいといわれています。

水出しの麦茶に比べると煮出しの麦茶は香ばしさや甘みが際立つなど、風味が大きく変わるので、好みという人もいれば苦手に感じる人もいるでしょう。水出し麦茶しか飲んだことがないという人は、一度ティーバッグの麦茶を煮出してみて、好みであれば丸粒大麦を購入するのをおすすめします。

麦茶は早めに飲みましょう!

麦茶は、一度に1リットル以上淹れることができるのですが、長時間保存するのには向いていないといわれているので注意が必要です。それは、麦茶に含まれているでんぷんによって、傷みやすいと考えられているからです。

特に、1回お湯を沸騰させて作る煮出し麦茶は、水出しの麦茶よりも傷みやすいと考えられています。水出しの場合でも、水道水よりもミネラルウォーターや湯冷ましなどで作った麦茶は傷みやすいといわれています。

麦茶は、できる限りその日のうちか翌日までに飲んでしまうのがおすすめです。また、暑い時期などは、早めに傷んでしまうこともあるため、少しでも酸味を感じたり、いつもと違う風味がするという場合には、飲むのをやめるようにしましょう。味に違いが無い場合でも、麦茶は傷んでくると浮遊物が出てきたり濁ってくるので、見た目に違いがあるときも飲用しないのが無難です。

自宅で作れるおすすめの麦茶はコレ!

伊藤園「香り薫るむぎ茶ティーバッグ54袋」

希望小売価格は400円とされている商品なので、1リットルあたり10円以下(正確には7円程度)で作れるのが魅力的です。ネットなどではもっと安く、200円前後で手に入ることもあるようです。コンビニやスーパーなどで取り扱っていることも多い商品で、買いたいときに手軽に手に入るのもポイントです。甘くて香り高い仕上がりになるように大麦を芯まで炒って作られているので、麦茶を普段飲まない人でも飲みやすい風味になっています。

麦茶の淹れ方も、水出しと煮出しの両方できるので、手軽に飲みたい人は水出しで、ちょっとこだわって飲みたい人は煮出しにして飲んでみてもよいでしょう。

【商品情報】
香り薫るむぎ茶ティーバッグ 54袋
希望小売価格:400円(税別)

はくばく「丸粒麦茶30g」(煮出し専用)

煮出し麦茶独特の「香ばしい香りと甘い風味」が好きという人に人気が高いのが、はくばくの「丸粒麦茶」です。香り高いことが特徴の六条大麦とすっきりとした印象で甘みのある六条大麦の2種類の六条大麦をブレンドして作っているのがポイントです。香ばしさのほかに、コクのある味と甘みが特徴的といわれています。

テトラ型のティーバッグに分けられているため、お湯の中で大麦が回転しやすく、風味がよくなるのが特徴です。また、30gずつに分けてテーバッグに詰められているので、1.2リットルのお湯にそのまま入れるだけで簡単に麦茶が作れます。いちいち測る手間が省けますし、煮出した後に漉す必要もないので忙しいけれど美味しい煮出し麦茶が飲みたいという人にもおすすめです。

【商品情報】
丸粒麦茶 30g×12袋
希望小売価格:270円(税別)

はくばく「香ばし麦茶52袋」

はくばくの香り高い麦茶をより手軽に楽しめるのが「香ばし麦茶」です。水出しと煮出しの両方ができるようになっているのがポイントです。

水出しでも美味しく飲めるように、国産の大麦を低温で炒っているのが特徴で、味と香りがよいと口コミでも人気の商品です。伊藤園の「香り薫るむぎ茶ティーパック54袋」に比べて、取り扱っているスーパーやコンビニが少ないことがあるので、確実に購入したい人はネットを使うのがおすすめです。

【商品情報】
香ばし麦茶 52袋
希望小売価格:315円(税別)

ミネラル補給には麦茶がおすすめ!

麦茶の淹れ方やおすすめの商品について、ミネラル補給にどうしておすすめなのかを紹介しました。麦茶に期待できる効果は以下のとおりです。

  • ノンカフェインだからみんなで飲める
  • スーパ-などで手軽に買える
  • 病気予防も期待できる

今年のミネラル補給は麦茶にしてみませんか?

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