
公開日:2017/06/15
奥二重でも二重並みに!ぱっちり目にするメイク術とは?
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二重でありながら一重に見えてしまうこともある奥二重。ぱっちり目に憧れる人も多いですよね。しかし、メイクを工夫することで二重並みの目に見せることができるかもしれません。悩める奥二重さんへぱっちり目になれるメイク方法をご紹介します。
「奥二重」ってどんなまぶたをいうの?
日本人女性の約半数は一重か奥二重
日本人女性のほぼ半数が、一重か奥二重の目の持ち主だそうです。「奥二重」と一言でいっても二重の形は違います。二重のラインがまつげに近くて、ほとんど一重に見える目と、目頭から中央までまぶたが重なり、目尻側しか二重に見えない目、そして二重と同じラインなのに二重の幅がせまい目です。
一方、二重の目は二重のラインが広く、まつげの生え際もくっきり見えています。そのため、ぱっちりとした目に見えるのです。
奥二重は、まぶたの脂肪によって二重ラインの幅が変わるので、二重の与える印象は人によって様々です。怒っているように誤解されたり、逆に眠そうに見られて悩んでいる奥二重さんも多いのではないでしょうか。
奥二重と二重の違いはどういうところ?
日本人の一重や奥二重は「アジアンビューティ」や「クールビューティー」といわれます。でも、欧米女性のようなぱっちりとした二重に憧れる日本人女性は多いですよね。
二重と奥二重の差は、まぶたを開くときの筋肉「上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)」が関係しています。上眼瞼挙筋は、まぶたのいろいろな場所に枝のように分かれいる筋肉。それがまぶたに付く位置で、どの形のまぶたになるかが決まるといわれています。奥二重の二重ラインは、幅がとても細くなっています。そのため、まぶたの裏にくっつきやすく端だけが二重に見えがちです。
奥二重だとメイク時に困ることは?
奥二重だとメイクをしてもあまり映えない、というのが切れ長で奥二重の目を持つ日本人女性の共通の悩みです。では、奥二重だとアイメイクのどのような点で困るのでしょうか。まず、華やかなアイメイクを施しても、あまり目立ちにくいという点があります。せっかくお気に入りのアイシャドウやアイラインを使っても、まぶたの裏に隠れてしまい、あまりメイクをしたことがわからないのが難点です。
また「メイクが薄いと目立ちにくいのかも?」と濃くすると、水分や油分で目を閉じるとパンダ目のようになることも。自然なメイクで、二重並みのぱっちり目にしたいですよね。
奥二重さんのアイメイクのコツとは
グラデーション使いでぱっちり目に見せる
奥二重さんにおすすめのアイメイクは、アイシャドウのグラデーション使いです。塗る場所や色に気をつけると、いつもよりぱっちりした目を演出できますよ。
まぶたを触ると骨がありますが、その骨の内側全体のアイホールの部分に肌色に近いブラウンベージュ、またはイエローをブラシで伸ばします。次にその色より濃いシャドウを、その内側に広めに伸ばします。目のキワがまぶたの裏側に隠れてしまうため、特にシャドウをしないのが、奥二重さんのメイクのコツです。イエローやブラウンのベースには、グレーやシルバーのシャドウはマッチしにくいので気をつけましょう。
ウォータープルーフ使いのアイライン
奥二重さんはアイラインを入れても、まぶたの裏側に埋もれて見えなくなってしまうことが多いですよね。そのためアイラインは、くっきりとしたラインで入れることが重要です。 まつげとまつげのすき間をアイラインで塗り、密度を濃く埋めていくようにしましょう。まぶたを指で上げて、まぶたの下側からまつげの生え際に塗ると、自然に埋めることができますよ。
また、目尻はちょっと太めに、あまり跳ね上がりがないように描くのもおすすめ。二重が見えている部分が強調され、目がはっきりと見えるようになります。アイラインは、にじみにくくなるウォータープルーフタイプがおすすめです。
必殺!上向きロングラッシュを目指す
まつげの生え際が外側から見えにくい奥二重さんも、ボリュームがある長いまつげにすれば、くっきりした目元を演出できます。
奥二重さんにおすすめなのは、繊維入り(ファイバー)タイプのマスカラです。塗るだけで繊維がまつげにからまるので、密度の濃い華やかなまつげにすることが期待できます。にじみが気になる場合は、アイラインと同様にウォータープルーフタイプを選ぶといいですね。
また、マスカラを塗る前にはしっかりビューラーを使って、根本から上向きになるようにカールにしておくことが大切です。仕上がりに差がでますよ。「まつげがなかなかカールしてくれない」という人はホットビューラーを使うのもおすすめです。
おすすめアイテムでもっとぱっちり目に!
グラデーション色が入ったアイシャドウ
奥二重さんのアイメイクに使うアイシャドウは、数色がグラデーションになったタイプがおすすめです。もともと、まぶたが腫れぼったい印象があるため、ピンクなど、あまり膨張して見える色は避けたほうがいいでしょう。おすすめはなんといってもベージュ+濃いめのブラウンです。色白の人は薄いブルーのベースに濃いパープル、ブルー、ダークブラウン、グレーなどでクールな印象にするのもいいでしょう。ブルーのベースにはオレンジやゴールドは合わせにくいので気をつけてくださいね。
肌が黄みよりの人はイエローベースに濃いオリーブ、ダークブラウン、ベージュ、グリーン、オレンジなどがよいでしょう。グラデーションにメリハリをつけると素敵ですよ。
ロングラッシュに見せるマスカラにプラス裏技
ビューラーを使ってまつげをカールさせてから繊維入りマスカラを塗っても、あまり効果がないという人もいますよね。「ホットビューラーは、やけどしそうで怖い」そんな場合は、繊維マスカラを塗る前にマスカラ下地を使いましょう。
マスカラ下地は上に塗るマスカラのモチやつきをよくするだけではなく、カールやボリュームアップも期待できます。
色は、塗ったところがわかりやすい白や、自然につけられる黒、色がつかない透明の3色。ブラシの形状は、毛が1本ずつセパレートして長さを演出しやすくなるコーム型と、ボリューム感を演出してくれるブラシ型の2種類がメインです。ブラシは形状がいろいろあるので、塗りやすさや目的に合わせて選びましょう。
アイシャドウブラシとチップで発色が変わる
奥二重さんの目に必要なのは、優秀なアイシャドウブラシとチップです。ツールによっては、発色や肌への密着度合いが違ってきます。
まず必要なのが、ふんわりとアイホールに色を乗せるためのツール「アイシャドウブラシ」です。上まぶたの広い範囲用と、目尻や目頭用の小さいタイプを用意しましょう。2本使うのが面倒な人は、その両方をかねそなえたミディアムタイプでもよいでしょう。また、ブラシよりもしっかりと発色しやすい「アイシャドウチップ」も必要です。こちらは、ポイント的に濃い色を入れる時に使います。
奥二重もメイクの仕方で魅力的に!
奥二重さんにおすすめのメイクポイントは、4つあります。
- アイホールに薄い色+キワに濃い色のアイシャドウのグラデーション使い
- カールとボリュームの下地+ビューラー+ファイバー入りマスカラ
- ウォータープルーフタイプのアイラインでまつげの間を埋める感覚で描く
- アイメイクのツールを揃える
少しのコツをプラスするだけで、ぐっと魅力的な二重並みのぱっちり目を演出できますよ!