公開日:2017/06/15 

効能別に知りたい!おすすめのオーガニックハーブティーは?

目覚めてすぐや休憩のときなど、オーガニックなハーブティーを飲んでほっこりとしませんか?ハーブティーは様々な効果が期待できるといわれる飲み物です。日常の中の場面ごとに、どのようなハーブティーを飲めばいいのかをご紹介します。

オーガニックハーブティ―について

オーガニックハーブティ―とは何か?

みなさんは、そもそも「オーガニック」とはどのようなものかご存知でしょうか?オーガニックというのは、化学的な肥料や農薬を全く使用せずに自然な環境で栽培したもののことで、有機農法と同じ意味を指します。

近年は農薬の健康への影響を気にする人が増え、世代や性別を問わずオーガニック商品を好む人が多くなりました。その中の1つに、自然農法で作られたオーガニックハーブティーがあります。

オーガニックハーブティーは、西洋の生薬であるハーブを乾燥させて作ったハーブティーです。使われているハーブは昔ながらの有機農法で作られており、安心安全な商品として健康に関心のある人たちに好まれています。ハーブティーはいわゆるお茶ですから、農薬の心配がないものを選びたいですよね。

オーガニックハーブティ―の魅力

オーガニックハーブティ―の一番の魅力は、安心安全ということです。ハーブティーは飲むときにお湯でハーブの成分を抽出します。通常市販されているような紅茶やハーブティーは大量栽培されているものです。

もちろん、そのようなハーブティーでも、農薬や化学肥料の使用は基準値内なので健康に影響を与えないとされています。それでも、美容や健康のために少しでも農薬や化学肥料の少ないものを飲みたいという場合は、オーガニックハーブティ―を飲んでみてはいかがでしょうか?

ただし、オーガニックハーブティ―の認定基準は国によって異なります。確実性を取るのであれば、審査の厳しい海外製品のうち100%オーガニックの商品を購入しましょう。

オーガニックハーブティ―の美味しい淹れ方

ティーバッグの紅茶であれば、お湯に2分程度浸すだけでも完成しますが、ハーブティ―の場合はもう少し時間が必要なことが多いです。

それは、ハーブティ―には葉っぱだけでなく、時には花や茎、実など様々な状態のハーブが入っており、成分の抽出に時間がかかるためです。ただ、淹れ方自体はとっても簡単なので気軽にチャレンジしてみましょう。

<ハーブティーの淹れ方>

  • カップを温める
  • 人数分の茶葉を入れる(一般的には1つまみが1人分)
  • お湯が沸騰したら、火を止めてワンテンポ待ってからポットにお湯を注ぐ
  • 蓋をして3分から5分蒸らす
  • 温めておいたカップに注いで完成

とっても簡単ですよね?アイスティーにしたい場合は粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やすか、濃いめに抽出して氷の上から注いでください。

不調の改善におすすめのハーブティー

日々の仕事で疲れた目を癒したい

IT技術の発達によって、スマートフォンやパソコンはビジネスだけでなく日常生活においても必須のものとなりました。それによって、眼精疲労やドライアイなどの症状に悩まされる人が増えているようです。

日々の生活において、目が疲れてしまったときには「アイブライト」をチョイスしてみましょう。アイブライトは、ヨーロッパが原産のハーブであり、古来より花粉などによるアレルギー症状や目の疾患に使われてきました。

抗菌作用のあるアウクビンやビタミンA、B、Cなど、目への効果が期待できる成分が多く含まれています。飲むと爽やかな香りが鼻に抜けるのが特徴です。若干の苦みがあるものの、ウーロン茶に似た味です。

のどを癒してくれる効果が欲しい

風邪や風邪でのどの調子が悪く、イガイガや咳が止まらないなどの症状に悩まれるときには、「マロウブルー」をチョイスしてみましょう。タンニンやアントシアニジンなどが含まれており、のどによいとされています。

マロウブルーは乾燥気味ののどを潤すだけではなく、色の変化を楽しむことができるハーブティーです。抽出した直後は爽やかなブルーですが、時間の経過とともに紫色に変化します。

また、レモンを浸すと酸の反応によってピンク色に変化してしまいます!幾つもの色の変化を楽しめるなんて面白いと思いませんか?飲んで美味しく、見て楽しいハーブティーです。

紫外線トラブルを内側から予防したい

紫外線対策というと、コスメや日焼け止めなどで外側からケアするのが一般的ですが、ハーブティーを飲むことで内側から紫外線対策ができる場合もあります。

紫外線対策としては、「ハイビスカスティー」を試してみましょう。ハイビスカスティーは、美白効果が高いハーブティーとして知られています。ビタミンCやクエン酸、そしてハイビスカス酸やカリウムなど、多くの美白成分が含まれています。

特にビタミンCは、紫外線によって壊されてしまったコラーゲンの生産促進やメラニン色素の抑制効果が期待できます。ホットでもアイスでも美味しく飲むことができ、朝の目覚ましにも最適なハーブティーです。

日常の様々な場面で活用できるハーブティ―

口臭を予防したいときに飲むハーブティー

ハーブティーは日常の様々な場面で効果的に利用することができる飲み物です。たとえば、口臭が気になるときには「ペパーミントティー」を淹れてみてください。

ペパーミントティーには、高い口臭予防効果で知られるメントールが主成分として含まれています。また、抗菌作用のあるフラボノイドやうがい薬に使われるアズレンなども含まれています。

ペパーミントティーの特徴は、飲んだときの爽快感です。スーッとした爽やかさが口の中に広がります。車酔いやむかつきのときにもよいといわれるので、気になるときにはぜひ使ってみてください。ストレスの緩和や気分転換にもおすすめです。

ぐっすり眠りたいときに飲むハーブティー

ストレス社会の影響か、疲れているはずなのに眠ることができないと悩む人が増えているようです。眠りが浅いと思ったときには、「バレアヒン」を試してみましょう。

バレアヒンには、リラックス効果があるといわれており、睡眠促進や精神安定が期待できる吉草酸や鎮静作用のある揮発油成分が含まれています。バレアヒンは睡眠の促進以外にストレス症状の緩和も期待できるハーブティーです。

眠る前にホットで飲むと効果が高くなるといわれています。ストレートで飲んでも美味しいのですが、レモンやはちみつをほんの少し入れると、さらに飲みやすくなっておすすめですよ!

胃腸の具合が悪いときに飲むハーブティー

胃腸の具合があまりよくないと感じたときには、「カモミール」を試してみましょう。カモミールは、ギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味しています。抽出するとまるでリンゴのような甘い香りを楽しむことができるハーブティーです。

カモミールには、αビサボロール、マトリシン、アピゲニンなどの成分が含まれており、抗炎症作用やリラックス効果、胃腸改善効果が期待できるといわれています。ハーブティーの中でももっとも歴史が古いものとされており、昔から多くの人に愛飲されています。

ピーターラビットの話に出てきた寝る前に飲むお茶もカモミールです!仕事の後の休憩やお風呂上りなどに飲むと、のんびりとした気分になって疲れが癒されますよ。

オーガニックハーブティーで一息つこう

  • ハーブティーは安心安全なオーガニックがおすすめ
  • ハーブティーを飲むと不調の緩和や改善が期待できる
  • リラックス効果があり、ストレス社会にはぴったりの飲み物

ハーブティーは今回ご紹介したもの以外にも、様々な効果が期待できるものがあります。種類によって風味も味も違いますので、まずはお好きなものを選んでみましょう。

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