公開日:2018/07/09 

見えるところだけでいい?脱毛する部位を選ぶときのポイント

全身を脱毛するのには時間とお金がかかります。自分で脱毛するにしても、範囲が広いと肌トラブルのリスクが高まるので、脱毛する部位は十分に考慮することが大切です。

ここでは、脱毛は見えるところだけでいいのか、選びかたのポイントを紹介します。

脱毛は見えるところだけでいいの?

脱毛をする理由は人それぞれですが、人から見える部位にムダ毛が生えているのが嫌だという方は、見えるところだけを脱毛するとよいでしょう。

脱毛するメリットを得たいのであれば、見えないところまでしっかりと脱毛することをおすすめします。

脱毛のメリットは部位によって異なります。脇の場合では、脱毛することで汗が絡みにくくなるため臭いやかゆみなどの不快症状が起こりにくくなります。

デリケートゾーンの場合は、脱毛することで尿や便が付着しなくなり、生理のときの不快感も軽減されます。

万一にも見られないようにしよう

人にムダ毛を見られたくないために脱毛する場合において、見えない部位は脱毛しないのであれば、万一にもムダ毛を見られないようにしましょう。

ムダ毛がなく、綺麗に脱毛しているというイメージを与えている状態でムダ毛を見せてしまうと、一気にあなたのイメージがマイナスまで落ち込んでしまう可能性があります。

また、彼氏にムダ毛を見られたくないために脱毛するのであれば、性交渉の際に見られないように、背中やお腹、必要であればデリケートゾーンまで脱毛することが大切です。

手が届くかどうかを基準にしよう

全身脱毛をするのであれば、全てサロンで脱毛してもらうのではなく、部分的に自分で脱毛するとよいでしょう。

サロンで全身脱毛を受けると、200,000円前後の費用がかかるため、経済的な負担がかかります。

セルフ脱毛は道具とケア用品の購入にかかる費用だけで済むため、費用を節約できます。

サロンでの脱毛部位は、「手に届くかどうか」、「肌トラブルを起こしやすいかどうか」という2つのポイントに着目して決めましょう。

手に届かない部位は自分では綺麗に脱毛できない可能性があります。

また、デリケートゾーンは肌トラブルが起こりやすいので、サロンで脱毛してもらう方がよいでしょう。

綺麗に脱毛できなければ意味がない

中途半端にムダ毛が残ってしまうと、見た目に支障をきたします。

綺麗に脱毛できなければ意味がないので、自分で脱毛することが難しいと感じた部位はサロンで施術を受けましょう。

背中やお尻、首の裏などは自分で脱毛することが難しい部位です。

背中や首の裏であれば、友人や家族に手伝ってもらうことで、綺麗に脱毛できる可能性があります。

脱毛した箇所はケアが必要

脱毛後は、セルフでもサロンで施術を受けた場合でもアフターケアが必要です。

脱毛した後は毛穴が開いているだけではなく、皮膚が乾燥して刺激を受けやすくなっています。

このような状態で紫外線を受けたり肌をこすったりすると、色素沈着や湿疹などの肌トラブルが起こる可能性があります。

そのため、化粧水や乳液などで肌に潤いを与えてバリア機能を復活させることが大切です。

手が届かない部位を無理に脱毛しても、化粧水や乳液をしっかり塗ることができず、肌トラブルが起きてしまう可能性があるので注意しましょう。

肌トラブルに注意しよう

肌トラブルには、色素沈着や湿疹の他に、ニキビなどが挙げられます。

色素沈着は、肌が受けた刺激が皮膚の奥深くにある真皮に届かないようにするメラニン色素が肌に沈着した状態です。

メラニン色素は自然に排出されるため、健康な状態では色素沈着を起こすことはありません。

しかし、睡眠不足や肌の乾燥などで肌の新陳代謝が低下すると、メラニン色素を排出しきれなくなり、肌に沈着してしまうことがあるのです。

メラニン色素は黒い色素であるため、目立つ黒いシミになります。

自分で脱毛した場合はすぐに生えてくる

ワックス脱毛やシェーバー、カミソリなどによる脱毛は、正確には「脱毛」ではありません。

毛根から破壊しなければ、何度でも毛が生えてくるので、自分で脱毛した場合は継続的に処理をすることになります。

生えたての毛はチクチクとしているため、不快感があります。頻繁に処理することが難しい背中やデリケートゾーンなどは、やはりサロンなどで脱毛した方がよいでしょう。

無理をせずにサロンで脱毛してもらおう

脱毛しにくい箇所を無理に脱毛しようとすると、肌トラブルが起こるリスクが高まるだけではなく、時間を消費してしまいます。脱毛してしまえば、日々の処理の時間を削減できます。

無理に自己処理をしてよいことは1つもないので、無理をせずにサロンで脱毛してもらいましょう。

ただし、サロンで脱毛を受けるにしても、ワックス脱毛は永久的な脱毛が見込めないので注意してください。

カウンセリングで専門家に相談しよう

どの部分を脱毛するか迷った場合は、専門家に相談することをおすすめします。

無料でカウンセリングを受け付けているサロンに行けば、一切の負担を負うことなく脱毛に関する悩みを解決できるでしょう。

完全に脱毛するのか、ある程度の毛量を残すのかなど、細かい相談にも応じてくれます。

疑問を解決せずに脱毛してしまうと、後悔する可能性があるので、カウンセリングを十分に活用しましょう。

自分にとって最適なプランを選ぼう

サロンによってさまざまなプランが用意されています。脇とデリケートゾーンの脱毛セットや毛量を調節するだけの低価格のプランなど、さまざまなニーズに対応できるようになっています。

単独でメニューを選ぶよりもセットで選んだ方が得になることが多いので、できるだけ1度の機会で複数の部位を脱毛するようにしましょう。

脱毛の方法によって効果が異なる

脱毛には、ワックス脱毛や光脱毛、針脱毛などがあります。

ワックス脱毛は、乾くと固まるワックスを脱毛部位に塗り、その上から専用のシートを貼って一気に剥がします。毛穴が開くため、皮膚の下に新たに生えてくる毛が埋まる埋没毛になる可能性があります。

光脱毛は、高周波を照射して毛根を縮小させ、抜けやすくする脱毛方法です。複数回の施術を受けることで永久脱毛できる可能性があります。

針脱毛は、毛穴に針を刺して通電することで毛根を破壊する脱毛方法で、毛根を1つずつ破壊するため施術に時間がかかります。

脱毛の方法によって痛みの強さが異なる

脱毛方法によって痛みが異なるので、確認しておくことをおすすめします。ワックス脱毛は、シートを剥がすときに多少の痛みを感じることがあります。

光脱毛も高周波を照射するときに痛みを感じることがありますが、それほど強い痛みではありません。

最も強い痛みを感じるのは針脱毛です。通電するときに強い痛みを感じます。また、デリケートゾーンは感覚が敏感であるため、より強い痛みを感じる傾向があります。

クリニックで施術を受ける場合は麻酔などをしてもらえるため、それほど痛みを心配する必要はありません。

しかし、サロンは医療機関ではないので麻酔を使用することができず、どうしても痛みを感じてしまいます。

痛みを軽減するためにさまざまな工夫をしているサロンもあるので、痛みに弱い人はそういったサロンを選ぶとよいでしょう。

脱毛部位は慎重に選ぼう

脱毛は、簡単に行えるものではありますが、色素沈着や湿疹などの肌トラブルのことを考えると、安易に行うべきではないでしょう。

  • アフターケアが必要
  • 自分で処理してもすぐに生えてくる
  • サロンでは見えない部分を脱毛してもらえる

少なくとも、自分の手が届かない、あるいは届きにくい部位はサロンで脱毛してもらった方がよいでしょう。

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