公開日:2018/07/09 

ニードル脱毛って何?すべき部位は?基礎知識まとめ

ニードル脱毛という脱毛法をご存知でしょうか。一部のサロンなどで行われている脱毛法で、実は脱毛治療を受ける側にもしっかりと知識が必要な方法なのです。

ニードル脱毛を行う際に知っておくべき基礎知識をまとめました。

ニードル脱毛の基礎知識

ニードル脱毛って何?

ニードル脱毛というのは細い針のような器具を使って脱毛をする治療法です。

毛穴の中に針を差し込み、電気を流すことで毛を根元から破壊して脱毛します。

15年くらい前までは非常に広く行われていた治療法ですが、お肌に大きな負担をかけてしまうので、注意が必要です。

ニードル脱毛では、毛穴に毛に沿って細い針を差し込み電気を流します。

慣れてない施術者が行うことで皮膚を傷つけてしまったり、非常に強い痛みを引き起こしてしまったりと、トラブルが多発したことで知られています。

治療にかかる費用も非常に高額で、現在ではメジャーな脱毛法ではありません。

ニードル脱毛を単独で受けるメリットはあまりなく、レーザー脱毛や光脱毛などのその他の脱毛法と組み合わせてニードル脱毛を選ぶことで、大きなメリットが得られるといわれています。

ニードル脱毛について正しい知識を身につけ、ニードル脱毛を行う際は、しっかりと目的を定めながら脱毛をするのが大切なのです。

ニードル脱毛は永久脱毛できる

ニードル脱毛は、全てにおいて他の脱毛法に劣っているというわけではありません。

ニードル脱毛を施すことで永久脱毛ができるので、現在でもニードル脱毛を採用するエステサロンやクリニックがあるのです。

ニードル脱毛は電気の力で毛根を直接破壊するので、レーザー脱毛や光脱毛と異なりしっかりと永久脱毛することができます。

レーザー脱毛や光脱毛は、ある程度の回数照射することでほとんど永久脱毛と同様な脱毛効果が得られるのですが、やはり一部の毛は生き残ってしまうことがあります。

このようなわずかに残った毛を綺麗にするために、ニードル脱毛は活躍します。

また、ニードル脱毛は、太い毛や皮膚の深いところに毛根があり、レーザーなどでは十分に脱毛できないような部位にも脱毛処置を施すことができます。

電気の力で半永久的に毛根を破壊するので痛みは伴いますが、確実に脱毛をすることができるニードル脱毛には、実はその他のどの脱毛法にもない大きなメリットがあったのです。

ニードル脱毛をしておくべき部位

ニードル脱毛が必要なのは毛根が深いムダ毛

ニードル脱毛は、針を毛穴に差し込んで通電するので痛みが強く、あまり多くの本数の脱毛を行うのには適していません。

医療機関によっては表面麻酔などを行いながら脱毛をすることができるのですが、表面麻酔をしても痛みを感じることがあるので、やはりニードル脱毛をする本数自体を減らしながら脱毛処置を受けたい所です。

皮膚の浅い所に毛根があり簡単に脱毛ができるような部分は、ニードル脱毛ではなくレーザー脱毛や光脱毛が適しています。

皮膚の浅い所にある毛はレーザー脱毛だけである程度脱毛効果が得られるので、レーザー脱毛で先に脱毛してしまいます。

その後、皮膚の奥に毛根を持つ毛にニードル脱毛をすると、非常に負担を小さくしながら脱毛をすることができます。

ニードル脱毛は確実に永久脱毛の効果を得ることができるのですが、お肌のトラブルなどのリスクも高く、極力最後の手段として使うのがいいのかもしれません。

それぞれの脱毛法の特徴を考えながら脱毛処置を受けるように気をつけてみましょう。

細い毛はニードル脱毛に向かない

ニードル脱毛に向かない部分には、ニードル脱毛をしないように注意しましょう。

皮膚が薄い部分は、ニードル脱毛によってお肌が傷つきやすいので適しません。また、細い毛に対してニードル脱毛をするのもあまり得策ではありません。

細い毛の毛穴は非常に窮屈で、脱毛処置を行う時の痛みが強かったり、皮膚を傷つけてしまい脱毛後のトラブルが起こりやすいという厄介な問題もあります。

ニードル脱毛に向いているのはココ

ニードル脱毛に向いているのは、レーザーや光照射がむかない部分です。

レーザーや光照射による脱毛は皮膚が黒ずんでいたり、メラニン色素が溜まっている部分の脱毛に不向きで、このような部位にレーザー光を照射しても皮膚の内部まで光が届かず、皮膚の表面だけで火傷が起こってしまいます。

まず、乳首の周囲の脱毛にはニードル脱毛が適しているといえます。

乳輪部分に生えている毛はもともと本数も少なく、大抵の場合は数える程度で脱毛ができます。

乳輪の部分は非常に敏感ですが、医療機関であれば麻酔をしてもらうこともできるので、相談してみるといいかもしれません。

また、脇の下の脱毛もニードル脱毛の方が向いている場合があります。

脇の下の毛は皮膚の深いところに毛根があるので、レーザー光が届かない場合があり、ニードル脱毛の方がより効果的です。

1度で高い確率で脱毛できるので、このような部分の脱毛はニードル脱毛を選択することも検討してみましょう。

ニードル脱毛後はアフターケアが大切

ニードル脱毛に副作用ってある?

ニードル脱毛に副作用があるのは事実です。しかし、これはあくまでも、経験値や情報が確実に蓄積されていなかった時代のことで、現在ではこの副作用も軽減されています。

ニードル脱毛で起きやすいトラブルは、毛穴の炎症とニードルが皮膚を傷つけてしまうことで起こるお肌のトラブルです。

このようなトラブルを未然に防ぐためにもニードル脱毛を使う部分を限定し、経験のあるエステティシャンや医師に依頼しましょう。

ニードル脱毛後の痛みの対処法

ニードル脱毛後の痛みは、しっかりと冷やすことで抑えることができます。

場合によっては痛み止めなどを服用することで痛みを軽減できますが、痛み止めが必要なほど痛みが出てきた場合には皮膚科の医師に相談してお肌の状態を改善できるようにしてください。

ニードル脱毛はアフターケアがとくに大切なので、もし違和感を感じたりトラブルが起こった時には医師に相談してみましょう。

ニードル脱毛まとめ!

ニードル脱毛は決して全てにおいて悪いというわけではありません。

現在ではしっかりと知識や経験が蓄積され、有効活用することでお肌の問題を改善できる優れた手段として認識されています。

部位による向き不向きなどの特徴を理解して、選択肢に加えてください。

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