公開日:2018/05/16 

水溶性の食物繊維の効果でスッキリ!昆布ダイエットで免疫力UPも!

ダシからとって料理をするのは、おいしいだけでなく、体にいいおすすめの方法です。

とくに昆布を使ったレシピは、気軽に痩せられると評判をよんでおり、他のダシがとれる食材より効果が高くなります。

続けやすくするために気軽にできるものも紹介するので、参考にしてみましょう。

水溶性食物繊維の効果が抜群の昆布ダイエット

効率よく痩せようとするなら、正しい食材を選んで食べることがポイントで、気軽に続けたいなら昆布を使ってみてください。

とくに腸が元気でない人には効果的な食材で、それはバランスよく食物繊維が入っているからなんです。

もともと野菜などに入っていることが多い栄養のひとつで、腸内の老廃物を外に出すことができます。

そのなかでも水溶性といわれる種類が、昆布にはたっぷりでそれがダイエットにちょうどいいでしょう。その特徴は以下で詳しく紹介しています。

血液をサラサラにして脂肪をため込ませない

まず昆布に入っているものには、ドロドロになった血液をきれいにする効果があるんです。これは血流がよくなって、体の循環をよくしてくれるでしょう。

そして脂肪を少なくできてしまうので、ダイエットに最適なわけです。体にたまった脂肪をどうにかしたあとは、なんと昆布の成分にはこれから食べる脂肪も、体にため込ませません。

ですから自然と体重を減らせられて、しかも腸が元気に動いてくれるので、健康的に体を細くできてしまう魅力的な食材といっていいでしょう。

食欲を少なくできるので食べすぎることがない

もともと食物繊維は体の中で大きくなって、お腹をいっぱいにさせることができますが、昆布にはさらに血糖値を減らせられます。

この数値は基本的に糖質に関するものですが、じつは食欲とも大きな関係があるんです。

お腹が空いたときは胃のなかがカラッポになったときに、感じるものと思うでしょうが、これは血糖値がいっきに下がった場合におこります。

ですから最初からこの数値が高くならないことが、ダイエットでは大切になるでしょう。

糖質をとらないのが1番いいのですが、なかなか食事で抜くことができないのが現実です。

しかし昆布を使えば少しとってしまっても、血糖値自体は高くなりにくいので、食べすぎてしまう失敗を減らしてくれます。

脂肪をふやす原因を少なくできるのは、ダイエットをしている人からしても頼もしい存在でしょう。

むくみがなくなる?うまみ成分がたっぷりで塩を少なくできる!

体を太くさせているのはカロリーだけと、勘違いする人が多いでしょうが、じつは塩分のとりすぎもダイエットとしては天敵です。

水分を無意識にとってしまうので、体がむくんで太ってしまう可能性が高くなります。とる量を減らさないかぎりよくならないので、なるべく減塩してください。

塩を使わないとおいしく料理ができないかもしれませんが、じつはそんな場合でも役立つのが昆布です。ダシとして使われることが多いこの食材は、うま味を出すのに長けています。

ですから塩分を少なめにしても、味を薄くしなくても大丈夫なんです。うまく利用してなるべく減塩し、むくみを少しずつ減らしていきましょう。

昆布ダイエットでおすすめしたい汁物レシピと「昆布水」

たしかに痩せやすいと思ったでしょうが、使うのが面倒になる人が多いのが、この昆布の大きな欠点です。

なにかを作るたびにダシをとる手間がかかり、料理が苦手な人にとって面倒で、挫折する可能性が高いでしょう。

そこで昆布を使ってダイエットをするなら、昆布水を試すのがおすすめです。昆布を水に浸けて保存し、それを使って料理をしてください。

保存する容器に水1リットルいれて、昆布を10g放り込んでおくだけで、そこからダシが出て保存しておけます。

これを使うレシピを集めたので、参考にしてみてください。

ちょっと辛め!キャベツの重ね煮スープ

野菜だけでなくショウガや鷹の爪など、代謝が上がりやすいものを入れているので、ダイエットに最適なスープです。

もちろん昆布水やブイヨンなど、しっかりダシを使っているので、健康的なレシピになっています。

    <材料>
  • しいたけ
  • えのき
  • ごま油
  • キャベツ
  • 自然塩
  • ショウガ
  • ニンニク
  • 茹でタケノコ
  • めんつゆ
  • 昆布水
  • 鷹の爪
  • 野菜ブイヨン
  • ゴマ
    <作り方>
  1. 鍋に塩を入れて、えのきとしいたけ、キャベツを加えて弱火で煮こむ
  2. 他の鍋にごま油をしいて、みじん切りのニンニクとショウガ、鷹の爪も炒める
  3. 炒めたほうの鍋に、最初に煮こんだものを投入し、タケノコも入れる
  4. 昆布水とめんつゆ、最後にブイヨンで味付けをしたら完成

煮込むとおいしい!大根と鶏のスープ

昆布水を使うメリットは、味がやさしい雰囲気に変えてしまうところでしょう。

もちろんただ薄味になるだけでなく、他の食材にもそれが染みわたって、楽しむことができてしまいます。

そこに鶏肉を入れれば味がさらにおいしくなるだけでなく、筋肉の材料となるたんぱく質までとれてしまうので最適なレシピです。

    <材料>
  • 鶏手羽
  • ショウガ
  • 昆布水
  • ニンニク
  • だいこん
  • こしょう
  • 白ネギ
    <作り方>
  1. 鍋にだいこんと白ネギ以外のものを入れて、中火で沸騰させる
  2. 沸騰したあとに、弱火にしてアクを取り除いたら、だいこんを入れる
  3. 20分くらい煮たら、白ネギをいれてやわらかくなったら完成

具材がたっぷり!和風のポトフ

お腹が空いたら食べ応えのあるものが欲しくなるでしょう。そこで具材がたくさん入ったスープを用意しておくと、すぐに満足できます。

そのスープに昆布水を使うと、うま味が出て塩分も少なく済んで一石二鳥でしょう。すべて飲み干しても問題ありません。

    <材料>
  • スペアリブ
  • 昆布水
  • じゃがいも
  • ニンジン
  • だいこん
  • エリンギ
  • 塩レモンの輪切り
  • ニンニク
  • しょうゆ
  • ネギのみじん切り
  • 黒コショウ
    <作り方>
  1. スペアリブを圧力鍋に入れて、すべて浸かるくらいの水を加える
  2. 重りが回って10分火にかけ、そのあとに火を消して10分放置
  3. 野菜やキノコ類は、食べ応えがあるくらいの大きさにカット
  4. ニンニクに限っては適当な大きさに切る
  5. 最初に火にかけたスペアリブの煮汁を捨てておく
  6. 煮汁のなくなった鍋の中に、キノコ類以外のすべての野菜を入れる
  7. 次に昆布水とレモンを入れて、蓋の重りが回ってから15分火にかける
  8. 回ってから再び火を消して15分放置し、エリンギを投入
  9. しょうゆと黒コショウで味をつけて、火にかけて完成

昆布ダイエットは体にも経済的にも優しい

味に深みが出ておいしくなるのは作っていて楽しいですが、さらにダイエットもできてしまう昆布は、人気が出ています。

ちょっとした量だけでも、しっかり味が出るので使い勝手がよく、続けやすい食材でしょう。

それくらいダシが取れてしまうので塩分を少なくできて、むくみまでなくせてしまいます。それだけでなく食欲まで少なくなり、ストレスなく脂肪を少なくできるんです。

味もやさしければ健康にもいい昆布を使うのは魅力的ですが、ダシをとるのが面倒と思う人が、中にはいるかもしれません。

じつは水に昆布を入れておいて、料理の前から準備しておけば、その手間も省けて簡単です。だからこそ注目されているので、やってみてください。

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