公開日:2018/05/16 

ゆっくり血糖値を上げていくスローカロリーダイエットの効果とは?

気がついたら脂肪がついていてなんとかしたい…という人は、食事を見直すいい機会でしょう。

この原因は糖質が大きく関わっているので、それを食べないダイエットが手っ取り早いですが、今はスローカロリーがおすすめです。

その効果やどんな食品がいいのか見てみてください。

糖質制限の次はスローカロリーダイエットが注目を浴びている

炭水化物は体に必要なものなのはたしかですが、量が多すぎると脂肪となってため込んでしまいます。

そこで考えるのが糖質制限でしょうが、じつはそれよりもダイエットにいいとされる、スローカロリーをしてみてください。

それまでは糖質を体に入れない努力が必要でしたが、この方法は血糖値があがりにくいものであれば、少しくらい体にいれても問題ありません。

それは以下の効果があるので、気軽にダイエットができてしまいます。

インスリンをおさえて体に脂肪がつきにくくなる

そもそもなぜ糖質が太りやすいのかというと、インスリンが深くかかわっているです。

たくさんの量を食べすぎてしまうと、体からこの成分が出てきて血糖値をダウンさせようとします。

そして正常な数値になるのですが、じつはこの成分が余ることがあるんです。

余らせてしまうと今度は脂肪のほうに矛先を変えて、体にため込ませる効果を発揮してしまうでしょう。

これが大きな欠点で、とにかく大量にこの成分を使わせないように対策をしてできたのが、糖質制限だったわけです。

しかし糖質というのも体には必要なものですから、ある程度はとらないといけません。そこでスローカロリーがいいわけです。

大量にインスリンを出させなければいいので、そこまで血糖値が高くならない食品を選べば、脂肪が体にたまらなくなります。

お腹が空きにくくなって食べすぎを防ぐ

もともとお腹が空いてしまうのは、胃の中に食品が少なくなっているからではなく、血糖値が大きく変化したときだったんです。

急激な変化があるほどお腹が空いたと感じやすく、たくさんの量の食品を食べてしまうでしょう。ところが急激な変化が少なくできてしまうので、とくにお腹が空くことがありません。

食事をしたあともお腹がいっぱいで、食べすぎて罪悪感を味わうことも少なくできます。食べる量を自然と減らせられて、ストレスをためずにダイエットができてしまうでしょう。

糖質が食べられるからストレスが少なくて続けやすい

上記でも紹介しましたが、一般的な方法として有名なダイエットは、糖質をまったく食べてはいけませんでした。

たしかに血糖値などのポイントを、しっかりおさえられていて、効果としては間違いないものです。しかし糖質が入っている食品が多くあるのが問題です。

この影響で食べられるものがかなり少なくなってしまい、そこにストレスがたまってしまいます。ストレスは血流を悪くさせてしまううえに、反動でリバウンドも起こしかねません。

しかしスローカロリーなら糖質の量ではなく、上がりにくい食品に絞るので、食べられる食品の幅が広げられます。

どちらかというと、気軽にできる方法のひとつと思っていいでしょう。もちろん痩せられる効果も高いので、続けやすいメリットがあります。

スローカロリーダイエットに効果的な食品や食べ方について

脂肪をため込ませない食品には、カロリーや糖質の数値を見て判断するのですが、このスローカロリーはどんな方法で食品を選べばいいのでしょうか?

じつは以下のポイントをおさえておけば、意外にすぐにみつけられます。数値ではなく、見た目で判断できてしまうので、そのポイントを頭に入れておきましょう。

食品を選ぶときのポイントとおすすめの食品

数値を見ずに食品を選ぶには、まずそのものが白いものかどうかを見てください。白いお米やパスタなどの小麦粉、麺類にも白いものに当てはまります。

そんな特徴がある食品は、血糖値があがりやすくて脂肪になってしまうでしょう。そうではなく、玄米などの茶色くなった食品であれば、問題ありません。

また食物繊維がたくさん入っているものでも、スローカロリーの食品として使えてしまいます。

とくに水溶性のものは血糖値を少なくできる効果もあるので、海藻類やきのこなどを積極的にとってください。

ちなみにこれらの食品は水分をたくさんとったほうが、痩せやすくなる特徴もあるので、うまく活用しましょう。

食べる順番を守って効率的にする方法

このスローカロリーのコツとしては、とにかく血糖値を意識することです。

だからこそ食べる順番を変えると、さらに食品の体を細くさせる効果をアップしてくれるでしょう。

まず血糖値をあがりにくくする食品である、野菜などの食物繊維が多いものを食べてしまいます。

そしてお肉などのたんぱく質がたっぷりなものを食べたあとに、炭水化物が入った主食をとってください。

すると自然に血糖値があがりにくくなるので、脂肪が体にたまらないでしょう。

さらに痩せたいのなら噛む回数を多めに!

上記でも紹介したスローカロリーの効果のひとつに、食欲が少なくできるものがありました。

この効果を高くするために、食事の際にはよく噛むことを意識するのがおすすめです。とくによく噛まないと飲みこめないものは、いつもより回数を多く噛んでください。

この行為は自然とお腹がいっぱいになったという認識が出て、食事の量を減らせられます。さらに胃腸にもやさしいので、健康的なダイエットができるでしょう。

1回口に食品を入れたら30回噛む必要があるため、時間がかかってしまうかもしれませんが、食事に時間をかければお腹がいっぱいになりやすいです。

満腹感を持続させる効果のあるスローカロリーダイエットなら食べ過ぎる心配もない

昔から口に食品を入れたら、よく噛むようにいわれていたでしょう。

これは健康のためにいわれていたことですが、じつはダイエットにもいいわけです。

お腹がいっぱいになりやすく、そこにスローカロリーのものを選べば、自然と痩せられてしまいます。

さらに糖質を全くとらないわけでなく、血糖値があがりにくい食品であればいいので、ストレスなく続けられるのがいいところです。

先に野菜を食べて最後に炭水化物という順番を守れば、もっとダイエットがしやすくなるので、やってみるといいでしょう。

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