公開日:2017/10/09
塩分の取りすぎで太る!?上手に摂取するポイントとは
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塩分の取りすぎが健康に悪影響を与えるという話は有名ですが、実は太る原因にもなることをご存知でしょうか。
料理の味付けには欠かすことのできない調味料だからこそ、普段から何気なく口にしている塩。カロリーが含まれていないため太ることとは無縁にも思えますが、油断をして塩分を過剰摂取しないよう注意が必要です。
一体なぜ塩分が太る原因になるのか、効率よく摂取するポイントとあわせながらご紹介いたします。
塩分の取りすぎで太る!?過剰摂取による影響とは
さまざまな料理に使われている塩ですが、過剰摂取には要注意。塩分が体にどんな影響をもたらすのか見ていきましょう。
体に水分を溜め込む
私たちの体には、体内の塩分濃度を水分で調整する機能があります。そのため、塩分を取りすぎると体内の濃い塩分を薄めるために、水分が体内に溜め込まれてしまうのです。余分な水分が体内に溜まるとむくみが生じ、体重の増加や体のサイズアップにつながってしまいます。
基礎代謝が低下する
塩分の取りすぎで体内に余分な水分が溜まると、リンパの流れが滞り基礎代謝が低下します。基礎代謝が低下すると、老廃物が排出されにくくなったり、エネルギーが十分に消費できなくなったりして、太りやすく痩せにくい体になってしまうため要注意。また、塩分の過剰摂取によって内臓機能が低下することも代謝の低下につながります。
食欲が増す
塩分を取りすぎるとのどが渇きますが、実は同時に食欲も増すことが明らかになっています。消化液の分泌が活発になることで、より多くの食べ物を欲してしまうのです。また、塩分の過剰摂取を続けていると、太るだけでなく高血圧や腎臓疾患、不整脈など、さまざまな病気の引き金にもなります。
過剰摂取を防ぐ!塩分の摂取ポイント
自分では塩の摂取を控えているつもりでも、意外と多くの塩分を取っていたというケースは多いもの。過剰摂取を控え、太りにくい体を作るためにも上手な減塩方法をチェックしましょう。
外食や加工食品を控える
自炊をすれば味付けや塩分が調節できますが、外食では味を薄めることができません。外食は味付けが濃い場合が多く、塩分も高くなりやすいため、連日のように外で食事をとっていると塩分の取りすぎになってしまいます。
また、ハムやソーセージ、カップラーメンなどの加工食品も塩分量が多めです。
塩分の取りすぎを防ぐためにも、外食や加工食品の摂取を極力控えましょう。
料理にはスパイスや酸味を利用する
減塩のためには自炊での食事が1番ですが、塩や醤油などを多用していると、おのずと塩分の取りすぎになってしまいます。とはいえ、味付けを薄くすると満足感が得にくく、食事が楽しくないですよね。そこでおすすめなのが、塩分の代わりにスパイスやお酢を使って味に変化をつけるという方法。コショウやワサビ、レモンなどを上手に使って、アレンジレシピを楽しみましょう。
カリウムを取る
アボカドや納豆、バナナ、柿、キウイなどに多く含まれているカリウムは、体内の余分な塩分を排出するという作用があります。日頃の食事にバランスよく取り入れて、塩分による悪影響を食い止めましょう。
「運動やエクササイズをしてもなかなか痩せない…」と悩んでいる方は、もしかすると塩分の取りすぎが原因かもしれません。
理想のスリムボディを手に入れるためにも、普段の食生活を見直して、塩分の摂取量を改善していきましょう。