公開日:2017/05/26 

イチゴを食べてキレイになるって本当?実はすごい効果も

1粒5万円のイチゴが登場して話題になったことがありましたね。その名も「美人姫」。大きさ、ツヤ、甘さと文句なく超1級品でした。そんなイチゴですが、実はキレイになるすごい効果があるのです。スーパー果実、イチゴの魅力に迫ります。

目からウロコ!イチゴのすごい効果って?

意外に知らない?イチゴはスーパー果実

イチゴは好きですか。普段何気なく食べているイチゴ、実はスーパー果実です。その根拠は栄養価。ビタミンC、ビタミンA、カリウム、カルシウムに鉄分、マグネシウムまで含まれています。

イチゴに、ビタミンCが多く含まれていることは有名ですね。レモンより多く含まれており、100gあたりのビタミンC含有量はレモンが50㎎なのに対してイチゴは62㎎も。イチゴを7粒から10粒も食べれば、1日に必要なビタミンCがバッチリ取れます。

イチゴの旬は春。4月に路地物が多く出回り、値段も手頃になります。イチゴの品種は意外と多くて、有名な「とちおとめ」や「あまおう」など実に200種類以上もあります。ちなみに全国ナンバーワンのイチゴの産地は栃木県で、とちおとめとスカイベリーを生産しています。

食べておいしく美白効果までも!

イチゴは生で食べましょう。ビタミンCが多いイチゴには美白効果が期待できますが、実は美白だけでなく美容に効果的な成分が多く含まれているのです。

まず、ペクチンという食物繊維。ペクチンは腸を整える働きを助けてくれます。イチゴを食べ続けていると便通がよくなった経験はありませんか。お通じがよくなると、お肌の状態がさらにアップします。まさに食べておいしく、キレイになれる最強果実という訳です。

ただし、イチゴの食べ過ぎには注意してください。ビタミンCは摂りすぎても尿となって排出され、結局栄養分が無駄になってしまいます。さらに、イチゴは水溶性の果物です。ほとんどが水分なので、食べ過ぎるとお腹を壊すこともあります。

イチゴにはなんとダイエット効果まで

イチゴにはポリフェノールも豊富に含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用があり、老化予防が期待できます。しかもカリウムや鉄分まで摂れるので、むくみや貧血までサポートしてくれそうです。

さらにビタミンCは免疫力を高めてくれるので、疲労回復の効果も期待できます。疲労がたまってきたと感じたら、イチゴを食べましょう。飲み会が続いた時もイチゴを食べれば、むくみが解消されるかもしれません。

イチゴのすごい効果はまだまだあります。食物繊維が豊富なペクチンは、血糖値の上昇を抑えるサポートをしてくれます。そう、ダイエット効果まで期待できるのです。食事の後にデザートで食べてもOK。朝食に置き換えるイチゴダイエットは、知る人ぞ知るダイエット方法です。

イチゴの美容効果を高める食べ方を知ろう

新鮮なイチゴはヘタで見分けるのがポイント

イチゴの正しい選び方を知っていますか。見た目がキレイでツヤがあるイチゴを選ぶのはもちろんですが、ポイントはイチゴのヘタです。新鮮なイチゴはヘタの先が固く、全体的にしっかりしています。逆にヘタがしぼんでいるイチゴは、収穫から時間が経っています。また、粒がしっかりしているかどうかもチェックしましょう。

イチゴは日持ちしません。冷蔵庫に入れても、2日くらいで鮮度は落ちます。買ってきたら、なるべく早く食べてください。この時イチゴは洗わず、ヘタも付けたままにしましょう。

食べきれない時は、冷凍庫で保存します。この場合は洗ってヘタをとり、イチゴの分量の5%から10%の砂糖を振りかけて保存すれば解凍しても美味しく食べられます。

イチゴはヨーグルトや牛乳などと相性が良い

イチゴは食べる直前に洗ってすぐに食べましょう。洗ってから冷蔵保存し時間が経つと、水分が原因で傷んでしまうことがあるからです。また、洗う時にヘタを取っていませんか。この行為はNGです。なぜならヘタの周辺は栄養価が高い部分なのに、その栄養価を洗い流してしまうからです。

イチゴはヨーグルトや牛乳、豆乳など乳製品と相性がよいので同時に食べることをおすすめします。理由は、イチゴに含まれるポリフェノールが脂質と一緒に摂れば吸収率が高まるからです。

プレーンヨーグルトにイチゴを混ぜて食べたり、牛乳や豆乳にイチゴを入れてミキサーにかけてスムージーにしてもいいですよ。スムージーにレモンやはちみつを加えると、さらに栄養価がアップします。

イチゴはカロリーが低く安心して食べられる

イチゴのカロリーは100gで34kcalです。イチゴ100gというと、普通サイズのイチゴ約8個分に相当します。おやつや食後のデザートで食べてもカロリーがほとんど気にならないレベルなので、安心して食べられますね。

でも、なんといってもイチゴの最大の魅力は美味しいこと。甘くて、みずみずしいイチゴを食べた時の幸せといったらたまりません。ちょっと贅沢にと、イチゴを1パック食べた場合の総カロリーは約100kcalです。これはバナナ約1本分に相当します。

つまり、お腹と心を満足させてくれるのです。実際、イチゴに多く含まれるビタミンCには精神の安定をサポートしてくれる働きもあります。見て楽しめ、食べて美味しく、栄養満点なのにカロリー控え目だから食べたあとの罪悪感もなし。女性にとってこんなにうれしい果物はありません。

イチゴを食べてキレイと健康をゲットする

まだまだある!イチゴのすごい効果

キシリトールと聞いて、ガムを連想しませんか。歯が丈夫になる成分で、虫歯を予防してくれるキシリトールがイチゴにも含まれています。しかもほかの野菜や果物に比べて、イチゴには特に多くのキシリトールが確認されています。

また、貧血予防に大事な葉酸もイチゴには含まれています。葉酸はビタミンB群の一種で、イチゴに含まれている鉄分とともに赤血球を作り、血行を助けてくれる働きがあります。

さらにイチゴの赤い色素は、アントシアニンと呼ばれる成分ですが、このアントシアニンには精眼疲労の回復に役立ちます。イチゴが虫歯の予防になり、目が疲れた時には回復を助けてくれてさらには血行までよくなるなんて。イチゴって優秀です。

イチゴを食べるタイミングはやっぱり朝

イチゴはカロリーが低いのでいつ食べても大丈夫ですが、せっかくなら健康にプラスになる食べ方ができればなおうれしいですね。いちごは朝に食べると、胃腸を助ける働きやダイエットに効果が期待できます。

「朝の果物は金」と聞いたことありませんか。その根拠を説明しましょう。目覚めたばかりの身体は、胃腸の働きが鈍いもの。消化酵素も十分に出ません。でもイチゴなど果物には、その消化酵素を助ける働きがあるのです。

イチゴを朝に食べると効果的なのは、これだけではありません。イチゴに含まれているポリフェノールの一種、ケルセチンは代謝をアップさせ、脂肪を燃焼してくれるといわれています。つまり朝からイチゴを食べると、身体の脂肪が燃えやすい状態に近づけてくれるのです。

時々無性に食べたくなるイチゴ!

イチゴは10月になると出荷され始め、12月から5月初旬くらいまで店頭に並びます。気温が高くなると傷みが早まるので、今まで夏のイチゴは輸入物か冷凍品でした。ところが最近は、夏にとれるイチゴも出始めています。「サマープリンセス」「なつみずき」などの品種です。その結果、イチゴはほぼオールシーズン食べられる果物になりました。

イチゴがほぼ1年中食べられるようになった背景には、それだけイチゴの需要が高いという裏付けがあるのです。疲れた時や風邪気味の時など、無性にイチゴが食べたくなることありませんか。それは知らず知らずのうちに、栄養満点のスーパー果実のイチゴを身体と心が求めていたからかもしれません。これからもイチゴを食べて、キレイと健康を手に入れましょう。

イチゴは栄養満点のスーパー果実!

  • イチゴは栄養満点のスーパー果実でビタミンC、ビタミンA、カリウム、カルシウムに鉄分、マグネシウムなどが含まれている
  • ビタミンCが多いので美白効果や疲労回復などが期待できる
  • イチゴは傷みやすく扱い方を間違えると栄養価が落ちてしまうので注意が必要
  • イチゴを朝に食べると消化を助けてくれるほか、ダイエット効果も期待できる

イチゴを食べるメリットはたくさん!イチゴを食べて美容に役立てましょう。

  • Facebook
    シェア
  • Twitter
    ツイート
  • はてなブックマーク
    はてブ

573



ページのトップへ