公開日:2017/05/26 

夏の香水は爽やかさが決め手!重たくならない香りで好印象に

1年中香水を楽しみたい人にとって、夏は香りが変化しやすい上に体温が高くなり香りが強まるということを意識しておきたいもの。爽やかな香りを選んで、周りに好印象を与えるよう心がけましょう。夏にピッタリな香りやつけ方のコツなどご紹介します。

夏の香水!こんなところを気をつけて

暑い季節は香りが強く拡がりがち

香水好きの人は、季節を問わず1年中香水を楽しみたいですよね。ところが夏は体温が上がり、思っている以上に香りが強く拡がります。汗と混じり合って悪臭に変わってしまうこともあるので、寒い季節よりも少なめにつけるなど、気をつけたいものです。よく手首や足首など脈を打つ部分につける人がいますが、夏はそのようなつけ方をすると拡がり過ぎる恐れも。

また、気温が高くなる季節には香水も変えるとよいでしょう。軽くて爽やかな香りに変えたり、寒い時期よりも甘ったるくない香りを選んでみましょう。やや控えめな印象にしておくのが、夏の香りのエチケットです。

汗を拭き体を清潔にしてからつけましょう

夏の香水を、汗の臭いを消すためのものと思っていませんか?これは気温が高い時には1番避けたいパターン、汗についた雑菌が繁殖して生まれた臭いと香水が混じって悪臭を作り出してしまう可能性も……。これを避けるためには、体を洗って清潔にした状態で、香水をつけることが大事です。

もし外出先で香水をつけ直したいなら、無臭のデオドラントシートで体を拭いてから香水を使うこと。特にわきの下には臭いの原因となる汗を分泌する、アポクリン腺が多く存在するので、念入りに拭いておきましょう。服に汗がついて臭いが発生する場合もあるので、乾燥しやすい服を選ぶこと。また、部屋干しした服は臭いが発生しがちなので、専用の洗剤で洗うなど、日頃のケアも必要です。

香水を控えめにつけるためのひと工夫

夏の香水はマナーを守って、つけ過ぎ禁止!直接肌にスプレーしては強く香り過ぎる恐れがあるので、避けましょう。

洋服に香りをまとわせる…洋服に直接シュッと1プッシュするのが手軽ですが、シミになる場合があるのであまりおすすめできません。それを避けるためには、別に大きめの生地を用意して、そこに香水を吹きかけます。それをアイロン台に広げ、その上に着ていく洋服を広げて2~3cm浮かせてアイロンをかけます。

引用元:http://www.skincare-univ.com/article/000228/

香水を控えめにつけるためには、空中に少量スプレーした中をくぐる、または生地に吹きかけてアイロンをかけ香りを移すなど、色々と工夫をしてみましょう。

爽やかで夏にふさわしいおすすめ香水

好印象を与える夏向きの香水は?

ブランドものの香水で夏にピッタリなのは、柑橘系やグリーン系が混じった、爽やかさを感じさせるもの。まずは涼し気な香りなら、ユニセックスでつけられるエルメスのナイルの庭オードトワレをどうぞ。みずみずしい印象のグリーン系の香りが上品なイメージで、暑い季節でも好印象を与えることでしょう。

あとは人気の高いクロエのオードパルファムです。マンダリンオレンジの香りが爽やかで、フリージアやウォーターメロンの香りもある、上品な甘さを楽しめるタイプです。質のよい石鹸のような香りでもあるので、夏でも圧迫感を感じさせません。

夏なら花よりもお茶の香りはいかが?

暑い季節につける香水は、暑苦しく甘すぎる香りはNG。すがすがしい香りで、周囲の人に好感を持たれるものを選びたいものです。そんな夏にふさわしい香りのひとつとして、お茶系の香りがあります。確かに緑茶や紅茶を感じさせる香りですが、控えめな花の香りもして涼し気な印象。

例えばトミー・ヒルフィガーのトミー ガール コロンスプレーは、レモンティーのような香りでとても爽やか。あと、ブルガリのオ・パフメ オーテヴェールは、緑茶を思わせる、甘さを感じさせる癒し系の香りです。アユーラのスピリットオブアユーラもお茶のイメージにハーブなどが加わり、癒される香りを作り出しています。

オーガニックコスメの香りでナチュラルに

オーガニックコスメブランドの香水も、ナチュラルな印象で夏におすすめです。例えばロクシタンのヴァーベナ オードトワレは、オーガニックヴァーベナを使用。ナチュラルなシトラスの香りで、暑苦しい季節も爽やかに乗り切れそう。

すっと一緒にいたい香り、<オーデミニム>オーデミニムは、伝統的な製法で作られた、さわやかなシトラスフローラルの香りです。シトラスの甘酸っぱい香りの後に、ほのかに甘いフローラルの香りが漂う上品なオーデコロン。どなたにも好まれるユニセックスの香りです。

引用元:http://jp.lecouventdesminimes.com/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3% 83%87%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%A0,5,2,1184,0.htm

また、南フランスの元修道院の建物をリゾートホテルとしてブランドを展開している、クヴォン・デ・ミニムのオーデミニムもおすすめです。シトラスのみずみずしさの後にほのかなフローラルが漂う、上品で好感度の高い香りです。

つけ過ぎを防止する夏の香水術

練り香水を使って上品な香りをまとう

夏は液体の香水ではなく、最近注目の練り香水にシフトするという手もあります。練り香水だとつけ過ぎないで済むのと、香り方がふんわりと優しいので、近づいたりすれ違ったりして初めて香りが解るという、奥ゆかしさが人気です。

大人気のハーフタレントがプロデュースしている香りのブランド、ヴァシリーサからもパフュームスティックというスティック状練り香水が販売されています。香りはペア&ジャスミン、ベリー&バニラ、ピオニー&ローズなど、花とフルーツ、ハーブなどをブレンド。甘さがあるけれど強すぎない香りなので、夏にもピッタリです。動物や鳥が描かれたパッケージも可愛らしく、持っているだけでも気分が上がりそう。

リネンウォーターで衣服に香りづけ

リネンウォーターを使い、服に香りをまとわせておくのも夏ならではのアイディアです。リネンウォーターとは、ヨーロッパでよく使われている香りがついた洗濯物の仕上げ剤。洗濯のすすぎの段階で水に入れたり、スチームに使う水に入れてアイロンをかける時に香りづけを行います。

香水に比べるとかなり希釈されているので、香りはとても控えめでほのかなもの。これを使うことで衣服にほんのりと香りが付くので、香水を使うよりも好印象な場合もあるかもしれません。有名なブランドではフランスのデュランスなどがあり、ローズやジャスミンのような花の香りや、ラベンダーといったハーブの香りも楽しめます。

ボディフレグランスでほのかな香りを

香りを身にまとうのに、香水だけが選択肢ではありません。ボディフレグランスや香りのついたボディクリームなどで、ほのかに香らせるのも夏のテクニックのひとつです。

英国の果樹園で収穫した熟したての洋梨の官能的なみずみずしさを白いフリージアのブーケで優しく包み、アンバー、パチョリ、ウッドで豊潤に仕上げています。

引用元:http://www.jomalone.jp/product/3608/31579/-/english-pear-freesia-bath-oil

例えばジョーマローンロンドンのコロンで1番人気の、イングリッシュ ペアー & フリージア コロン。洋梨とフリージアという甘酸っぱくすがすがしい香りで夏にぴったりですが、ボディケアアイテムでも、同じ香りを楽しめます。ボディクリームやバスオイルなら香水をつけるよりもほのかで、控えめに香りを楽しめます。

夏の香水は香りを選んで控えめに

  • 香りが拡がり過ぎないように、夏の香水はつけ過ぎに注意
  • 夏でも暑苦しくない、爽やかな香りを選びましょう
  • 練り香水やボディフレグランスでほのかな香りを楽しんで

夏でも冬でも同じ香水をつけていると、汗や気温のせいで香りが変化し、違う香水のように感じることも。つけている人がそう感じられるなら、周囲の人はもっと重苦しい印象を抱いているかもしれません。エチケットを守って、控えめに香りを楽しみましょう。

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