公開日:2017/06/15 

日焼け止めは塗り直しの必要あり!塗り方のコツとタイミング

「日焼け止めを使っているのに焼けた」という人は、日焼け止めの塗り方を見直してみましょう。

特に夏場はこまめな塗り直しが必要で、タイミングも大切です。メイクの上から使用する時の注意点や、室内での紫外線対処法についても解説します。

なぜ日焼け止めは塗り直しが必要なの?

「日焼け止めはこまめな塗り直しが必要」とよく聞きますが、「朝のメイク時に塗ったら終わり」という人は少なくないでしょう。

実際のところ、日焼け止めはどのくらいの持続性があるのでしょうか?塗り直しの必要性について考えてみましょう。

汗と一緒に流れる

日焼け止めには、日焼けの原因となるUV-Bを防ぐ値『SPF』と、シワやシミを引き起こすUV-Aを防ぐ値『PA』が表示されています。

SPFは数値が高いほど、PAは『+』の数が多いほど効果が高くなります。

「実際に何時間ぐらい日焼け止めの効果があるか」はSPFの数値から割り出すことが可能です。SPF1を20分間とすると、比較的数値の低いSPF15でも、15×20=300分、つまり5時間は効果が持続することになります。

しかし、日焼け止めは、汗や皮脂と一緒に落ちてしまうという弱点があります。

特に夏場は汗を沢山かくので、日焼け止めの持続力はそれほど高くないと考えましょう。

手や指で触ると落ちてしまう

流れ出る汗やにじみ出る皮脂をティッシュでふき取るたび、日焼け止めはどんどん剥がれていきます。

自分で意識しなくても、顔に指や手が触れる機会は1日に幾度となくあるもので、いつもの癖で頬杖をついたり、ちょっと腕を組んだりするだけでも、日焼け止めは落ちているのです。

日焼け止めの効果をキープするには、極力肌に触れないか、こまめに塗り直すかのどちらかになります。

日焼け止めの塗り直しのタイミング

日焼け止めは落ちたら塗り直すのが基本です。汗や皮脂で流れていないと感じていても、場合によっては塗り直した方がよいケースもあります。

効果が薄れる前に、タイミングよく塗り直しができれば、かなりの高い確率で紫外線をブロックできるでしょう。

2時間から3時間おきがベスト

日焼け止めの持続時間は、前述したようにSPFの数値によって算出されます。

しかし、紫外線にあたったり、擦れたりするたび効果は薄まっていくため、実際は、SPFが示すだけの高い効果は得られないことが多いのです。

個人差はありますが、一般的に2~3時間で効果は薄れはじめます。このタイミングで塗り直すのが理想といえるでしょう。

日常生活で、SPF50の日焼け止めを普段使いする人もいますが、肌負担が増すことを考慮すべきです。

塗り直しなしで、SPF50の日焼け止めを使うよりも、SPF20のものをこまめに塗り直して使った方が、効果は高くなります。日常生活であれば、SPF15~30、PA++で紫外線は十分にカットすることが可能です。

紫外線が強くなる時間帯にも注意

1日のうちで紫外線が強くなるのは、10時~15時の間です。この間は、日陰にいても、紫外線がどんどん降り注いできますので、こまめに日焼け止めを塗り直すようにしましょう。

日焼け止めは、塗ったらすぐに効果を発揮するわけではありません。肌に馴染み、効果が表れ始めるまでは約30分の時間を要します。

もし、外出の予定があるのなら、少なくとも家を出る30分前までには日焼け止めを塗っておきましょう。

化粧をしている時の日焼け止め塗り直し方法

体や腕の塗り直しは簡単にできますが、ファンデーションやメイクを施した顔の場合はどうでしょうか?

『メイクを落とす場合』と『メイクの上から塗る場合』の2つの方法を解説します。

メイクを落としてからの塗り直し方

会社の昼休みなど十分な時間があるときは、メイクを落としてから日焼け止めを塗り直しましょう。

『メイク落とし』または『乳液』を使い、ファンデーションやチークなどを落としていきます。乳液は油分を含むため、軽いメイクを落としつつ、肌に必要な油分を与えてくれます。

コットンを優しく動かし、メイク汚れを絡めとっていきます。『メイク落としシート』を使うと手間が省けて便利です。

メイク落としを使ったときは、基礎化粧品で肌をしっかり整えるようにして下さい。日焼け止めを塗り直し、メイクをして完了です。

メイクの上からの塗り直し方

メイクを落としている時間がないときは、まずはティッシュで顔全体をおさえ、汗、皮脂、汚れをふき取ります。

このひと手間を行うだけで、『日焼け止めの持ち』が格段によくなります。

その後、『日焼け止め効果のあるパウダーファンデーション』または、『パウダータイプの日焼け止め』を上から重ねていきましょう。

『ミルクタイプの日焼け止め』を使う場合は、パフやスポンジに日焼け止めを乗せ、顔に残ったファンデーションを絡めとるようにして伸ばしていきます。最後にファンデーションを重ねて完了です。

体の日焼け止め塗り直し方法も確認

体は面積が広い分、塗り忘れや塗り残しが多くなります。

顔に比べて汗をかきやすく「いつの間にか真っ黒に日焼けしていた」ということも少なくありません。塗り直しをする際のポイントは2つです。

汗や皮脂を拭き取ってから

日焼け止めを塗り直すときは、タオルで汗や皮脂をふき取るのが基本です。

ニオイが気になるときは、ウェットティッシュやデオドラントシートなどを使用するのもよいでしょう。

汗や皮脂をしっかりとふき取ることで、日焼け止めがしっかりと肌に密着し効果が持続します。

スプレータイプが便利

塗り直しには、『スプレータイプ』の日焼け止めが便利です。

スプレータイプのメリットは、広範囲に一気に塗布できる点でしょう。腕や足はもちろん、髪の毛まで一気にスプレーすることができます。中にはストッキングの上から使えるものもありますよ。

ただし、洋服につくと落ちにくい、細かい部分が塗りにくいといった欠点もあります。

デコルテや首の後ろなどは、ミルクタイプの日焼け止めを使うなど、部位によって使い分けるとよいでしょう。

室内では日焼け止めの塗り直しは不要?

肌に負担をかけたくないという理由から、室内ではメイクや日焼け止めを一切しない人もいますが、実は、室内にいても肌は紫外線や有害な光にさらされています。

10年後、20年後の肌を考えるなら、室内にいても日焼け止めは塗り直すのがベターです。

日の当たらない場所にいても油断は禁物

室内や日の当たらない日陰にいても、紫外線は間違いなく肌に影響を与えています。

『UV-B』は、日焼けや皮膚がんを引き起こすエネルギーの強い紫外線ですが、大部分はオゾン層でカットされ、地上に届くのは10%程度です。

一方、地上に降り注ぐ『UV-A』は、UV-Bの20倍以上の量といわれており、波長が長いため、窓ガラスやカーテンを透過して肌の奥まで達します。

室内で気をつけなければいけないのが『UV-A』の方で、肌を無防備にしておくと、たるみやシワなどの『光老化』を加速させるでしょう。

また、最近は『スマホ焼け』という言葉があるように、スマホやPCから発せられる『ブルーライト』の脅威も見過ごすことはできません。

同じく2時間から3時間おきに塗り直しを

室内にいるときも、外出時と同様に2~3時間おきに塗り直すのが理想です。とはいっても、SPFの高い日焼け止めを長時間肌に塗っているのは肌に負担がかかります。

外に出ない日や休みの日は、SPFが低めのマイルドな日焼け止めや、日焼け止め効果が付いた日中用クリームなどを活用しましょう。

日焼け止めの塗り直し方を覚えて肌を守ろう

高機能の日焼け止めを使っていても、塗り直しができていなければ、その効果は十分に発揮されません。

近年は、地球に降り注ぐ紫外線の量がどんどん多くなってきています。室内にいるときもしっかりと肌を守りましょう。

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