公開日:2018/03/09 

くるみを食べるだけなのに痩せた!?くるみダイエットの正しい食べ方と摂取量

美容にいいといわれるナッツですが、そのなかでもくるみはダイエット効果が期待できます。

くるみはあまり意識して食べたことがない人も多いでしょう。くるみでダイエットができる理由と方法について紹介します。

くるみダイエットで痩せたい!くるみダイエットのやり方を解説

ダイエットにくるみを使って痩せた、という声が多いくるみダイエットですが、やり方には基本的に2通りあります。

おやつにくるみを食べる

ダイエット中は甘いものはご法度、と分かっていても、ちょっとだけならとお菓子やケーキなどに手が出てしまうものです。また、小腹がすいたときなどにも、間食をしてしまうという人も多いでしょう。

無理に我慢すると今度はストレスになり、我慢できなくなったときに一気に食べてしまう、ということになりかねません。

バターや砂糖をふんだんに使っているスイーツは高カロリーです。ご飯の量を減らしても、間食のカロリーが高ければダイエットにはなりません。

また、砂糖を多く含む甘いものを食べ過ぎると、細胞を劣化させる糖化が起き、シワやくすみ、シミなどの原因になります。

そこで、おやつの代わりとしてくるみを食べるのです。くるみを噛むことで、満腹中枢が刺激され、空腹もおさまります。

くるみはカロリーこそ低くはありませんが、少量で満腹になるため、ダイエットに向いているのです。

食事の前にくるみを食べる

食事の前にくるみを食べると、食べ過ぎを抑えてくれます。食物繊維が豊富なくるみは、血糖値の急激な上昇を防いでくれるため、脂肪になりにくいメリットもあります。

くるみダイエットは食べ方と摂取量とタイミングが大事

くるみをおやつ代わりに食べるのはいいのですが、食べ過ぎると逆効果です。くるみダイエットで痩せるには、くるみの食べ方と摂取量に注意しましょう。

くるみは低カロリーではない

甘いおやつの代わりにくるみを食べればダイエットになるとはいっても、量を食べ過ぎないように注意が必要です。

くるみをおやつ代わりに食べる場合、大抵1かけだけでは満足できず、数個食べてしまうでしょう。くるみは1かけ(3g)で20kcal程度です。

量を食べてしまうとカロリーの過剰摂取になってしまいます。

くるみの食べ過ぎは便秘になる

くるみには食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維はダイエットに不可欠な栄養素ではありますが、摂りすぎると、便秘や下痢を起こす可能性もあります。

理想的な摂取量は4~5個程度です。これをおやつの時間帯に食べるといいでしょう。

おやつの時間帯は太りにくい

おやつの時間というと一般的には午後3時です。くるみを食べるならこのタイミングがおすすめです。午後2~3時は、一番脂肪が溜まりにくい時間なのです。

体内には脂肪を溜め込む働きをする「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質が存在します。午後2~3時はBMAL1の分泌量は最も少ない時間帯です。くるみを食べるなら、このタイミングで食べると脂肪になりにくいでしょう。

ちなみに、BMAL1の分泌量が最も多いのは、午後10時~午前2時の間です。痩せたいならこの時間帯にくるみを食べるのは控えた方がいいでしょう。

くるみの種類にも注意

くるみの食べ方として、生のものを食べるか、ローストされたものを食べるか、という疑問もわいてきます。

食べ方としておすすめなのは、生のくるみを食べることです。生の状態が一番栄養価は高いからです。

ローストされたものはストックしやすいので便利ですが、多少栄養価が落ちるというデメリットがあります。

くるみダイエットでかわいく痩せちゃおう!

くるみをダイエットとして利用すると、ダイエット効果のほかにも、いろいろな効果が期待できます。くるみの栄養とその効果について紹介しましょう。

くるみに含まれる良質な脂肪「α-リノレン酸」

くるみには「α-リノレン酸」という脂肪分が含まれています。リノレン酸には悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果があるといわれています。

血管をキレイにしてくれるので、血行が良くなるというメリットもあります。

女性ホルモンの分泌を調整するビタミンE

女性ホルモンのバランスが乱れると、脂肪がつきやすくなります。くるみにはビタミンEが含まれ、女性ホルモンのバランス調整をサポートしてくれる効果が期待できます。

また、毛細血管を広げてくれる働きがあり、血行不良を改善してくれます。血流が良くなれば細胞の新陳代謝も正常になるので、美肌効果も期待できるでしょう。

さらに、抗酸化作用が高いのがビタミンEの特徴です。エイジングケアとしてもくるみはおすすめ食材です。

不溶性の食物繊維で便秘を解消

くるみに含まれる食物繊維は不溶性です。不溶性食物繊維は、水分を含んでふくらみ、腸を刺激します。

そのため、便秘の解消になるのです。ただし、適切な量を食べないと、反対に便秘の原因にもなりかねないため、注意しましょう。

質の良い睡眠をサポートするメラトニン

ダイエットにも美肌にも質の良い睡眠は大切なものです。睡眠不足をすると、食欲を抑えるレプチンが減り、食欲を増やすグレリンが増えるのです。そのため、睡眠不足をすると太りやすくなります。

また、睡眠不足は筋肉量を減らしてしまいます。その結果、基礎代謝が下がり、脂肪がつきやすい体になります。血行不良にもなるので、むくみの原因になり、肌荒れも引き起こします。

くるみにはメラトニンという栄養素が含まれています。メラトニンは睡眠を促し、質の良い睡眠を与えてくれる成分です。さらに成長ホルモンの分泌を促す働きもあり、肌の新陳代謝を高めてくれます。

くるみには睡眠の質を高める働きを持つ栄養素が含まれているため、ダイエット効果だけでなく、美肌をキープしながら美しく痩せられるというメリットもあるということです。

くるみを正しい方法で食べて痩せる

くるみはα-リノレン酸をはじめ、ビタミンEや食物繊維などダイエットや美容に効果的といわれる栄養素を豊富に含んでいます。

ダイエットの方法もおやつの代わりに食べるだけ、という手軽にできるのもメリットです。

摂取量やタイミングに注意し、正しい方法で食べることで、美しい肌をキープしたまま痩せることができるでしょう。

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