公開日:2017/05/24
ダイエット中のおやつにはアーモンド20粒がオススメ!
シェア
ツイート
はてブ- お気に入り70
ダイエット中にはおやつは大敵!と思ってはいても、少なめの食事でおやつ無しは結構辛いもの。アーモンドをおやつにすれば満腹感を得られるだけでなく、数々の嬉しい効果があるそうです。可憐なアーモンドの花のように美しくなりましょう!
理由1:美容にいい栄養素を含んでいる
抗酸化作用があるビタミンEが豊富
アーモンドにはビタミンEが多く含まれています。ビタミンEには抗酸化作用があり、細胞の脂質の部分の酸化を防ぎます。例えば、体の中にある細胞の膜を形成している成分である不飽和脂肪酸の酸化を防いでくれます。アーモンドはアンチエイジングを目指すことができる魅力的な食品なのです。
ビタミンEは脂に溶けるという特性があります。ダイエット中の食事は脂分を抜いたものが多いため、ビタミンEが吸収されにくくなってしまうことがあります。アーモンドをおやつとして食べれば、アーモンド自体に脂質が含まれているので、体がビタミンEを吸収するのを助けてくれるのです。嬉しいことにアーモンド20粒くらいの中には、1日の摂取目安となるビタミンEが詰まっています。
美しい肌や髪に導く亜鉛なども含む
アーモンドは亜鉛の摂取にも役立ちます。亜鉛は細胞を作り出すのに欠かせない、DNA・RNAを作る酵素の原材料となる物質です。そして新しい皮膚を作り出す細胞分裂を促進させ、傷の治りを早めることができます。また美肌に導くコラーゲンを合成したり、老化を起こす活性酵素を抑える「SOD」という酵素を活性化してくれます。さらに亜鉛は、健康な髪の成長にも関わっています。
アーモンドに含まれるビタミンB2は代謝を助ける働きをして、脂肪を燃焼させます。また皮膚や粘膜を健康に保つ物質であるナイアシンというビタミンも含んでいます。ダイエット中に不足しがちな栄養素をしっかりと補って、皮膚や髪をみずみずしく保つように助けるアーモンドは、おやつにオススメです。
マグネシウムで体も心も美しく!
アーモンドにはマグネシウムも豊富です。マグネシウムは、カルシウムと共に骨と歯の形成に関わる大切な物質です。ホルモンの分泌に必要な酵素の働きを助け、身体の調整機能も助けています。どちらも美しい体を維持するのに欠かせないものです。
マグネシウムには、細胞内にちょうどいい量のカルシウムを保つ役割もあります。カルシウムとバランスよく摂取することで、イライラを抑えて精神面の健康に役立ちます。ダイエットによるストレスも上手に解消して、笑顔で過ごしたいものですね。
マグネシウムは豆や海藻に多く含まれるので、和食中心の食生活では比較的取り入れやすい栄養素でしたが、現代の日本人の食生活では不足しがちです。アーモンドから摂取して、心身ともに美しい状態を目指しましょう。
理由2:アーモンドは健康にも良い食品
老化を進めるAGEを抑制する
AGEとは、終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)という、いかにも怖そうな物質の略称です。実際、このAGEは老化を進めてしまうものなので、なるべく少ないに越したことはありません。AGEはどのように体内に溜まっていくのでしょうか?食品そのものに含まれていることもありますし、人の体の中に存在するたんぱく質と糖とが結びついてできることもあります。
AGEが蓄積する場所では、様々な病気や症状が出てきます。例えば、AGEが血管に溜まりもろくなってしまうと、血管疾患である脳梗塞・心筋梗塞を引き起こします。また皮膚のコラーゲンの弾力を失わせることもあります。アーモンドを摂取すると、このAGEの値を抑えることができると言われています。
悪玉コレステロール値を下げる助けになる
アーモンドには、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸が豊富に含まれています。素焼きのアーモンド20粒は120Kcalほどあり高カロリーですが、このオレイン酸がコレステロールを抑制するため、ダイエットに適したおやつと言えます。
コレステロールを抑制するとはどういうことでしょうか?動脈硬化の原因となるコレステロール全体の数値、特に悪玉コレステロールを抑えることができます。その一方で善玉コレステロール値は下がりません。
そういうわけで、メタボリックシンドロームや血管の詰まりが原因となる心臓病のリスクを大幅に減らす食べ物として、注目を集めています。また、オレイン酸だけではなく、アーモンドに含まれるマグネシウムも血液中の悪玉コレステロールの値を抑える働きをします。
腸内環境を整えて便秘をしにくくなる
アーモンド100gには、食物繊維が10g以上も含まれています。食物繊維のうちでも水には溶けない不溶性の食物繊維です。不溶性の食物繊維は腸を動かすのに役立ち、便の容積を増やして外へと排出するのを助けるため、適度に摂取すると便秘になりにくくなります。ダイエットをすると食べる量が減って便秘になりやすいですから、これは本当にありがたいですね。
また、アーモンドのマグネシウムも、大便に水分を取り込ませて軟らかくする働きがあります。さらに、オレイン酸は小腸で吸収されにくく、大腸まで届く脂質です。潤滑油となって便を軟らかくして、腸の働きを活発化させます。アーモンドは、すっきり快適に過ごすために役立つ栄養素が豊富です。
理由3:ダイエットを成功へと導いてくれる
アーモンドを噛むと満腹感が得られる
2009年にAmerican Journal of Clinical Nutritionで発表された研究の結果によると、アーモンドを10回だけ噛むより、25回、40回とたくさん噛むほうが不飽和脂肪酸をたくさん摂れることがわかりました。そしてリチャード・マテス氏によると、アーモンドを40回噛むことで空腹感を抑えて、満腹感を与えることもできるとのことです。
また実験の際に血糖値を下げる働きをする「インシュリン」の濃度も調べたところ、噛む回数10回・25回・40回と増えるほど、より短時間で濃度が下がるという結果が出ました。この結果からアーモンドをたくさん噛むことで、より速やかに血糖値を落ち着かせることができることがわかりました。
アーモンドは常備しやすい!持ち歩きもOK
アーモンドは1粒1粒が小さく、乾燥した食べ物なので扱いやすいのも便利です。1粒が1gを超えるくらいの重さなので、1日に20粒くらい食べるとすると20g~25gくらいになります。午前と午後のおやつに10粒ずつアーモンドを食べて空腹感を抑えることで、食事の食べ過ぎを防ぐことができます。
仕事や学校の日でも、ジッパー付き袋やプラスチックパックに入れて持ち運べるサイズなので無理なく続けられますね。食事制限してダイエットしている時に、間食にちょっとアーモンドを加えると空腹を抑えて美容と健康にも良い上満足感もあるので、美しく痩せることを後押ししてくれるでしょう。
おしゃれにストックしてモチベーションUP!
アーモンドを購入する時、100gのパック入りなら20粒25gとすると4日分くらいなので、すぐ無くなってしまいます。でもアーモンドは酸化する食品なので、500g入り以上などの大きめサイズを買った場合は、密閉容器に移すことをおすすめします。
密封容器にも色んなタイプのものがありますが、他のナッツとおそろいの、中身が見えるジャーに入れてみるのはいかがでしょうか?様々な種類のナッツがきれいに並ぶと、まるで外国のおしゃれなキッチンのようになりますよ。
アーモンドもインテリアの一部に取り入れれば、おやつにアーモンドを食べ続けるモチベーションも上がることでしょう。取り出しやすい容器を選ぶのも大切です。透明なビンを使う時には、直射日光や熱を避けて保存してください。
ダイエットのおやつはアーモンドが正解!
アーモンドをおやつにすると、以下のような効果を期待できます。- 抗酸化作用でアンチエイジング
- 美しい肌や髪を保つ
- 悪性コレステロールを抑制する
- 腸内環境を整える
- 満腹感が得られる
美容にも良くて、健康を保つのに必要な栄養素が詰まったアーモンド。1日20粒くらいを目安に、ぜひ取り入れてみてくださいね。