公開日:2018/02/05 

梅干しダイエットで食べる梅干しは塩分控えめやはちみつ味などどの種類の梅干しを選べば良い?

健康食といわれる梅干しは、1日に1個食べるといい、などといわれています。さまざまな美容・健康効果があるとされている梅干しですが、ダイエット効果も期待できます。それが梅干しダイエットです。どのような方法で行うのか紹介しましょう。

梅干しダイエットの方法

梅干しを食べるだけ

梅干しダイエットの方法のひとつは、1日あたりに大粒の梅干しを2個食べるだけです。朝に食べてもいいし、ランチと夜、朝と夜などいつ食べても梅干しのダイエット効果は期待できるといわれています。

特に効果的なのは、夕ご飯の前と寝る前に1個食べることとされています。夕食の前に食べると、梅干しが血糖値の上昇を防ぎ、食べ物が過剰に脂肪になるのを抑えることができます。寝る前に食べると良いのは、睡眠中の代謝がアップし、脂肪が分解されやすいといった理由からです。

梅干しを焼いて食べる方法

梅干しを焼いて食べると、ダイエット効果が高まるといわれています。梅干しを焼くことで、ムメフラールという成分が生まれるからです。

ムメフラールは血流をよくして代謝をアップし、痩せやすい体にするのをサポートしてくれる成分です。オーブントースターで焼く、電子レンジで加熱する、フライパンで焼くなど、梅干しの焼き方は自由です。

◆オーブントースターで焼く場合

アルミホイルに梅干しを包み、10~20分程度焼きます。

◆フライパンで焼く場合

油をひかずに、弱火で梅干しを転がしながらじっくりと焼きます。

◆電子レンジで焼く場合

ラップをふわりとかけ、1分程度温めます。

どの方法においても、梅干しの中身が温まっていることが大事です。一度焼いた梅干しは冷めても効果が持続するため、まとめて焼いておくのもおすすめです。

梅干しダイエットの塩分やはちみつ入りなどの梅干しの効果はどうなの?

梅干しは酸っぱいし、しょっぱいため苦手という人もいるでしょう。梅干しには種類があります。どのような梅干しでもダイエット効果があるのかどうかは気になるところです。梅干しの種類の選び方について紹介します。

塩分が多い梅干し

梅干しには塩が利いているものも多いです。保存食であるため塩分は欠かせないのです。しかし毎日塩分の多い梅干しを食べるのは、ダイエット効果はあるものの、健康的にはあまり好ましくありません。

塩分を多く摂ってしまうとむくみやすくなります。さらに高血圧や腎臓機能の低下、骨粗しょう症、尿路結石などの原因にもなり、体に悪影響を及ぼします。

通常の食事においても塩分が多く使われているため、さらに梅干しを食べることで塩分過多になってしまうことのないように注意が必要です。

はちみつ入りの梅干し

塩分が苦手、酸味が強すぎて食べられない、などという場合ははちみつ入りの梅干しがおすすめです。はちみつ入りの梅干しは甘酸っぱくておいしいものです。塩分をあまり感じずに食べられる魅力があります。

はちみつ入りの梅干しを電子レンジで温める際には注意が必要です。糖分があるはちみつ入り梅干しは、加熱しすぎると爆発してしまうこともあります。最初は30秒程度温めてから、さらに10秒温めるなど、時間を刻みながら温めると安全です。

また、糖分が入っているため食べ過ぎには注意が必要です。せっかくのダイエット効果も台無しなどといったことのないよう適量を食べるようにしましょう。

【結論】梅干しダイエットにはどの梅干しの種類がおすすめ!?

種類のある梅干しですが、ダイエットにはどの種類がおすすめなのでしょうか?ダイエットに適した梅干しについて、また梅干しの食べ方について紹介します。

塩分や糖分の少ない梅干しがおすすめ

梅干しダイエットをするなら、塩分や糖分が控えめな梅干しがおすすめです。塩分や糖分が多いと、健康によくなかったり、糖分の摂りすぎになったりすることも考えられます。しょっぱすぎない、酸味のある梅干しを選ぶといいでしょう。

またクエン酸の多い梅を選ぶのもポイントです。クエン酸が不足すると体脂肪が増加し疲労も蓄積されてしまいます。エネルギーの代謝を促すクエン酸を摂取し体脂肪を減らしましょう。

梅干しを塩抜きする方法

塩分が多くてしょっぱすぎる梅干しは、塩抜きをするといいでしょう。塩抜きの方法は次の通りです。

  1. ボールに水と塩を入れて混ぜます
  2. 梅干しを入れて12時間ほど放置します
  3. 梅干しを水きりします

簡単であるため実践してみてください。12時間というのは目安です。お好みもあるため、途中で味見をしながら気に入った味を見つけましょう。

最初から焼いてある梅干し

焼くのが面倒、という人には最初から焼いてある梅干しを使うのもおすすめです。これなら焼く手間も省け、焼く際の失敗を心配する必要もありません。

梅干しが苦手な人におすすめの食べ方

酸味のある梅干しは苦手、でも甘い梅干しも苦手、という人もいるでしょう。そのような場合は、梅干しを使って料理をしましょう。梅干しだけを食べるのが苦手でも、料理に加えれば食べられるというケースもあるでしょう。

◆大根おろしに梅干しを入れてスープにする

作り方は簡単で、大根おろしを作り、水と鶏ガラスープの素を入れ、梅干しを入れるだけです。梅干しはちぎって入れると食べやすいでしょう。ゴマやシソを入れると、よりおいしくできあがります。

◆梅干しを使った炊き込みご飯

炊飯器にお米、焼き梅干し、だしの素、みりん、水を入れて炊くと、梅干し入りの炊き込みご飯になります。炊き上がったら、しらすやシソ、ゴマなどを入れて混ぜると風味が出ておいしいです。

◆梅肉のフライ

豚肉にシソ、叩いた梅干しを乗せてクルクルと巻きます。薄力粉、溶き卵、パン粉の順につけ、フライにします。

◆味噌と和える

しょっぱすぎない、甘めの味噌に梅干しを入れてみましょう。食べやすくなります。キュウリや大根などの野菜スティックのソースとして、また炒め物などの味付けにするのもおすすめです。梅干しが苦手でも、自然とおいしく梅干しを食べられるでしょう。

◆しょっぱすぎる梅干しにははちみつ

塩分が多くてしょっぱい梅干しには、はちみつをかけるとまろやかになり食べやすくなります。砂糖などをかけるという方法もありますが、ダイエットとしては砂糖やはちみつの量に注意しましょう。

梅干しは焼くことでさらにダイエット効果を高めます。塩分の摂りすぎには気をつけ、自分の好みに合った方法で梅干しを取り入れましょう。

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