公開日:2018/03/22
あきらめるにはまだ早い!食事制限ダイエットの停滞期に試してほしいおすすめメニュー
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ダイエットに効果的な食事制限ですが、目標を達成するまでには体重が減らない時期があります。停滞期といわれる時期です。
それを乗り越えないと目標にたどり着きません。停滞期は精神的にもつらい時期ですが、工夫をして乗り越えましょう。
食事制限ダイエットの効果が停滞期に入ったら
食事制限をすると、最初は順調に減っていくことが多いです。しかし、ある時期にさしかかると、食事を制限しているにもかかわらず、体重に変化が現れなくなります。
減るどころか、少し増えたりすることもあるでしょう。食事制限ダイエットにはそういった停滞期があります。それを乗り越えるには、どうしたらよいのでしょうか?
停滞期は身体の機能であることを理解する
今まで順調に減っていた体重が突然変化しなくなれば、焦ってしまうでしょう。途中であきらめてしまいたい気持ちになるかもしれません。
しかし、停滞期は人間が生きていくための身体の機能なのです。これをホメオスタシスといいます。
ホメオスタシスは身体が与えられる変化に対して、身体状態を一定に保とうとする機能です。食事制限で通常よりも食べる量が減ると、身体は生命の危機を感じ、身体に栄養分を貯めようとします。
そのため、今まで以上にエネルギーを蓄積させるので、脂肪がつきやすくなるのです。
注意したいのは、この時期にダイエットをやめてしまうと、身体の機能がそのままなので太りやすくなります。これがリバウンドです。
停滞期はいつまでも続きません。機能が解除されれば、また体重は減っていきます。
タイミングは個人差がありますが、必ず抜け出せるはずなので、それを信じて食事制限ダイエットを続けましょう。
無理に体重を落とそうとしない
体重が落ちないからといって、今までよりも食事の量を減らしたり、激しい運動をしたりする必要はありません。
前述したように、停滞期は仕方のないことであり、自然と解除されるものです。無理をしすぎると、体調を崩してしまいます。
焦らずに、今まで通りの食事と運動をしていきましょう。
食事や運動を見直してみる
停滞期には現状の食事や運動を見直すいい機会ととらえるのもいいでしょう。
体重が減っていたからといって、予定よりもカロリーの高いものを食べていたり、間食をしたりしていなかったか、運動をさぼっていなかったか、などといった点や、夜遅い食事をしていないか、朝食はしっかり食べているか、といった日常生活についても、見直してみるといいでしょう。
食事や運動はしっかり記録をして、カロリーや食べたものをチェックすることも大事です。
停滞期のせいでダイエットをあきらめる気持ちが出ると、食事の量や質にも影響します。
食べ過ぎていないか、カロリーは守っているか、をチェックしてみましょう。
停滞期に試してほしい食事制限ダイエットの新たなメニュー
低カロリーで低脂質、さらに栄養バランスの取れた食事、がダイエット中の理想です。
停滞期もそれを守って食事をすることが大事ですが、より停滞期を早く脱出するには、食事のメニューを少し変えてみるのもおすすめです。
アミノ酸とタンパク質で停滞期を早く脱出
ホメオスタシスは身体に栄養がなくなることで危機を感じて働く機能です。
そこで、生命を維持するために必要な栄養素を摂取することで、停滞期を早く抜け出すことができます。
その栄養素がタンパク質とアミノ酸です。
タンパク質は筋肉をはじめ、血液、皮膚、髪、爪、臓器などの材料になります。タンパク質はアミノ酸によって作られます。
皮膚や筋肉、血液、内臓、骨の中の繊維などはアミノ酸が原料なのです。
また、アミノ酸には基礎代謝を上げ、脂肪燃焼しやすい身体を作る働きがあります。
◆タンパク質が豊富な食品
カロリーが低くタンパク質が豊富な食品には、鶏肉(ささみ、胸)、豚肉のヒレ、あじ、紅しゃけ、かつお、大豆、木綿豆腐、納豆などがあります。
これらの食材を使った食事をするといいでしょう。
◆アミノ酸が豊富なお酢を使ったメニューがおすすめ
アミノ酸を手軽に摂取するにはお酢がおすすめです。
鶏ささみをお酢につけたり、タマネギを酢で食べたり、野菜ジュースに酢を入れて飲むのもおすすめです。
炭水化物を我慢せず食べるチートデイを設ける
停滞期を乗り切る方法として、チートデイを設けるのもおすすめです。チートデイとは、ダイエット中でもたくさん食べていい日を設けることです。
炭水化物でも、揚げ物でも、甘いものでも、メニューは何でもいいので、その日だけは食べたいものをたくさん食べます。
できれば炭水化物やタンパク質をしっかり摂りましょう。
たくさん食べることで、身体に餓死することはない、正常な食生活をしている、とごまかすことで、停滞期を解除できるといわれています。
チートデイのチートは英語で”ごまかす”の意味です。
チートデイは1週間に1日程度がいいようです。あくまでもたくさん食べるのはその日だけで、翌日からはダイエットメニューに戻します。
チートデイは停滞期を早く抜け出す方法といわれていますが、ダイエット中のストレスを少しでも軽減するメリットもあります。
食事制限はつらいものですが、週に1回だけでも好きなものを好きなだけ食べられる日があると思うと、がんばれるのではないでしょうか?
もちろん、チートデイの翌日からは元の食事制限の毎日に戻るので、それに耐えなければならない、という意志の強さも必要です。
食事制限ダイエットは楽しむことが大切
食事制限ダイエットは、毎日の食事管理をしなければならず、空腹に耐えたり、食べたいものを我慢したりすることも多いので、精神的な強さが必要です。
つらくても体重が減ったり、見た目が変わったりすれば、我慢もしがいがありますが、停滞期に入ると食事制限の効果が目に見えなくなります。
苦労をしていてもダイエット効果が得られない、と思うと挫折してしまうことも多いでしょう。
そうならないためにも、停滞期はどういったもので、乗り越える方法を知っておくことが大切です。
食事を工夫したり、メニューを変えてみたり、またチートデイなどを設けて、楽しみを作るといいでしょう。食事制限ダイエットを成功させるには、楽しみながら行うことが大切です。