公開日:2017/05/26 

美肌づくりの強い味方!マッサージや保湿に使えるオイル効果

美肌づくりのため、あなたはどのようなお手入れをしていますか?保湿が大切なのはご存知かと思いますが、それにはオイルが強い味方になってくれます。肌には水分だけを与えても潤いにくいので、肌の内側からケアするオイルも使い、美肌を手に入れましょう。

オイルを活用することで美肌づくりを

保湿には水分プラス油分も必要です

肌の美しさにとって、1番に考えなければならないのは保湿。肌が乾燥しているとシワやたるみにつながり、ニキビができやすい原因にもなります。では肌に水分を与えなくてはと、たっぷり化粧水をつけるのはもちろんよいことですが、それだけでは不十分。特にエイジングサインが現れてくる30代からは、適度に油分も与える必要があるのです。

ジェルや軽めのクリームを使っているけれど、なんだか肌の潤いが感じられないと思ったら、ぜひナチュラルオイルを活用してみましょう。オイルのべたつきを心配する人もいるかもしれませんが、適量を使えば大丈夫。きっと美肌づくりの強い味方になってくれますよ。

鉱物オイルよりもナチュラルオイルを

オイルといっても色々な種類がありますが、安価なものとしてはベビーオイルのようなミネラル(鉱物)オイルがあげられます。ベビーオイルは植物性のものも出てきていますが、かつてはミネラルオイルが主流。そしてミネラルオイルとは、石油を精製して作られたオイルなのです。

もちろん不純物を取り除き精製しているので、赤ちゃんに使っても大丈夫なほど安全ですが、できればナチュラルな植物オイルを使用してみて下さい。植物オイルにはビタミンやミネラルが豊富なので、肌に栄養を与えてくれる特徴があります。そして分子が小さいので、肌へ潤いを与える力に優れているのも、メリットと言えるでしょう。

細胞間脂質と相性がよい油分をお肌に

お肌のお手入れにオイルがなぜよいのでしょうか?それは肌の角質細胞に存在する細胞間脂質にオイルがなじみやすく、オイルを与えると細胞に潤いが生まれるためです。

肌は角質細胞という細胞が並ぶことで構成されていて、その細胞の隙間を埋めている細胞間脂質と呼ばれる脂質があります。角質細胞を守る役割を持っているため、細胞間脂質がもろい状態では、保湿をしてもすぐに水分は蒸発してしまいます。

引用元:【医師監修】美容オイルはスキンケアの優等生?その効果と使い方 | スキンケア大学

オイルは乾燥肌の人用という印象があるかもしれませんが、細胞間脂質の乱れを解消し、過剰な皮脂分泌を減らす作用があるため、オイリー肌にも有効なのです。肌の潤いを保つためにも、肌質を問わず、ぜひオイルの力を借りてみましょう。

美肌を作るオイルの種類を知ろう

皮脂に似た成分を持つホホバオイル

ナチュラルオイルの中でも、ホホバオイルは人間の皮脂に近いと言われています。それはワックスエステルという成分を含んでいるためで、同じ成分がお肌の角質に存在しているからなのです。そのためお肌になじみやすく、かつさっぱりとした使い心地。価格も比較的リーズナブルなので、初めてナチュラルオイルを使うという人におすすめです。

ホホバオイル同様、肌になじみがよいのがマカダミアナッツオイルです。ホホバオイルほどポピュラーな存在ではないかもしれませんが、アンチエイジング対策によいといわれるパルミトレイン酸を多く含んでいることに注目です。エイジングサインが気になりだした人は、使ってみてはいかがでしょう。

美しい髪と肌を作るのに効果的な椿オイル

日本では昔から整髪料として愛されていた、椿オイル。椿の実から取れたオイルはとても髪によく、ツヤが出てしっとりとした手触りが得られます。ロングセラーのヘアケアブランドにもなっているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。椿オイルにはオレイン酸が多く含まれており、酸化や変質しにくいのも特徴です。

塗ることで紫外線対策もできるので、外出の際に髪をコーティングするのもよいでしょう。ドライヤーなどの熱ダメージからも、髪を守る働きも持っています。椿オイルは肌にもよいとされているので持っていれば全身に使え、便利なオイルとして活躍してくれるでしょう。

肌を守る皮脂膜を作るオイル スクワラン

スクワランオイルという名前に聞き覚えがあるかと思いますが、これはスクワレンという成分から作られたもの。人間の体内でも作られ、皮脂膜の成分となっています。スクワランオイルは天然の保湿成分で安心して使え、肌なじみがよいのが特徴です。固まりにくいので扱いやすく、そのため化粧品に配合されていることが多いのです。

化粧品の成分表示などで目にするスクワランとは、哺乳類や植物などに含まれている「スクワレン」という成分を水素添加させた無色の液体を指します。スクワランは潤滑性に優れており、クリームや保湿剤、軟膏などの成分として使用されるほか、潤滑油、離型剤として工業用にも使用されています。

引用元:【医師監修】スクワラン・スクワランオイルとは? | スキンケア大学

オイルを使うタイミングとその効果

スキンケアの仕上げやお風呂上がりに

オイルの使い方はバリエーション豊富です。化粧水をつけ、乳液もつけた後に、美容液のようにスキンケアの仕上げに使ってもよいですし、ブースターとして化粧水の前につけ、その後に塗る基礎化粧品の浸透をよくするやり方もあります。いずれにせよ、洗顔をした清潔な肌につけるようにしましょう。オイルは全身に使えるので、お風呂上がりにボディや髪につけてもOKです。

オイルの活用方法として、清潔な肌に塗ったらそのままマッサージするというものがあります。オイルによって指が滑らかに動くので、肌に負担をかけることなくマッサージできます。

手持ちの化粧品に混ぜて使う方法も

オイルを使うにあたり、オイルを単体でつけずに手持ちの化粧水や乳液に混ぜて使う方法があります。オイルを肌に塗ったことがなく、そのままつけることに抵抗がある方には特におすすめ。少量のオイルを塗り伸ばすのが難しい場合も、基礎化粧品に混ぜれば伸ばしやすくなります。

また、リキッドファンデーションにほんの少量混ぜてもよく、メイクのキープ力が上がります。あまり大量に入れると今度は化粧くずれの原因となりますので、あくまで数滴がよいでしょう。メイク落としの際のクレンジングオイルとしても使えますが、メイクの油分と水を混ぜ合わせる界面活性剤を含まないので、やや落としづらくなるのは仕方ないところです。

オイリー肌さんでも心配なく使えます

オイルを使う美容というと、オイリー肌さんはべたつきを心配するかもしれませんが、油分をカットし過ぎて乾燥してしまうと、かえって肌の皮脂分泌が増えてしまいます。ですので適度な油分を与えた方が、皮脂の分泌のし過ぎを防ぐのです。

オイリー肌の方の中には、「油分のあるものを使うと、ますます肌がべたつきそうで怖い」といって、化粧水しか使わない方も多いのですが、そんな方でも、化粧水のあとにオイルを1滴使うだけで、肌の保湿力が持続するため、過剰な皮脂をおさえることができます。

引用元:【医師監修】美容オイルはスキンケアの優等生?その効果と使い方 | スキンケア大学

オイルを取り入れたい美肌づくり

  • 細胞間脂質になじむオイルを塗って、肌に潤いを
  • ホホバオイルなど肌なじみのよいオイルからトライ
  • スキンケアの仕上げやお風呂上がりに塗るのがおすすめ

オイルにも色々な種類がありますので、使い心地やしっとり感などを比べて、自分に合うオイルを選びましょう。季節によってオイルを変えるのもおすすめです。

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