公開日:2017/04/24
スクワットダイエットのポイントは?足腰を痛めないフォーム
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日に日に暖かさが増してくるこの時期、街行く人の装いも、厚く着込んでいた冬服から少しずつ春らしいファッションへと移行しています。そこで気になってくるのが、冬の間にたっぷりと蓄えてしまった脂肪。「どうせ見えないから」と気が緩み、お尻や太ももが太ってしまったという方も多いのではないでしょうか。
下半身を引き締めるダイエットの定番といえば“スクワット”です。しかしスクスワットは、正しい方法で行わなければ効果を得られないだけではなく、足腰に負担をかけてしまいます。
今回は、スクワットダイエットを始める前に覚えておきたいスクワットの正しいフォームを、その効果とあわせてご紹介いたします。
スクワットダイエットのメリットは?
ウォーキングやランニングと違い自宅にいながら行えるスクワットは、忙しい女性でも始めやすいダイエット方法のひとつ。ダイエットで行う筋トレとしては腹筋も定番ですが、実はスクワットのほうがより高いダイエット効果を得られるとされています。
その理由は、スクワットによって鍛えられる筋肉の量。人の筋肉のおよそ7割は下半身にあるとされており、中でも特に大きいのが太ももにある“大腿四頭筋”という筋肉です。スクワットではこの大腿四頭筋を始めとする下半身の筋肉を効率良く鍛えることができるため、基礎代謝をあげ、痩せやすい体質へと改善する効果があるのです。
また、正しいフォームでスクワットを行えば、下半身だけではなく、お腹や背中、二の腕といったパーツの筋肉を同時に鍛える効果も。スクワットダイエットを続ければ、下半身のシェイプアップはもちろん、お腹周りを引き締めて姿勢を正し、立ち姿まで美しくなることができるのです。
スクワットの正しいフォームを覚えよう
一見簡単そうに見えるスクワットですが、いくつか注意すべきポイントがあります。
背中を丸めた状態で行ったり、膝に体重をかけ過ぎてしまうのはNG。腰や膝に必要以上の負担がかかり、筋肉や関節を痛めてしまいます。お腹と背中の両方の筋肉を使って自然と背筋を伸ばした状態で、しゃがんだ際に膝がつま先よりも前に出ないよう意識してください。
ダイエットに行いたいスクワットの正しいフォームと手順は以下の通りです。
- 足を肩幅よりも少し広めに開いた状態で立つ
- 床と平行になるよう腕をまっすぐ前にあげる
- 太ももと床が平行になるまでゆっくりと腰を下ろす
- 3の状態を3秒間キープする
- ゆっくりと元の状態に戻す
1~5の手順10回を1セットとして、1日に3セットほど行ってみてください。
スクワットのポイントは、しゃがんだ際に膝とつま先が同じ方向を向くように意識すること。内またにならないよう、正面より少し外側に向けて開いておくのが良いでしょう。また、“腰を下ろす際に鼻から息を吸い、元の状態に戻るときに口から息を吐く”ことを意識すると、よりスクワットの効果を実感することができますよ。
いかがでしたか?下半身だけではなく、全身のシェイプアップに効果を発揮してくれるスクワットダイエットについてご紹介いたしました。
夏に向けて引き締まった体を手に入れられるよう、ぜひ今日からスクワットダイエットを始めてみてくださいね。