公開日:2017/02/27
春の乾燥肌を守る正しいスキンケア術│冬よりも注意が必要!?
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肌が乾燥するシーズンといえば冬をイメージする方が多いと思いますが、実は「春」も乾燥肌が悪化しやすい季節だといわれています。しかし、春といえば日差しが暖かく過ごしやすい印象があり、乾燥肌とは無関係な印象を持つ方もいるでしょう。
一体なぜ、春は肌が乾燥しやすくなるといわれているのでしょうか。その気になる理由と、春こそ取り入れたい正しいスキンケア方法をあわせてご紹介いたします。
春の乾燥肌に要注意!
春は気温が上がるため、空気の乾燥も和らぐような気がしますよね。
しかし、地域によっては春の湿度は冬よりも低く、実は3~4月が1年の中で最も乾燥する時期だともいわれています。
また、春は季節の変わり目ということもあり、周囲の環境や体調が変化しやすい時期。
疲れやストレスなども溜まりやすく、これによって肌のバリア機能が低下し、トラブルの多い乾燥肌や敏感肌になってしまうのです。さらに、春の強い風によって飛ばされるホコリや花粉も肌にダメージを与えます。このような外部刺激や体内の変化が、春の乾燥肌を悪化させてしまうのです。
春の乾燥肌を防ぐ正しいスキンケア方法
洗顔やクレンジングはとにかく優しく
春の肌は、空気の乾燥や体調の変化によってとにかくデリケートな状態になっています。洗顔やクレンジングの最中はできるだけ肌をこすらず、優しく撫でるように行いましょう。「毛穴の奥まで洗おう」とせずに、肌表面についたホコリをサッと落とすイメージで洗うと刺激をおさえることができます。
冬と変わらぬ保湿ケアを
暖かくなると皮脂の分泌量が増えますが、湿度の低下によって肌の水分量は低下しています。春になったからと油断せずに、徹底した保湿ケアを心掛けましょう。化粧水を2~3度重ねづけして水分を十分に補ったら、乳液やクリームを塗って潤いを閉じ込めるのがポイントです。
紫外線対策を入念に
春は紫外線が強くなり始める時期で、地域によっては4月の紫外線量は、残暑が厳しい9月頃と変わらないほどだといわれています。そのため、日焼け止めを塗るのはもちろんのこと、日傘やストールなどでも紫外線をブロックするようにしましょう。
とはいえ、ちょっとした外出やお買いものなどの日常生活使う日焼け止めは、SPF10~20、PA+程度でも十分です。春の乾燥肌をいたわるために、刺激の少ない日焼け止めを使用しましょう。
マスクで花粉やホコリをブロック
肌荒れの原因にもなる花粉やホコリは、できるだけ肌に付着させないことが大切です。外出時は肌触りの良いマスクを着用して、帰宅後はできるだけ早めに洗顔するかお風呂に入って花粉やホコリなどから身を守りましょう。
春になると肌の調子が悪くなる…… という方は意外にも多いもの。新しい季節を楽しく迎えることができるよう、スキンケアを徹底して乾燥肌を防ぎましょう。