公開日:2017/04/27
どうして!?デリケートゾーンのにおいの原因とケア方法
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デリケートゾーンのにおいが気になっている方はいませんか?実はデリケートゾーンのにおいを気にしている女性は結構たくさんいるんです。デリケートゾーンのにおいが気になるときとは、どのようなときなのでしょうか。主に生理中や、おりものの量が多くなる排卵日など、または季節だと、夏場や梅雨の時期などが気になるときでしょう。
そもそもデリケートゾーンのにおいの原因は何でしょうか。原因がわかればケアをしやすいですよね。デリケートゾーンのにおいが強くなる原因は、主に『雑菌によるもの』と『病気によるもの』の2つがあげられます。詳しくお話しますので、適切に対処してデリケートゾーンのにおいを解消しましょう。
ここでは『意外と知られていないデリケートゾーンのにおいの原因とケア方法』についてお話したいと思います。デリケートゾーンのにおいに悩んでいる方必見ですよ!
デリケートゾーンのにおいの原因は2つ!
冒頭でもお話ししましたが、デリケートゾーンににおいがでる主な原因は『雑菌によるもの』と『病気によるもの』の2つがあげられます。それではさっそく見ていきましょう。
雑菌によるにおい
デリケートゾーンは、排尿や排便をする場所にとっても近いところにありますよね。雑菌がつきやすい場所にあるということがにおいがでやすい環境であるといえるのです。雑菌の原因は次のとおりです。
- 尿
- 便
- 汗
- 垢
- 経血
- おりもの
ご覧のとおり、尿や便だけではなく、生理中の経血や、排卵日のときに多く出るおりものも雑菌の原因となってしまうのです。雑菌は、そのままにしていくとどんどん繁殖します。特に湿気の多いところでは繁殖能力もあがるのでしっかりと対策することが重要です。
病気によるにおい
どのような病気がデリケートゾーンのにおいの原因になるのかをみてみましょう。
- 子宮頸がん
- 子宮内膜症
- 淋病
- 細菌性膣炎など
こちらであげたように、女性特有の婦人科系疾患は、その症状の1つに『おりものの量が増える』ことがあったり、また、なんらかの細菌に感染して発症することも多いのが特徴です。
婦人科系疾患が原因となってデリケートゾーンににおいがでている場合の見分け方としては、おりものに注目してみましょう。おりものが、黄色や緑色、またはカッテージチーズのようにボロボロしているなど、通常のおりものと違う様子が見られたら注意が必要です。他にもデリケートゾーンが尋常じゃないほど痒かったり、痛かったりするのも婦人科系疾患のサインであることがあります。
このように、デリケートゾーンににおいがでる原因には『雑菌によるもの』と『婦人科系疾患によるもの』が代表されます。それでは、デリケートゾーンににおいがでた場合には、どのようなケアをすればよいのでしょうか。見ていきましょう。
デリケートゾーンのにおいケア方法とは?
先ほどお話しした通り、デリケートゾーンのにおいの原因は『雑菌によるもの』と『夫人系の疾患によるもの』の2つがありました。どのようなにおいケアをすればよいのか、次のとおりです。
- 清潔を保つ
- 通気性のいいショーツをはく
- こまめに交換する
- 婦人科を受診する
清潔を保つ
デリケートゾーンを清潔に保ちましょう。石鹸をしっかり泡立て、泡で優しくデリケートゾーンを洗いましょう。ゴシゴシ洗わないよう、また、中の方まで洗いすぎないようにすることがポイントです。洗い終わったら、しっかり泡を流すことも忘れないでくださいね。
他にも、トイレのたびにウォシュレットを使うと、雑菌のもとを流すことができます。生理中、排卵中、そして汗をかく時期などは、特に清潔にするよう心がけましょうね。
通気性のいいショーツ
ショーツはデザインよりも機能性が重要です。汗をかいてもムレにくいよう、綿100%のショーツがおすすめです。サイズもちょうどよいものを選びましょうね。大きめだと外部からのほこりや雑菌が侵入しやすく、また汗を吸い取りませんし、小さいショーツだと、ムレやすくなってしまったりします。
ショーツ選びは意外と重要なんです。生理用のショーツも素材をしっかりチェックしましょう。ムレやすい人には、布ナプキンもオススメです。
こまめに交換する
ショーツや生理用ナプキン、おりものシートなどは、汚れていなくてもこまめに取り換える習慣をつけましょう。目には見えていなくても汗や垢などがたくさんついています。汗をかく時期には、一日2、3度ショーツを取り換えると安心ですね。
デリケートゾーンのトラブルがおきてしまう方の多くは、生理用ナプキンやおりものシートを長時間つけている人も多いものです。清潔に保つためにも、こまめに交換するよう注意しましょう。
婦人科を受診する
先ほどもお話ししましたが、デリケートゾーンのにおいがでる原因の1つに、婦人科系疾患によるものがあります。婦人科系疾患の場合は、おりものの様子がかわったり、患部にかゆみや痛みを引き起こしてしまう場合も多くあります。
このように、におい以外にも症状がでたときには、早めに婦人科を受診するようにしましょう。婦人科系疾患は放っておくと悪化することが多いものです。しっかりと専門医の指示に従い治療することが望ましいでしょう。
ここまで見てきたとおり、デリケートゾーンのにおいの原因は大まかに2つに絞られます。症状に合わせたケアをして、デリケートゾーンのにおいを撃退してみてくださいね。