公開日:2017/06/15 

辛いイボ痔には円座クッションが必須アイテム!おすすめ3選

なかなか人には話せないけど、辛いイボ痔の痛みに悩んでいるあなた。円座クッションを使ったことはありますか?円座クッションを使うことはイボ痔にどんな効果が期待できるのでしょう?円座クッションおすすめ3選も含めて解説します。

イボ痔の原因と円座クッションを使う目的

そもそもイボ痔とは一体どういう病気なの?

痔にはいくつかの種類がありますが、その中でもイボ痔は、医学用語では痔核(じかく)と呼ばれています。

痔核とは、肛門のまわりにある静脈瘤(じょうみゃくりゅう)のことですが、その形状がイボに似ているためにイボ痔という名称で呼ばれています。痔核ができる場所によって内痔核・外痔核に分かれます。

イボ痔とは、肛門に対する負荷や刺激の積み重ねによって、肛門周辺や内部にある動静脈叢(どうじょうみゃくそう)に血栓やうっ血を招いたり、血管が切れてしまったりした結果、発生することが多いといわれています。

動静脈叢は、たくさんの血管や筋線維が集合しており、便やおならが漏れないようにクッションのような役目をしているため、イボ痔によって排便の際に痛みを感じやすくなってしまうのです。

イボ痔になりやすい人っているの?原因は?

イボ痔になりやすい人というのは、毎日の生活習慣において肛門に対する負荷がかかりやすい体勢や状態になる場合が多いといえるでしょう。

例えば、毎日5分以上トイレに座っていきんでしまう場合が多いと、どうしても肛門周辺に負荷がかかる状態になります。また、立ちっぱなしや座りっぱなしもイボ痔につながりやすいといえるかもしれません。なぜなら、肛門周辺の血流の悪化を招く可能性があるためです。

また、香辛料もイボ痔を招く可能性があります。とうがらしなどの刺激物が便として排出される場合、肛門に刺激を与えることにつながるかもしれません。香辛料に関わらず、下痢や便秘を招くことにより肛門部へ刺激やダメージを与えることも注意するといいでしょう。

辛いイボ痔にどうして円座クッションなの?

イボ痔が痛くて座るのが辛い…。そんな時には円座クッションの使用をすすめられることがあります。イボ痔の原因の1つともいわれている長時間の座りっぱなしは、肛門部への負荷もかかりやすくなっている状態です。

しかし座らないわけにもいきませんし、立ちっぱなしもいいということではありません。そのため、座る時の負荷を極力軽くするためにも円座クッションがおすすめといえるでしょう。

円座クッションはその形状からもわかるように、肛門部が椅子から浮いた状態になる形で座ることができます。お尻にはクッションが当たっているので、座った時に椅子の固さを感じることも少なくて快適に感じやすいのもいいですね。

辛いイボ痔に!円座クッションを使うメリット

イボ痔の痛みを軽減し悪化を防ぐ

イボ痔に円座クッションを使うことにより、椅子に直接座った際に比べてお尻に対する衝撃が少なくなり痛みを軽減してくれる効果を期待できます。

イボ痔になってしまうと、座る際にどうしてもお尻をかばってしまい、体のさまざまな部分に不要な力が入って、さらにイボ痔を悪化させる可能性につながるかもしれません。

円座クッションは痛みの軽減を期待できるという安心感を与えてくれるので、精神的にもとても頼もしいアイテムだといえるでしょう。医薬品とは違いますが、症状の悪化を防ぐ可能性も秘めています。

ただのクッションと思わずに、少しでも楽な気持ちで座れるように助けてくれる円座クッションを使ってみるのもいいでしょう。

円座クッションで姿勢も正しくなれる?

円座クッションは、さまざまな機能を兼ね備えた、数多くの種類が発売されています。その中には、姿勢の矯正にも効果的な円座クッションもあります。正しい姿勢になることは、冷え性や肩こり・腰痛の改善に効果が期待できるといわれていますが、イボ痔にも良い働きがあるといえます。

というのも、イボ痔は血流の悪さが原因ともいわれていますが、姿勢を正すことで冷え性、つまりは体内の血流の悪さを改善する効果も期待できることになります。円座クッションは、姿勢も正してイボ痔にも優しいという優れものなのですね。

円座クッションはイボ痔の再発防止や予防にも!

円座クッションは、現状のイボ痔の痛み軽減や悪化を防ぐことが期待できるだけでなく、予防という点からもおすすめといえます。

座ることは、毎日生活している中で必ずとる姿勢でもあり、避けることはできないでしょう。毎回固いフローリングや椅子に座っているより、少しでもお尻に負担のかからない状態を保つことがイボ痔の予防にもつながることになります。

また、病院でイボ痔の治療をした後にも再発をしてしまう場合が少なからずあります。治療後はお尻に負担がかからないように気を配るとともに、円座クッションを使うことで再発を防ぐことができるかもしれませんね。

イボ痔におすすめの円座クッション3選

「お医者さんの円座クッション」

医師が考案したということでも人気のある円座クッションで、大きな特徴は3つあります。まず1つ目は素材が低反発のウレタンフォームであること。座った際に体の重心をとらえつつうまく変形してくれるので、長時間座っていても疲れを感じにくいでしょう。

2つ目は、背筋を伸ばしストレッチするように働きかけてくれること。円座クッションの中心にある穴に向かって深く座り込むことにより、背筋がすっと伸びて自然と姿勢が整えられるような感覚になるでしょう。姿勢を整えて体内の血流をよくすることで、イボ痔予防にもつながりそうですね。

3つ目は、円座クッションに座った際、自然と体重が分散されて腰の安定につながること。座り直すという動きも比較的少なめですむため、イボ痔の痛み軽減にも期待できるかもしれませんね。

「勝野式医学博士の低反発円座クッション 」

整形外科医である勝野弘医師が考案した円座クッションです。低反発のポリウレタンフォーム素材で、とても柔らかいのに座った際はしっかりと安定感が感じられます。整形外科医の視点で考案されているので、骨盤を正しく整え、安定した形で座ることができるように工夫されています。

骨盤が正しい位置にあれば自然と姿勢も整い、体全体のバランスが良くなる効果が期待できそうです。円座クッションに座った時のやわらかさでイボ痔の痛みが軽減されるだけでなく、イボ痔が治った後にも姿勢の矯正として使うことができる便利な円座クッションです。

「オカモト円座 ラバークッション」

このクッションの最大の特徴は天然ゴム製であるということ。低反発素材や綿などの素材とは違った座り心地で、ゴム製なのですぐにぺちゃんこになるという心配もありません。

空気が抜けたら入れればいいので、すぐに内部の素材がへたれてしまうような円座クッションに悩んでいた方にはおすすめといえるでしょう。

ゴム製なのでにおいが気になるのでは?と思われるかもしれませんが、やわらかいカバーが付いているので、カバーを使えば気にならないことが多いでしょう。

また、クッション内の空気量を調整することによって、お尻にあたる感覚を調節することができるのもこのクッションの良さの1つです。

辛いイボ痔には円座クッションが欠かせない!

  • 円座クッションはイボ痔の辛い痛みを軽減・悪化を防止するのに期待できる
  • 円座クッションはイボ痔の予防にもおすすめ
  • 医師のすすめる円座クッションもあり、用途に応じて選ぶのも良し

イボ痔で辛い場合には、円座クッションを試してみてはいかがでしょうか?痛みなどのストレスを軽くしてくれる可能性大です。

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