公開日:2017/05/25 

毛穴落ちに悩まない!ファンデ―ション選びとメイク直し方法

せっかく朝一番にしっかりメイクを決めても、1日の終わりが近づくとファンデが毛穴落ちして汚く化粧崩れしてしまうという経験はありませんか?肌をキレイに見せたいのに、逆に毛穴が目立ってしまってとても凹みますよね。今回は、多くの女性が悩んでいる「毛穴落ちによる化粧崩れ」を防ぐメイクの仕方やスキンケア対策を、具体的にご紹介していきます。

毛穴落ちの意味や影響をとことん知ろう!

そもそも毛穴落ちって何?

まず最初に、そもそも毛穴落ちとは何なのか、基本的な事から見ていきましょう。人間の肌には1センチ四方に20個以上もの毛穴があると言われています。この器官を利用して皮膚呼吸が行われているのですが、同時に皮脂も分泌されており、皮膚などを保護・保湿する重要な役割を果たしています。

ところが1日を過ごす中で、ストレスによる疲れなどで皮脂の分泌が過剰になると、毛穴が大きく開いてしまいます。そしてその開いた毛穴に、顔に塗ったファンデーションやメイクが落ちていきます。こうした状態を「毛穴落ち」もしくは「毛穴浮き」と呼び、白っぽくなったり、逆に黒ずんだりして肌の汚い部分が目立ってしまうのです。せっかく塗ったファンデーションが逆に毛穴を目立たせてしまうので、女性にとっては厄介な問題ですよね。

色々な種類がある毛穴落ち。あなたはどのタイプ?

毛穴落ちには、肌に現れる状態によって4つのタイプがあります。

開き毛穴

開き毛穴とは、皮脂が多めに分泌されることで毛穴が必要以上に大きくなり、顔にブツブツが目立つような形になるものです。

たるみ毛穴

たるみ毛穴は、加齢とともに肌のハリが無くなり、毛穴がたるむことで縦に長く穴が開いているように見えてしまうものです。

詰まり毛穴

詰まり毛穴は、古い角質と皮脂が混ざり合い、白いポツポツのようなできものが肌に現れる状態の事を指します。

黒ずみ毛穴

黒ずみ毛穴は主に鼻の周りに現れる症状で、詰まり毛穴が酸化して黒いポツポツが目立ってしまうものです。

どのタイプが現れるかはその人の肌質によって違ってくるので、自分がどれに該当するかをよく調べる事が、対処への基本的な道筋となります。あなたはどのタイプでしたか?

毛穴落ちは化粧をしても逆効果!?

「毛穴が目立つから、ファンデーションやメイクで可能な限り隠したい!」最初は誰でもそう思いがちですが、逆効果になってしまう場合も少なくありません。特に小鼻や頬の周辺は隠そうと思うと凸凹がかえって目立ってしまう事もあるので、慎重に行うようにしましょう。また、毛穴落ちは乾燥が大敵なので、保湿を怠らないようにするのも大事です。

前日のメイク落としの際には、肌を刺激しない程度に優しく洗顔することで保湿をし、翌朝メイクをする時にもファンデーションを薄塗りしたり、化粧下地を肌に丁寧になじませることで毛穴落ちを隠せる場合もあります。夜から朝にかけて、入念かつ繊細な準備がキレイな女性を目指す事につながるのです。

毛穴落ちに有効なファンデーション3つ!

薄く塗り込めるクリームタイプのファンデーション

クリームタイプのファンデーションは他のタイプに比べて、毛穴落ちや肌の荒れた部分などをカバーする能力が高い事で知られています。油性の成分が多めであり、肌への定着率が高いのです。毛穴落ちを隠せるポテンシャルも高いと言えますが、塗りすぎは厚化粧になってしまう可能性が高いので厳禁です。

特に、皮脂の出やすいオイリーな肌質の人が量を間違えてしまうと、かえって毛穴落ちが目立ってしまう恐れもあるので気を付けましょう。自分の肌質をしっかり理解したうえで、適量を使うのがベストと言えます。さらに、このタイプには保湿保護成分など美容成分が含まれているものも多いので、健康的な肌を保持するのにも役立ちます。

液状タイプのリキッド型ファンデーション

リキッド型タイプのファンデーションは液状なので肌に伸ばして塗りやすく、顔全体をカバーしやすいものとなっています。最大のメリットとして挙げられるのは、乾燥肌体質の人でも粉吹きすることなく安心して塗れる、という点です。一方でこのタイプのファンデーションは塗り方が難しいので、慣れないうちはムラができてしまい、かえって毛穴落ちを目立たせてしまう可能性があります。

また、メイク直しの際にも手間がかかります。リキッドを取り出して顔全体に塗り直さなければならないので、簡単に済ませることができません。それでも慣れてくれば他のファンデーションに負けず劣らず毛穴落ちをしっかりと隠す事ができ、キレイな仕上がりを目指すこともできます。

メイク直しも簡単なパウダー型ファンデーション

パウダー型ファンデーションは他のタイプに比べて抜群の手軽さがあります。顔全体に塗るのにさほど時間がかかりませんし、肌への負担も少なく、外出時のメイク直しも簡単にできるのです。ナチュラルな仕上がりを望めるので、肌に「塗っている」という感覚があまりありません。

それゆえに、他のファンデーションに比べると脂分が少なく、カバー力は多少落ちてしまうので、毛穴落ちを隠すときはやや多めに塗る必要があります。また、スポンジやパフで肌を痛めてしまう可能性もあるので、あまり強めに顔に塗らないようにしましょう。そういった点に気を付ければ、朝の忙しいひと時に毛穴落ちなどの悩みを短い時間で解決してくれる強い味方になります。

これで完璧!効果的なメイク直しの方法とは

外出時から帰宅するまでキレイな毛穴を保つコツ

忙しい1日を過ごす中で、つい疎かになってしまうのがメイク直しです。朝きっちり準備してきたといっても、油断してはいけません。昼頃には毛穴落ちが目立って顔が汚れてしまっている可能性があるからです。

その対処法を見ていきましょう。まずはあぶらとり紙で顔の皮脂を取り除きます。次にティッシュで軽くトントンと顔を叩くことで、残った皮脂と浮き上がったファンデーションを完璧に取り除いてしまいましょう。そこまでの下準備をしてから化粧水を使用し、顔になじませることで毛穴を引き締め、ファンデーションや乳液などを薄く塗ってメイク直しの完成、となります。

これは昼間だけでなく、夕方の時間帯にも怠ることなく実行しましょう。昼間に万全の体制を整えたからといって安心することなく、帰宅するまでキレイを意識しておきたいものですね。

夏の外出でも安心!クッションファンデを常備すれば毛穴落ちを隠せる

夏の暑い時期になると気になるのが、外出時に自然と滲む汗により目立ってしまうファンデーションの毛穴落ちや化粧崩れ。いつでも対処できるように、バッグの中にはメイク道具一式を入れておきたいものです。その中でも常備しておきたいのが、コンパクトサイズのクッションファンデ。

スポンジにリキッドファンデーションが含まれており、それをパフを使い肌にのせることで崩れた化粧を直し、毛穴落ちしているファンデーションをきれいにとりのぞくことができる優れものです。時間をかけることなく簡単に済ませることができるので、汗をかいて化粧が崩れてしまってもすぐに何度でもカバーできます。

加齢に伴う毛穴落ちを隠す効果的な化粧の方法

30代を越えると徐々に肌の老化が起こり、毛穴落ちが気になる女性にとっては深刻な問題となります。1日を過ごすうえで疲れがたまりやすくなり肌が乾燥。皮脂の分泌が多くなりファンデーションが毛穴落ちすることで化粧崩れが起きる。まさに負のスパイラルとも言えますが、どのように対処したら良いのでしょうか。

まず考えられるのは、あえて朝は本格的に化粧をしない、という事があげられます。簡単な下地を施す程度にしておき、特に夜まで外出している場合であれば、夕方に本格的な化粧をする、というのも一つの手となります。また、現在ではアンチエイジング化粧品というのが発売されており、これは特に「たるみ毛穴」に効果があるので、毎日の化粧を楽しみながら毛穴落ちを防ぐ効果もありますよ!

毛穴落ちを予防して1日中肌のキレイな女性を目指そう!

女性にとって悩みのタネでもある「毛穴落ちによる化粧崩れ」は、様々な工夫によって防ぐことができます。

  • 自分の肌質から「毛穴落ち」のタイプを知る
  • 自分に合うファンデーションを見つける
  • TPOに合ったメイク直しを実行する

以上のような対策を施す事ができれば、毎日毛穴落ち知らずのキレイな女性でいられるはず!ですが肌を根本的に変えないと意味がありません。毎日の洗顔や保湿なども是非見直して見て下さいね。

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