公開日:2017/05/25 

つらい生理痛の原因と緩和方法を知って快適な生活を送ろう!

女性の身体に周期的に訪れる月経・生理と呼ぶあのお客さま。ホルモンバランスが乱れて、お腹が痛くなったり、頭痛がしたり……いつも通りの生活が送れない!とつらい思いをしている多くの方が、少しでも快適に過ごせるように詳しくご説明しますね。

実は詳しく知らない生理痛の原因とは?

原因1:分泌物やホルモンバランスの変化

生理痛の原因となる分泌物として有名なのが、プロスタグランジンです。初めて知る人もいるかもしれませんが、ホルモンのひとつで、妊娠が不成立だった際に子宮内膜が剥がれる時の血液の排泄を助ける働きがあり、過剰に分泌されると陣痛に似た症状が出ることもあります。

出産時の陣痛促進剤としても使われるほど強力なホルモンで、血管を収縮させる作用があるため、腹痛だけでなく、頭痛や肩こり、腰痛を引き起こすこともあります。また、若くて子宮が成熟していない女性は、子宮口が硬くて狭いことが原因でプロスタグランジンが過剰に分泌されることもあります。これは年を重ねて子宮が成熟するにつれ、自然に痛みの症状は弱まっていくと考えられます。

原因2:冷えによる血行不良

万病の元とよく言われる冷え性は、生理痛にも影響を及ぼします。直接的なことでいうと、冬に薄着でいたり、夏に冷房にあたりすぎたりすると冷えた部位の血管が収縮し、たちまち身体全体が血行不良になります。また、身体を締め付けるきつい服を着用したり、長時間同じ姿勢で仕事をしたり、寝たきりでいることも血行を悪くするので、注意が必要です。

さらに喫煙も、ニコチンが自律神経を刺激し、血管を縮ませる大きな理由の一つになります。血の巡りが悪くなると、子宮からの血液の排出を促すためのプロスタグランジンが通常より多く分泌されるため、生理痛の悪化に繋がることがわかっています。

原因3:潜んでいるかもしれない子宮の病気

健康体であっても、その時々の身体の状態やストレスで引き起こされることもある生理痛ですが、症状が慢性化していたり、酷くなるようでしたら子宮の病気を疑うことも必要かもしれません。例えば、子宮内膜症があります。本来子宮以外で内膜は存在しないのですが、それが子宮外にできてしまう病気です。

子宮内膜症が進行すると、下腹部痛や月経過多、吐き気などの症状が起こります。また、子宮筋腫という良性の腫瘍が子宮にできる病気も同じような症状を引き起こします。これらは生理痛とよく似た症状のため、発見が遅くなることもあるので気になる点がある場合は、専門のお医者さんに診てもらうか、子宮の検診の際に相談してみると良いでしょう。

生理痛を和らげるにはどうすればいいの?

方法1:食事習慣を改めて、身体をあたためる

生理痛を緩和するために積極的に摂るといい食べ物、避けた方が良い食べ物をご紹介します。まず、摂るといい食べ物は、精製されていない玄米や黒糖、発酵食品である納豆やヨーグルト、根菜類のジャガイモ、レンコン、にんじん、食物繊維が豊富なこんにゃく、海藻、きのこなどです。身体を温めたり、身体の循環を助ける働きがあります。また、大豆は、エストロゲンとよく似た大豆イソフラボンが含まれているので、ホルモンバランスが崩れがちな人に効果的です。

次に避けたほうがいいのは、身体を冷やすたべものです。トマトやきゅうり、特に精製された白砂糖は量を控えましょう。ジャンクフードや、スナック菓子なども添加物や大量の塩や砂糖が使われているので、できるだけ生理中には摂らないことをオススメします。

方法2:定期的な運動をして、血行促進をする

生理痛のひどい人は血液の循環が悪く、特に骨盤内の血液循環が悪化していると言われています。適度な運動をすることで血液循環を良くし、うっ血を防ぐことにつながります。まずは、始めやすいストレッチやウォーキングなどがオススメですが、自身が取り組みやすいことが第一です。日常生活の中で、通勤の時に歩くルートを意識して選ぶ、エレベーターではなく階段を使うなどでもいいのです。

生理中は運動を避けた方が良いと考える人もいますが、軽度であれば逆に血行を促進し生理痛が軽くなることもあるので、体調と相談しながらやってみるといいでしょう。特に腰回りの血行を改善したい人はヨガを試してみてください。ヨガは深呼吸して血の巡りを感じ、骨盤を使ったポーズを行うことにより身体がみるみるうちに温まるのを感じることができます。

方法3:規則正しい生活を送って、ホルモンバランスを整える

ここまでご説明した、食生活や運動以外にも生活習慣が生理痛の大きな原因の1つでもあると言えます。女性の身体はひと月の間にホルモンバランスが変化しています。ホルモンバランスが乱れていて、血行不良になると生理痛に影響します。では、どんな生活をするとホルモンバランスが乱れるのでしょう。

まず、第一に睡眠です。質の良い睡眠が十分に取れていないと、疲労が蓄積されるのでホルモンバランスが崩れます。毎日夜同じ時間に寝て朝決まった時間に起きること、寝る直前に飲食をせず胃が休まる準備が整っていること、ベッドで携帯を見る、読書をするなど脳を活性化させるようなことはしないこと。これらが大切です。規則正しい生活は、生理痛だけでなく体調が整うので健康的な生活を送ることができます。

噂の酵素風呂!実は生理痛に効果あり?!

話題になっている酵素風呂とは?

今、有名人のブログでも話題になっている酵素風呂。どんなお風呂かというと、発酵したおがくずや米ぬかの中に浸かり、発酵熱による温熱効果を得ることができるものです。そもそも酵素とは、人間の身体にたくさん存在し、栄養素の吸収を助け、有害なものを分解する働きをしています。

酵素は発酵食品から摂取することが可能ですが、現代の欧米化された食事では体内酵素が不足する恐れがあります。それを補うには、直接酵素飲料を口にする、もしくは酵素風呂に入るという方法があり、どちらも有効であると言われています。特に酵素風呂は、全身から酵素を吸い込むので、身体の隅々に浸透し、より高い効果が期待できるでしょう。

酵素風呂の効果と副作用は?

前述の通り、酵素風呂は自然発酵の熱が利用されているので、熱すぎることなく、少しずつじわじわと全身が芯から温まり、入浴後も温かさが継続します。空気を含んだパウダー状の植物性酵素はお肌への負担も少なく、正しいルールに則って利用すれば副作用の心配もあまりありません。

血行促進だけでなく、発汗作用もあるので血液中の毒素を体外に排出することにより、いっそう自然治癒力が高まり、健康維持や美容の効果を発揮します。また、発酵時に発生するマイナスイオンやフィトンチッドなどのリラックス効果により、体内の免疫機構が活発化して自然治癒力が向上することにより、生理痛の緩和も期待できます。

女性特有の身体の変化と上手に付き合いましょう

  • 食事習慣を改めて、身体をあたためる
  • 定期的な運動をして、血行促進をする
  • 規則正しい生活を送って、ホルモンバランスを整える

初潮、妊娠、出産、閉経など女性の身体は一生の間にたくさんの変化を迎えます。そのための準備を1ヶ月間かけて行い、それを毎月繰り返します。成長期と安定期などの時期により、1ヶ月間の身体の変化も異なってくるので、自身の身体に目を向けて上手に付き合っていくことが大切です。そのためのメソッドを知り、健やかで、輝けるライフスタイルを目指しましょう。

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