公開日:2017/05/26 

あなたにピッタリの極上ケア方法で潤う唇を手に入れよう!

プルプルに潤った唇は顔の血色を良く見せ、キュートにもセクシーにもお顔の印象をあげてくれます。メイクの仕上がりを左右する重要なパーツの1つといえるでしょう。そんな唇もガサガサではもったいない!潤った唇を手に入れるケア方法をご紹介します!

潤い唇の大敵「荒れ」の原因とは?

ほとんどの場合、唇荒れは乾燥が原因

唇は通常の皮膚と構造が少し違います。お肌は大きく分けて「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層でできています。この1番上にある表皮ですが、角質細胞がレンガのように積み重なっており、その角層がとても薄いという事が特徴になります。

この角層がターンオーバーで自然に剥がれていく部分になります。さらに、通常の肌であれば潤いである水分の蒸発を防ぐため、油分でフタをするように皮脂膜というものがバリア機能を果たしています。

しかし、唇にはこの皮脂膜を構成している皮脂を出す皮脂腺がないので、お肌自身の力で潤いを保ってあげる事がとても難しくなるのです。こまめにケアをしてあげないと、口紅やリップグロス、歯磨き粉、唾液などとにかくどんな些細な原因でも簡単に乾燥しやすいのが唇なのです。

深刻な荒れはアレルギーの可能性も

唇の荒れは乾燥が気になる季節になると気になるが、夏などは特に気にならないという人も多いのでは?しかし、年中唇の乾燥に悩まされている場合、その原因は単なる乾燥ではないかもしれません。この深刻な荒れに隠されている原因は口唇炎を疑いましょう。

主な症状としては強い乾燥に、亀裂、皮膚がめくれ上がってしまっている状態で、唇や口の周りに色素沈着が見られ、皮膚がガサガサになってしまいます。この口唇炎ですが、放っていても自然に治っていくものだそう。

しかし、メイクをする上でも潤った唇は血色をよく見せてお肌のトーンとお顔の印象を上げてくれる大事なポイントになります。自然に治るからといって放置せず、きちんと正しいケアをしていきたいですね。

日常生活の積み重ねが唇に出てしまうかも

先ほどもお伝えした通り、唇はお肌と一緒です。お肌が荒れてしまうような良くない生活習慣はもちろん唇にとってもよくありません。きちんとした時間に睡眠がとれているか、バランスのいい食生活が送れているか、内面外面ともにストレスにさらされていないか……今一度振り返ってみるといいでしょう。

荒れた唇が改善されるという事は、ターンオーバーでキレイな唇に生まれ変わっている状態をいいますが、このお肌のターンオーバーは正常であれば28日周期で行われます。つまりケアを初めても一朝一夕で効果を実感する事は難しいのですが、そこは根気よく、きちんとしたケアを継続していくといいですよ。

潤いを取り戻す!唇のケア方法とは?

自宅にあるものですぐできる唇ケア

ガサガサの唇を今すぐどうにかしたい!という方のためにまずは自宅で簡単にできる唇パックをご紹介します。用意するものもとてもシンプルで「ラップ」「リップクリーム」この2つだけ。「蒸しタオル」があるとよりいっそう効果的です。

まず、洗顔などで唇の周りを清潔にします。そして、蒸しタオルで唇を温め、リップクリームを塗りこみます。最後はラップでフタをして3~5分間待ちます。終わったら唇に残ったリップはすり込むか、気になる方は洗い流してください。

ポイントとしては、用意するリップクリームは軽い付け心地のものより、ワセリンや食用オイルのようなこってりとしたものをおすすめします。保湿成分に注目して選ぶといいですね。クリームを塗り込む際も、優しく血行促進するようにしてあげましょう。

市販のパックを使ってお手軽に唇ケアを

最近では、お肌のパックと同じように唇専用のパックも販売されています。使い方もとても簡単で、まずクレンジングで余分な汚れや落とせる角質を落とします。この時、いくら汚れを完璧に汚れを除去したいからといってむやみに乾燥した状態の唇にピーリングジェルなど使ってしまうと、取り返しがつかない事になるので気を付けてくださいね。

あとはパックをキレイに密着させて指定の時間、潤いを浸透させてください。唇をじんわり温めてあげると効果がアップするそうです。キレイな状態の唇に使用するのでお風呂に入った時、お湯につかっている間の時間を利用したり、お風呂上りにパックしてあげるといいでしょう。パックによっては寝ている間に使用できるものもあります。ご自身の生活スタイルに合ったものを選んでくださいね。

食生活でも唇の潤いケアは可能です

お肌のターンオーバーを促進してあげる食べ物を積極的にとる事で、唇に内側から潤いをチャージしてあげてもいいですね。まずはバランス。野菜を中心に肉や魚、大豆などタンパク質もしっかり摂取しましょう。そして、健康なお肌や髪、粘膜の保護に欠かせないビタミン群を意識的に摂取してください。

ビタミンB2は健康なお肌の強い味方で、体の成長に必要なエネルギー代謝と密接な関係があるため発育のビタミンと呼ばれています。サプリメントでも簡単に補えますよ。このビタミンB2は脂っこい食べ物やアルコールを分解する時に大量に消費されてしまうので、摂取する事ももちろん大切ですが、食生活そのものを見直すという事も実践していきたいですね。

まだまだあります。潤い唇のためのケア方法

プロにお任せのリップエステはいかが?

美容整形などでヒアルロン酸を注射する方法もありますが、もっと簡単でお肌にメスを入れることなく、試しやすいリップエステをご紹介します。要は唇の潤いに有効な成分を唇専用化粧品で補うというものなのですが、そこはやはりエステサロン。専用化粧品を使用するだけではなく、唇の潤いが最大限に引き出されるよう、スチームを当てながら、専用機器でじっくり温めながら施術してくれます。

通常のフェイシャルにオプションとして追加してもいいですし、最近では美容院やネイルサロンなどでも施術の合間の待ち時間にオプションで体験できるというサロンもありますよ。しかし、施術中の自分の姿を想像すると、エステサロンの個室でリラックスしながら施術を受けるのが1番おすすめです。歯医者さんでも施術してくれるそうなので探されてもいいでしょう。

唇ケアができる美容家電も販売されています

本格的なケアはしたいけど、エステや歯医者に行くまではちょっと躊躇してしまう、という方には美容家電でのケアをおすすめします。お肌のフェイシャルエステが自宅でもできる!というような美容家電のアタッチメントの1つとして唇をケアできるものがありますよ。

もちろん唇ケア専用の機器もあります。専用の化粧品をお肌と唇に塗ってから機器を当てるだけでお肌のターンオーバーを整え、促進し、プルプルに潤った唇が手に入るというものです。先ほどご紹介したラップを使ったリップパックと合わせて週に1回の特別ケアとして取り入れてあげるといいかもしれませんね。

機器もプチプラのものからお肌のケアも一緒にできる少し高額なものまでありますので、予算に応じて選んでください。

大事なのは忘れずコツコツ続ける事

セルフでできる唇の自宅ケア方法から、美容家電、プロにお任せしてしまうリップエステとケア方法をご紹介しました。しかし、大事なのは唇もお肌と一緒、という点です。たった1回特別なケアをしたからどうこう……というよりは、コツコツと毎日ケアを怠らない事で潤いを逃さないプルプルの唇は手に入ります。

乾燥が気になる冬にリップを塗る事は無意識にできますが、夏など乾燥が気にならない時にも意識的に、こまめに唇のケアができるかどうかがポイントになります。唇もお肌の一部ですから、外気の汚れや、紫外線などの悪影響もきっちり受けています。リップクリームでも紫外線予防のものを選んであげてもいいかもしれませんね。

ケアの積み重ねが潤った唇に繋がる近道

  • 自分の唇が荒れている原因をきっちりと知ろう
  • 唇のケア方法は自宅ケアからプロまで様々なものがあります
  • お肌と一緒で唇にも潤いをもたらしてくれる食生活を意識しよう
  • 何より、どんなケアをしようとも毎日コツコツ続けていくことが1番

潤った唇は若々しく血色のいい顔色を演出してくれる大事なパーツの1つです。コツコツケアを続けてプルプルの唇をゲットしてくださいね。

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