公開日:2017/05/19 

体型研究家 蓮水カノン先生が伝授!1日1cmの生大根でマイナス3kg!!“噂”の生大根ダイエットとは

今までいろいろなダイエットを試したけど、「思うような効果を出せなかった…」、「すぐにリバウンドしてしまった…」という人も多いはず。運動や食事制限を一生懸命頑張っても、なぜか痩せないという人は、体内にため込まれている食べ物のカスが、痩せづらいカラダの原因である可能性大!

そこで今回は、体型研究家の蓮水カノン先生に、酵素がたっぷりふくまれる生大根で排出力をアップさせる、噂の“生大根ダイエット”を教えていただきました!

<教えてくれた人>
体型研究家 蓮水カノン先生

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<プロフィール>
“体重”だけでなく“体型”を整えることを重視するプロポーション研究家。運動生理学、解剖学、心理学などを学び、青山に直営サロン「キレイファクトリー」をオープン。太っている原因やNG食材の特定を始め、体型の状態から、どうすればどれだけ痩せるか、どうすればバストアップするかなど、具体的な体型カウンセリング事例は、4000件におよぶ。

著書に「決定版 生大根1cmダイエット」、「朝7秒メジャーで測るだけ 腹ペタダイエット」、「おっぱい浴&ブラジャー体操で美バストになる」「わかった!こうして食べれば太らない」などがある。
HP:http://abs.ceo-jp.com

ダイエットで一番大切なのは、排出すること!

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「ダイエットというと運動や食事制限を考えがちですが、一番大切なのは“排出”です。

私がよくたとえるのがバスタブに貯まった水。蛇口の水をとめても、バスタブの水は減りませんよね。バスタブの水は、栓を抜かなければ減りません。ダイエットも全く同じです。いくら食事制限をしても、しっかりとした排出(ウンチ、おしっこ)が出来なければ痩せません。

摂取する量よりも排出量が上回れば、体重は必ず減ります。ダイエットを成功させるためには、排出しやすいカラダづくりが大切なのです。」

生大根の量は、1回1cmが鉄則!

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「排出しやすいカラダづくりにオススメなのが、酵素と食物繊維のバランスが最強な“生大根”。生大根に含まれる酵素と食物繊維が腸内環境を整え、ウンチやおしっこの排出環境を整えてくれます。ウンチやおしっこを排出しやすくなることで、体内に溜まった汚れもデトックスできるカラダになるのです。

ただし、生大根の食べ過ぎには要注意! 胃腸に負担がかかり消化不良や、ぽっこりお腹の原因になります。生大根の量は、1回1cmが基本です。生大根は食べ方次第でいろいろな効果がありますが、最初は“大根おろし”にして食べるのがオススメです。

ダイエットしたいと思う時は、体重が減らない、ニキビが出た、体調が悪いなど、胃腸が疲れていることがほとんどです。食物繊維は、消化に時間がかかるので、生大根をおろして繊維を細かくすることで、胃腸への負担を軽減しましょう。」

皮ごと・汁ごと食べるのがポイント!

「大根おろしを食べる際は、皮のままおろして、汁まで飲むことがポイントです。皮の周りには、養分が豊富に含まれており、汁には、ウンチの臭いや腸内バランスを整える効果もありますから、汁も捨てずに飲んでくださいね。

身体が慣れてきて、排出力が高まってきたと感じたら、生大根を千切りにしたり、いちょう切りにしたり、スティック状にしたり、少しずつ大きく切るようにしてみてください。繊維をよく噛んで食べることで、胃腸が鍛えられるので、リバウンド防止にも効果的です。」

目標体重に合わせて生大根の回数を決める

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「生大根は1日1㎝でお通じの改善に効果がありますが、減らしたい体重は人それぞれ違いますよね。自分が落としたい体重によって、生大根を食べる回数を調整してください。

ダイエットをしたい体重がマイナス3kg以内の人は、お腹の中の掃除をして、体内にため込んだ汚れを排出させれば良いレベル。毎日お通じが出ない、お通じの質が悪い、脚痩せ、お腹痩せなど部分的に痩せたい人も、朝・昼・夜の食事の際のどこかで、1日1回、1cmの生大根で十分に効果が期待できます。

マイナス5kg~マイナス6kgが目標の人は、体内にため込んだ汚れだけでなく、皮下脂肪を排出することが必要です。朝・昼・夜のどのタイミングでも良いので、食事の際に1日2回、生大根を1cm食べるようにしましょう。

マイナス7kgが目標の人は、食べている量と排出している量のバランスが崩れている可能性大。食べている量が排出している量よりも多い場合は、まずは食べる量を調整しましょう。さらに、朝・昼・夜の食事の際に、1日3回、生大根を1cm食べ、腸内環境を整えて、ウンチやおしっこの質と量を改善しましょう。

生大根ダイエットは、まず2週間! と決めて、1日の食事は3回とり、量の食べ過ぎだけ注意すると効果が出やすいですよ。」

生大根+“腹ペタ”運動で、さらにスッキリ!

生大根で排出力が高まってきたら、カラダが痩せやすい状態になった合図です。この状態でお腹の運動をすると筋力がつき、ウンチが出やすくなって、排出力がさらに高まります。

私のオススメは、毎朝、7秒で出来る“腹ペタ”運動です。まずは、朝一番のおしっこの後、思いっきりお腹を膨らませた“ポッコリおなか”の状態にします。次に、お腹を膨らませた“ポッコリおなか”の状態から、思いっきりお腹を細くした“ペッタンコおなか”の状態にして7秒間じっとキープ。

毎日の“腹ペタ”運動で、排出力がさらにアップ! 引き締まったウエストラインも手にいれることが出来ますよ。

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生大根ダイエット、いかがでしたか?冒頭に記載されている通り、ダイエットで大事なのは溜め込まずに排出すること。

私はもともと太っている方じゃないのですが、溜め込んで溜め込んでお腹ポッコリ!というのが悩みでした。そんな私が試した生大根ダイエットの方法と注意点をご紹介します!

生大根ダイエットのおすすめアレンジレシピをご紹介!

「毎日、生大根を食べると飽きてしまいそう」そんな人は、調理法や合わせる食材のアレンジをしてみてはいかがでしょうか。

      
  • 基本の大根おろし小鉢     

    大根おろしになめこやしらす、ツナなどを添えて。

  •   
  • 大根おろしをトッピングに     

    冷やしうどん、和風パスタ、冷しゃぶのトッピングに。

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  • フルーツと一緒に栄養満点スムージー    

    大根とフルーツを一緒にミキサーにかけるだけ。フルーツは、りんご、バナナ、かんきつ系などお好みで。

  •   
  • 大根の千切りをサラダに     

    他の野菜と一緒にお好みのドレッシングで

  •  
  • 大根のいちょう切りをあえものに     

    塩昆布やザーサイ、ハムなど少し塩気のあるものとあえるだけ。少し時間を置くとしんなりして食べやすいです。

いろいろなアレンジを取り入れることで、生大根ダイエットを楽しく続けられそうですね。

生大根の食べ過ぎに注意が必要な理由とは?

蓮水カノン先生の解説にもあるように、1回の大根の量が決まっている生大根ダイエット。食べ過ぎるとなぜ消化不良や胃痛を引き起こすのか気になりますよね。 編集部が調査した結果、大根に含まれる胃腸の機能に影響を与える成分の働きがわかりました。

大根には、胃腸の機能を高める消化酵素ジアスターゼが含まれており、疲れ気味で胃もたれや胸やけが起こりやすい方に適しています。 また、大根特有の辛み成分であるイソチオシアネートという物質は、ほろ苦いのですが抗がん作用が期待され、胃液の分泌を促進させる作用があるので非常にオススメです。

引用元:【専門家が監修】大根の栄養を高める食べ方の工夫 | 美肌レシピ

生の大根を1回に多く摂りすぎると、体調や体質にもよりますが、ジアスターゼやイソチオシアネートが胃腸に与える刺激が強すぎる場合があり、腹痛を引き起こしてしまうことがあるようです。生大根ダイエットでは、より高い効果を求めて摂取量を増やすようなことは避け、基本の量を守るようにしましょう。

生大根ダイエットの方法と効果を知ってトライしてみよう!

生大根ダイエットの1回の量は、輪切りにした大根1cm分。1回の量を守りながら、自分が減らしたい体重に合わせて1日の摂取回数を決めます。最初は、大根おろしにして食べて、体によい変化が出てきたら、千切りでサラダに入れたり、いちょう切りであえものにしたり、大根おろし以外の摂取方法も取り入れましょう。

生大根ダイエットは、体から不要になったものを効果的に排出し、体重減につなげるという仕組みです。生の大根には消化酵素と食物繊維が含まれ、腸の働きを助けて便秘を解消するデトックス効果が期待できます。

体は同じ状態に慣れてしまうと、ダイエット効果が出にくくなるといわれています。生大根の摂取方法を変えながらも、1回の摂取量はしっかり守って、みなさんも是非「生大根ダイエット」を試してみてください!

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