公開日:2017/06/26
食べても太りにくい?ダイエット中におすすめのお菓子ランキングベスト5
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ダイエットしているならお菓子は絶対食べない!と頑張る人も多いですが、ストレスが溜まっては逆にリバウンドしてしまうことも。
実はお菓子の種類や食べ方を工夫すれば、神経質になるほど我慢しなくてもいいことをご存知ですか?今回はダイエット中でも安心して食べられるおすすめのお菓子から、太りにくい食べ方までまとめてご紹介します。
なんでお菓子は太りやすいの?
身体にはこんな反応が!
働き疲れた時や頭をフル回転させた時、甘いお菓子を無性に食べたくなることはありませんか?身体や脳を活動させた時、人は身体の中で多くのブトウ糖を消費します。そしてその失われた糖分を補充しようと身体は甘いものを求めるようになります。
頑張る働き女子ほどついつい甘いものが食べたくなるのは自然の摂理かもしれませんね。甘いものを食べると人は脳から「β-エンドルフィン」や「セロトニン」といった物質がでるといわれます。これらの物質は心をリラックスさせる効果があり、甘いものを食べると癒されるといわれる理由の一つでもあります。
しかし、食べ過ぎはカロリーのオーバー摂取となることも。一度脂肪として蓄積されたら取り除く作業の方が大変です。そうならないためにもどういったお菓子なら太りにくいのか、太らないためにはどう食べればいいのかなど、きちんと理解していくことが重要です。
どんなお菓子が太りやすいの?
お菓子を買う時、裏面にあるカロリー表示を見てから購入していますか?カロリーとは人の身体を動かすために消費されるエネルギーの単位であり「糖質」「タンパク質」「脂質」など様々なものを合わせたエネルギーの総量です。
単純に、摂取したカロリーが消費したカロリーを上回ると、余剰分のカロリーは身体に蓄積されていきます。そのため糖分の多いケーキや飴、脂質の多いポテトチップスや揚げ物類、砂糖たっぷりのコーラや炭酸飲料などの飲み物は控えた方がいいでしょう。
ダイエット中でもおすすめのお菓子ベスト5
では、どういったお菓子を選べばダイエット中でも安心して食べることができるのでしょうか?今回はおすすめのお菓子をランキング形式でご紹介します。今後選ぶ際の参考にしてみてください。
第5位:ヨーグルト
腸内環境を整える「腸活」でも話題となったヨーグルトはダイエットにとっても強い味方。風邪予防、疲労回復だけでなく、健康や美容への効果も期待できます。
オリゴ糖が豊富なはちみつを入れるとより身体にもいいですよ。手軽に摂取しやすいので朝食としてもおすすめです。小腹がすいたらぜひ食べてみてください。
第4位:高カカオ含有チョコレート
カカオ含有量の多いチョコレートはダイエットにもおすすめです。理想はカカオ70%以上。安価な甘いだけのチョコレートでは糖質が高すぎることもあるのできちんと表示を確認して購入しましょう。
カカオ・ポリフェノールには満腹中枢に作用し空腹感を抑える働きがあります。また、カカオの苦み成分であるテオブロミンには血流をアップさせて代謝を促進させる効果もあります。ただし、カロリーが高いものもありますので量には十分注意して食べましょう。
第3位:こんにゃくゼリー、寒天ゼリー
腹持ちも良く食物繊維が豊富に含まれるこんにゃくゼリーや寒天ゼリー。GI値も低く低カロリー商品も多いのでダイエットにはおすすめのお菓子です。食物繊維は腸内環境を整える効果がありますので便秘解消にも役立ちます。
また、余分な糖の吸収率も抑えてくれますよ。小腹がすいた際に口に入れれば満足感を得ることもできますので、ダイエット中の人にぴったりのお菓子といえるでしょう。
第2位:ナッツ
高カロリーでダイエット中の人には避けられることの多かったナッツ。実は腹持ちが良く美容効果も高いことをご存知ですか?アーモンド、くるみ、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ピスタチオナッツ、ヘーゼルナッツなど様々な種類がありますがどれも食物繊維やビタミン類が豊富です。
「天然のサプリメント」といわれるほど優秀な食材ばかりなのでぜひ積極的に摂取しましょう。ただし、食べ過ぎは禁物。1日25g程度に抑えることをおすすめします。
第1位:ドライフルーツ
食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富なドライフルーツ。生のフルーツ以上にたくさんの栄養素が凝縮されているものも多いですよ。
ドライイチジクやドライアップル、プルーン、ドライブルーベリー、ドライアプリコットなど様々な種類があるので毎日バリエーションを変えて楽しめるでしょう。フルーツの甘みもあるのでおやつとしての満足度も高く、どうしてもお菓子が食べたくなった時にぴったりです。
ダイエット中のお菓子の食べ方
お腹いっぱいは禁物
いくらダイエット中に安心して食べられるお菓子でも、あくまで食べすぎは良くありません。食べすぎ防止をするためにも小分けになっているものを購入したり、なるべく手の届きにくい場所に置くなど工夫しましょう。
ストレスを溜めてしまうほど我慢することはありませんが、自制心も時には必要です。1日の許容量をあらかじめ決めておくなど、自分なりの工夫をしながら楽しくダイエットを進めましょう。
寝る前3時間は我慢
時間帯によって人間の身体に備わった代謝機能は働きが違うことをご存知ですか?一番代謝が活発な時間帯は朝起きてから昼過ぎくらいまで。この時間帯はゴールデンタイムといわれています。ダイエット中は避けたい揚げ物や甘いものがどうしても食べたくなったらこの時間帯にいただきましょう。
反対に絶対に避けたい時間帯は、寝る前から3時間以内。カロリー消費をあまりしない夜の時間帯、余分なエネルギーは食べたら食べた分だけ蓄積されてしまいます。また、脂肪をため込む働きをするたんぱく質「BMAL1(ビーマルワン)」が分泌量を増やすのも午後10時~午前2時頃といわれています。
お菓子だけでなく夜の時間帯に何か食事をするという場合にも十分に食事内容を見極めて食べるように心がけましょう。
100kcal以内が理想
身体に対する活動量の多い幼児や子どもは間食も大切な捕食として扱われます。消費エネルギーが摂取エネルギーを上回っていればお菓子を食べることは悪いことではありません。
しかし、ダイエットをしている場合、カロリーを過剰に摂取するのは禁物。一般的に間食は1日の摂取エネルギーの10%程度が目安といわれていますが、出来れば抑えて1日100kcal以内が理想です。
温かい飲み物を忘れずに
温かい飲み物は体温を上昇させ代謝を良くしてくれます。また、水分を摂ることで身体に潤いと満腹感も与えてくれます。では、どういった飲み物を選べばいいのでしょうか?おすすめはウーロン茶やプーアール茶。ウーロン茶は脂肪を分解する効果が期待でき、プーアール茶は腸内環境の改善やアンチエイジング、むくみの防止にもなるといわれます。
また、消化を助ける効果があるペパーミントやレモングラスなどのハーブティーもリラックス効果がありおすすめです。脂肪燃焼を促進させる効果のあるブラックコーヒーもいいでしょう。ただし、カフェインの摂りすぎには気をつけてください。
ストレスフリーで上手にダイエット!
ダイエット中におすすめのお菓子をランキング形式でお伝えしてきましたがいかがでしたか?
お菓子を食べられないストレスはダイエット自体の継続を難しくさせたり、リバウンドを引き起こす恐れもあります。そのため自分自身で上手に身体と心をコントロールし長続きする方法を考えることが必要です。ぜひ楽しくダイエットを成功させましょう。
- 吉永 沙矢佳(よしなが さやか)
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料理家、食育指導士。
大手料理教室にて料理・パン・ケーキのレッスン講師を経験後、都内6店舗の店舗統括責任者となる。
本社に異動後、広報にて各種メディアの撮影や編集・校正、プレスリリースの作成などを担当。同時に新事業プロジェクトのリーダーとして他社との共同料理教室の立ち上げを率いる。
現在「食と健康と教育」をテーマに、執筆、セミナー講師、メディア出演など幅広く活動中。