公開日:2018/02/16
一人暮らし中のダイエットにおすすめな一人鍋ダイエット!ダイエット効果を上げる鍋の具材とは?
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さまざまな具材が入った鍋料理は、どんどん食べられてしまう一方で、こんなに食べたら太ってしまうのではと心配になることもあるでしょう。しかし、じつは鍋はダイエットにもってこいの料理です。ここでは一人鍋でダイエット効果を上げる方法を紹介します。
一人鍋ダイエットはカロリー低めで栄養が摂れる
ダイエットをするなら、一人鍋がおすすめです。芸能人の中にも一人鍋でダイエットを成功させた方は少なくありません。でも、一人鍋はなぜそんなに効果が出るのでしょうか。
一人鍋は低カロリー
ダイエット料理の基本は低カロリーということですが、鍋はさまざまな具材が入っているにもかかわらず、低カロリーなのが特徴です。鍋によく使われる具材には、白菜、きのこ、鶏肉、豆腐、春菊、ネギ、大根などがありますが、どれもカロリーは低いものばかりです。野菜は100gあたり20kcal以下、鶏肉も114kcal程度です。お腹いっぱい食べても、カロリーの心配は必要ありません。
栄養バランスがいい食事ができる
ダイエットの食事制限で注意したいのが栄養です。低カロリーの食事ばかりしていると栄養不足になりがちですが、そのままでは筋肉が落ちて脂肪燃焼しにくい体になってしまいます。その点、鍋はいろいろな野菜を入れて食べることができ、ビタミン、ミネラル、食物繊維がしっかり摂れるのが嬉しいところです。
温かいので血行がよくなる
鍋を食べると体がポカポカしてきます。それは血行がよくなっている証拠です。血行がよくなると、余分な水分や老廃物が流れやすくなります。デトックスにもつながり、代謝がアップするとともに、脂肪もつきにくくなっていくでしょう。
料理方法も簡単で手間がかからない
一人で食事をすると思うと、料理をする気になれないものです。一人鍋の場合、野菜などの具材を切って鍋に入れるだけで完成しますので手間がかかりません。疲れているときでも、簡単にダイエット料理ができます。
一人鍋のダイエット効果を上げる具材
ダイエットにおすすめの一人鍋ですが、具材によってはさらに効果を高めることもできます。反対に入れる具材によっては、ダイエットにならないこともあるので、具材選びには注意しましょう。
栄養豊富で低カロリーの野菜やきのこ
鍋に定番の野菜やきのこ類は、低カロリーで栄養豊富で、ダイエットには欠かせない食材です。おすすめの具材には次のようなものがあります。期待できる効果とともに覚えておきましょう。
◆白菜食物繊維が豊富で便秘の改善につながるほか、カリウムも豊富で余分な水分を排出してくれます。美肌効果が期待できるビタミンCもしっかり摂取できる鍋の主役です。
◆春菊β-カロチン、カリウムが豊富な春菊には、クロロフィルという成分が含まれ、デトックス効果が期待できるほか、コレステロールの低下につながります。
◆ネギネギには糖質の燃焼を促すアリイン、脂肪燃焼を促すフルタンが含まれています。
◆大根活性酸素を取り除くイソチアシアネート、炭水化物の消化を促すアミラーゼが含まれ、代謝を高めてくれます。食物繊維やカリウムも豊富です。
◆しいたけコレステロールの代謝を促すエリタデニンを含んでいます。食物繊維も豊富で便秘の解消におすすめです。
◆エリンギキノコ類の中でも食物繊維が豊富なエリンギはカリウムも豊富です。また、中性脂肪の吸収を抑える働きもあります。
◆えのき茸エノキタケリノール酸を含み、脂肪燃焼効果が期待できます。また、えのき茸に含まれるキノコキトサンは脂肪の吸収を抑えてくれる成分です。不溶性の食物繊維を含み、腸を刺激し便秘の解消に役立ちます。
低脂肪の豆腐や白身魚、鶏肉
豆腐も鍋に欠かせない具材です。豆腐は低脂肪かつ低カロリーでオリゴ糖を多く含み、腸内環境を整えてくれます。さらに豆腐に含まれる大豆レシチンはコレステロールを低下させる効果があると言われています。脂質を溶かすサポニンも含まれていますので、ダイエットには効果的な食材と言えるでしょう。
そのほかには鍋に入れると味が深まるタラは低カロリーのうえ、ビタミンA・E・D、亜鉛、パントテン酸、グルタチオンなど栄養が豊富です。
また、肉類も入れたいと思ったら鶏肉がよいでしょう。カロリーが低く、タンパク質をしっかり摂れます。ただし、皮はカロリーが高くなるので、皮を取り除くようにしましょう。
体を温めるキムチ
キムチにはアミノ酸が豊富です。さらに体を温める効果があると言われ、代謝をより高めてくれるでしょう。体を温めるしょうがなどもすりおろして入れると、より一層、代謝アップの効果が期待できます。
一人鍋ダイエットの味に飽きないために
ヘルシーで栄養もしっかり摂れる一人鍋ですが、毎日食べるとなるとさすがに飽きてしまいます。ダイエット効果を高めるためにも、飽きずに続けて鍋を食べるための方法を紹介しましょう。
スープのベースを変える
毎日同じ味だと飽きてしまうので、毎日スープの味を変えるといいでしょう。定番の昆布やカツオだしのほか、最近ではあごだしなども人気です。トマトや豆乳なども、ヘルシーで女性に大人気のスープといえます。ほかにも、酒粕、酸辣湯、カレー、塩、とんこつ、みそなどさまざまな種類があるので、気分や好みにあわせて選んでください。
入れる具材を変える
毎日鶏肉ではなく、ときには豚肉や牛肉を使いましょう。大量に食べ過ぎなければカロリーの心配はしなくても大丈夫です。鶏団子などを作ると、味に深みが出ます。野菜もたくさんの種類があるのですから、この日はホウレンソウと大根、白菜、次の日はキャベツとトマト、などいろいろな野菜を組み合わせるのもおすすめです。
タレはカロリーに注意しながら選ぶ
タレを変えるのも飽きずに鍋を食べ続けるコツです。ポン酢やゴマダレ、大根おろしを入れる、しょうがを入れるなど、工夫をしてみましょう。ただし、ゴマダレはカロリーが高めなので、使い過ぎには注意してください。
飽きずにできる一人鍋ダイエット
毎日鶏のささみと蒸し野菜ばかり、という食事は、栄養も偏りますし、毎日食べ続けるのは飽きてしまいます。一人鍋であれば、いろいろな具材を入れることができ、栄養も摂れますしヘルシーです。調理も簡単なので、楽しく、おいしく、飽きずにダイエットができるでしょう。