公開日:2018/02/09 

洋ナシ体系のダイエットってどうすれば良いの?運動?食事?効果的なダイエット方法とは?

ダイエットを効果的に行うには、自分の体型に合った方法を選ぶことが大事です。洋ナシ型、リンゴ型などと言われるように、太る体型には特徴があります。女性に多いのは下半身に脂肪がついている洋ナシ型です。洋ナシ体型に適切なダイエットの方法を紹介しましょう。

洋ナシ体型はダイエットの方法を間違えると成功しない

洋ナシ体型の特徴は下腹部やウエスト、お尻、太ももなどに皮下脂肪がたまりやすく、下半身がどっしりとしていることです。女性に圧倒的に多い体型で、基礎代謝が低く太りやすいのも特徴です。

洋ナシ体型の場合は、間違ったダイエット方法で痩せようとすると、リバウンドをして余計に太ってしまうこともあります。女性は皮下脂肪がつきやすい特徴がありますが、皮下脂肪はついてしまうと、なかなか取れないものです。

無理な食事制限などをしても、結局はリバウンドをしてしまいます。基礎代謝が低いため、痩せにくく太りやすいのも洋ナシ体型のデメリットです。運動をすれば痩せると毎日走っても、正しい方法で走らないと足や腰に負担がかかるばかりで、痩せないこともあります。

洋ナシ体型のダイエットは、長期的に行うことが大事です。単品ダイエットや断食などの極端な食事制限をしても、一時的に体重が落ちるだけですぐに元に戻ってしまうでしょう。食事だけで下半身をダイエットするのは難しいといえます。

食事制限をすると、落としたくない胸などの脂肪が落ちて、落としたい下半身の脂肪が落ちないということが多々あります。そうならないためにも、有酸素運動と無酸運動を組み合わせ、適切な食事療法でダイエットをしましょう。

食事と運動による洋ナシ体系ダイエットの方法

洋ナシ体型のダイエットは、運動を習慣にすることと、栄養バランスを考えた食事をきちんととることが大事です。

◆筋肉をつけられるタンパク質をとること

洋ナシ体型の人は、基礎代謝が低いケースが多いです。基礎代謝をアップするには筋肉量を増やす必要があります。鶏のささみや大豆など、タンパク質が多い食品を意識して摂取するようにしましょう。

◆脂質の少ない食事を

代謝が悪く、脂肪がつきやすい洋ナシ体型の人は、脂質の摂りすぎに注意しましょう。肉類は脂身の少ない部位を選び、乳製品は少な目にすることです。魚や海藻類、野菜を中心に食べるようにしましょう。脂肪の代謝を促す青魚は積極的に摂りたい食材です。

◆塩分を控える

塩分の取りすぎはむくみの原因になります。塩分の多い食品やファストフード、加工食品などは控えるようにしましょう。塩分を体外に排出するカリウムを多く含む野菜を摂取するといいでしょう。

◆冷たいものは控える

冷たいドリンクや体を冷やす食品は、血行を悪くしてしまいます。血行が悪くなると、むくみやすく、下半身太りになりやすいです。飲み物はできるだけホットを、野菜は生野菜ではなく蒸し野菜や野菜スープなどを食べるようにしましょう。

◆基礎代謝を上げる運動

洋ナシ体型は筋肉量が少なく基礎代謝が低いのが特徴です。基礎代謝を上げるには、有酸素運動とあわせて無酸素運動をすることが大事です。有酸素運動だけでは、筋肉が思うようにつきません。無酸素運動をして、必要な部分に筋肉をつけるトレーニングをしましょう。

◆骨盤矯正で痩せる

洋ナシ体型では、骨盤のゆがみが原因で脂肪がつきやすくなっていることがあります。その場合は、骨盤矯正をすることをおすすめします。

骨盤矯正のトレーニングをはじめ、骨盤矯正ベルトやクッションなどのアイテムを活用し、日常生活の中で、骨盤のゆがみを改善することを心がけましょう。

足を組む、体育座りをするなどといった骨盤のゆがみにつながる癖や習慣を見直すことも大事です。片方の脚に重心をかけて立つ、片側だけでバッグを持つなどといった習慣も改善しましょう。

ただし、骨盤矯正はセルフケアではなかなか改善しにくいものです。整骨院やカイロプラクティックなどに行って、骨盤の改善をサポートしてもらうといいでしょう。

洋ナシ体系のダイエット方法は筋トレが大事

洋ナシ体型は有酸素運動と合わせて、筋トレをすることが必要です。おすすめの筋トレ方法を紹介しましょう。

正しい方法でスクワット

スクワットは全身の筋肉を鍛えることができると言われている筋トレです。特に下半身の強化におすすめです。正しいフォームで行うことが大事なので、覚えるまでは、一つひとつの動作を正しく行うようにしましょう。

  1. 両脚を肩幅程度に広げて立ちます
  2. つま先は正面に向けます
  3. 手は腰、もしくは前に伸ばします
  4. 背筋を伸ばし、お尻を後に付き出し、ヒザを曲げながら腰を落とします
  5. 太ももと床が並行になる位置まで腰を落とします
  6. ゆっくり腰を上げます

これを、最初は10回3セット、慣れてきたら、15回3セット行います。

スクワットの注意点は、膝がつま先よりも前に出ないことです。膝が中に入らない(内またにならない)ように注意し、膝を曲げるというより、股関節を曲げるといったイメージで行うことも大切です。

筋トレで大事なことは、回数を行うことではなく、正しいフォームで行うことです。お尻や太ももに力が入っていることを意識しながら、ていねいに行いましょう。

ただし、無理をするのは禁物です。膝や腰を痛める原因になるので、膝が痛いときには無理をしないようにしましょう。また、慣れないうちは無理をしないよう、できる回数から始めてかまいません。。大事なのは継続することです。筋トレは週に3日程度行うようにしましょう。

洋ナシ体型のダイエットは長期戦で

洋ナシ体型は、基礎代謝が低く、痩せにくく太りやすい体質になっていることが多くあります。ダイエットの効果を出すには、日々の食事内容に注意し、運動を定期的に行うことです。極端に食事制限をしても、リバウンドしてしまいます。激しい運動をしても、汗をかくだけで脂肪が燃焼されることはなく、運動をやめてしまえば元に戻ってしまうでしょう。そういった失敗を避けるには、有酸素運動を含め、定期的に筋トレを行うことです。無理をすると続かないので、できる回数をできる範囲で行い、徐々に負荷をつけていきましょう。体を冷やさず、血行をよくすることも、ダイエットにおいて大切です。

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