公開日:2017/04/26 

生理が長い!ダラダラと長引く生理の原因と対処法

女性のバロメーターといっても過言ではない『生理』。生理の様子や期間で、体調不良がわかるってことをご存知ですか?

生理不調の中でもよく起こるのが、『過長月経』です。過長月経とは、生理の期間が長引いていることで、何らかの原因があって起こるとされています。一般的に不調なしとされる生理期間は、3日~7日程度とされ、10日を超えても生理が続く場合を『過長生理』と指します。

今回は、『長引く生理、過長月経が起こる原因と過長月経が起こったときの対処法』についてお話します。

生理が長引く原因とは?

生理が10日を超えてしまう過長月経の原因には、どのようなことがあるのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

◆排卵がない
◆経血量が多い
◆生理不順による影響

このような生理トラブルが起こっている場合は、過長月経になってしまうことがあります。どうしてこのような生理トラブルが起こってしまうのでしょうか。

原因第一位!ストレス

それは、主に『ストレス』や『疲れ』、『冷え』などからくる『ホルモンバランスの乱れ』によるものが大きな原因となっています。女性ホルモンのバランスが崩れてしまうと、生理の状態として表れることが多いんですね。

現代社会は、様々ななストレスに悩む方多いとされていますが、たかがストレス、されどストレスです。生理トラブルを放っておくと、女性特有の疾患へと発展してしまうこともないとは言いきれません。原因がわかっているときは、早めに対処しましょうね。

女性特有の疾患が隠れている場合も?!

生理トラブルの原因が、病気の場合もあります。過長生理は、女性特有の疾患を患っている場合、症状の1つとして起こることがあります。女性特有の疾患とは、主に子宮で発症する病気を指します。子宮内でトラブルが起こったときに、生理の状態でサインを出すのですね。

子宮の病気といえば、代表的なのが子宮筋腫ではないでしょうか。子宮筋腫だけではありません。子宮内膜症や、子宮がんなども過長生理の原因となっていることがあります。このように、病気が隠れている場合は、早期に治療し、治すことが大切ですね。

生理が長引いた時の対処法とは

生理が長引いてしまう過長生理が起こってしまったとき、どのように対処をすればよいのでしょうか。それは次のとおりです。

◆しっかり観察
◆原因を調べる
◆原因を解消する

当たり前ですが、この流れになります。

しっかり観察

生理トラブルが起こったとき、まず大切なのはしっかり観察することです。経血の色、状態、量、期間など、生理が起こっている様子をしっかり観察し、メモしておきましょう。

毎月くる生理との違いを見つけるためには、日々の生理日記をつけておくとよいですね。どのような状態なのかをしっかり観察することがとても大切です。

原因を調べる

生理が長引く原因を調べましょう。常日頃、基礎体温を測っておくと、よりわかりやすいのでオススメです。原因が何なのかを調べるのには、婦人科を受診することがよいでしょう。

婦人科系のトラブルで困ったときに、自己判断はオススメしません。しっかりと専門機関で正しい診断を受けるようにしましょう。この際、普段の生理や、不調が起きたときの生理の様子をしっかり調べておくと、原因がわかりやすくなります。

原因を解消する

先ほどもお話しした通り、過長月経が起こる原因には主に2つあり、それは『ストレスによる子宮の不調』と『子宮の病気』です。

子宮の病気を患ってしまっている場合には、早期治療をしましょう。もしストレスによるものが原因となっている場合には、原因を早めに取り除くよう細やかな対策が必要となってきます。

生活を見直そう!

過長生理が起こったとき、まずは生活習慣を見直してみるとよいでしょう。早寝早起きはもちろんですが、女性特有の生理トラブルには、大きな影響を与えるホルモンバランスを整えるために、次のようなことで対処してみましょう。

◆睡眠をしっかりとる
◆栄養をたっぷりとる
◆冷やさない工夫をする

女性の体作りの基本といっても過言ではないこの3つ。実はとっても大切なことで、睡眠をとる、栄養をとるのは基本中の基本ですが、その次の『冷やさない工夫をする』ということは、子宮トラブルの解消に大きく影響するのです。

このように、基本的な生活習慣を見直すだけでも生理トラブルはずいぶん解消されるので、日々の生活を一度見直してみるとよいでしょう。日常的に体を大切にする生活は、女性特有のトラブルを起こさないようにするということなんですね。

近年では若い世代でも生理トラブルが起きてしまうことが珍しくありません。若いときの生理トラブルを放置しておくことで、婦人科系の疾患にまで発展してしまうことも少なくありません。生理トラブルを軽視せず、早めに対策をとって元気な子宮をつくりましょうね。

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