公開日:2018/04/23 

レコーディングダイエットはリバウンドする?成功の秘訣とは

『1日で食べたものを全て書き出すだけ』という手軽さで人気なのがレコーディングダイエットです。

レコーディングダイエットを成功させるには、ちょっとしたコツがあります。どんなことに気をつければいいのか、始める前にチェックしてみましょう。

リバウンドしない?レコーディングダイエットとは

レコーディングダイエットは、食べたものをひたすら記録していくダイエット方法です。

「ただ記録するだけで痩せるなんて、ありえない」と思う人もいるでしょうが、記録することで自分の食生活を見直すことができ、正しい食べ方や、カロリーを意識したメニュー選びができるようになります。

食べたものや体重を記録していく

朝・昼・晩と口にした食べ物や、そのカロリー、日々の体重をノートやスマホなどに記録するのがレコーディングダイエットです。

『記録をとる』だけなので、厳しい食事制限や運動は必要なく、誰でも気軽に始められるダイエット方法として注目されています。

太る原因に気が付くことができる

毎日食べたものやカロリー、体重を記録していくと、食事と体重の相関関係が把握できるようになります。記録として残しておけばいつでも確認できるうえ、ダイエットのモチベーションにもつながるでしょう。

どんな食事が原因で太るのかが分かれば、それを是正するのも簡単です。自分なりに考えながら食事をとるようになるので、太りにくい健康的な食事ができるようになります。

レコーディングダイエットでリバウンドする理由

レコーディングダイエットは、プロデューサー・評論家として知られる岡田斗司夫さんが1年間で50kgものダイエットに成功したメソッドとして話題になりました。ところがその後、岡田さんは25kgのリバウンドをしています。

レコーディングダイエットの代表者がリバウンドしたことで、「レコーディングダイエットは無意味だ」という意見が多く出ました。

レコーディングダイエットでリバウンドしてしまうのはなぜなのでしょうか。

ストレスを溜めて大食い

レコーディングダイエットは『理性で食事制限をする』ことにより、減量を目指します。

本当はもっと食べたいのに、『これ以上のカロリー摂取は良くない』という理性が働いて、食欲を抑え込むのです。

このやり方がうまくいっている間はいいのですが、食欲が理性に打ち勝ってしまった時が問題です。

食欲を抑えられなかったことがストレスとなり、一気に爆発してリバウンドの原因となってしまいます。レコーディングダイエットでは、『ストレスをため込まない』ことが成功のポイントとなります。

飽きて続けられない

レコーディングダイエットは、毎食の記録を着けなければなりませんが、慣れてくると細かく記入するのが面倒に感じてしまいます。

スタート時は真面目に記録していた人でも、忙しいからあとでしよう、夜にまとめて書こうと思うようになるでしょう。

レコーディングそのものに飽きてしまうと、ダイエットは続きません。イラストを書く、日記も載せておくなど、記録することを楽しめるような工夫が必要です。

リバウンドせずにレコーディングダイエットを続けるには

食事内容とカロリーを書くだけという、とても簡単に見えるレコーディングダイエットですが、長く続けるにはコツが必要です。

リバウンドなしにレコーディングダイエットを成功させるポイントを見てみましょう。

はじめから気合を入れすぎず、マイルールで

レコーディングダイエットを始める際は、気合を入れすぎず、緩めのルールでスタートしましょう。例えば、食べ物の記録は『1食ごとではなく1日1回にする』など、自分がやりやすい『マイルールを作る』のです。

レコーディングダイエットは、最初からきっちりやろうとしすぎると長続きしません。まずは負担の少ない方法で、慣れていきましょう。

すぐに結果を求めず楽しみながら

レコーディングダイエットを始めたからといって、すぐに体重が減少するわけではありません。ダイエットの初めから体重の変動ばかりを気にすると、ストレスでイライラしてしまいます。

始めのうちは痩せた、太ったを気にせず、自分が普段どんな食生活を送っているのかを観察しましょう。食生活見直しのチャンスと考え、楽な気持ちで楽しみましょう。

カロリー制限は記録することに慣れてから

初心者はカロリー計算も体重チェックもと欲張らず、まずは記録することだけに注力するのがおすすめです。

レコーディングダイエットを始めてみるとわかりますが、『ただ記録するだけ』というのも、意外と面倒でストレスになります。

そのうえカロリー制限もとなると、抱えるストレスは倍です。早くダイエット効果を出したい気持ちはありますが、カロリー制限は食事の記録に慣れてから、のんびり始めましょう。

リバウンドなど、レコーディングダイエットの悩みを解決

食べ物のカロリーを計算して記入するのは、意外と面倒なものです。時間がない時は、食事内容を書くだけでも面倒に感じることさえもあるでしょう。

記録するということがストレスになりそうな人は、便利な『ダイエットアプリ』を活用してみましょう。レコーディングダイエットにぴったりのおすすめアプリを紹介します。

カロリー計算の仕方が分からない場合

食べ物のカロリーの知識がない人は、カロリー本を開いたりネットで調べたりしなければなりません。

りんごやバナナを1つずつ食べたという場合のカロリー計算は簡単ですが、いろいろな食材を使っているものは面倒です。

例えば、『バナナヨーグルト』(バナナ50g、プレーンヨーグルト100g、はちみつ15g)を食べた場合の計算方法は、以下のとおりです。

  • バナナ(50g):86kcal(100g)×0.5(50g)=43kcal
  • プレーンヨーグルト(100g):62kcal
  • はちみつ(15g):294kcal(100g)×0.15(15g)=44.1kcal
  • 43+62+44.1=149.1kcal

これを毎食全てのメニューでやるというのは、時間も労力もかかりますが、アプリなら簡単にカロリー計算することができ、ストレスもたまりません。

あすけんダイエット 体重記録とカロリー管理アプリ

こちらのアプリは、その日食べたものや体重を管理してくれるアプリです。栄養士のアドバイスももらえるので、体調管理に気を使っている人にもぴったりでしょう。

使い方はとても簡単で、その日食べたメニューを検索候補から選ぶだけです。食事データは市販品から外食メニューまで約10万件もの候補があるので、幅広いメニューに対応してくれます。

書いたり入力したりする時間がない場合

食事を記録しなければならないけれど、そもそも書いたり入力したりする時間がないという人は、画像認識してくれるアプリがおすすめです。写真を撮るのは一瞬なので、出先でも時間がない人でも使いやすいでしょう。

写真を撮って記録する FoodLog

こちらはいつ、何を食べたかが一目瞭然となるシンプルなアプリです。

東大の教授が開発したという画像解析術が採用されており、料理の写真を撮るだけで料理名の候補が上がってきます。あとは候補から該当メニューをタップするだけなので、文字入力の面倒はありません。

カロリー計算もアプリが自動で行ってくれるので、忙しい人でも続けられます。

レコーディングダイエットは継続が重要

毎日の食事の記録を着けることで、暴飲暴食を抑え、正しい食習慣を身に着け、理想の体重に近づけるのがレコーディングダイエットです。

ただし、結果を出すには長い目で見なければなりませんし、キープするには続けていくことが重要です。

食べ過ぎても落ち込まず、「明日は頑張ろう」とおおらかに切り替えましょう。記録をとるのが楽しい習慣になれるよう、自分にあったレコーディング方法を見つけて取り組んでください。

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