公開日:2017/05/26 

焼き鳥をチョイスして!飲み会が続いてもできるデブ回避とは

飲み会が続いているけれど、デブ回避したい!という人は、おつまみに焼き鳥を選んでみてはいかがでしょうか?肉の種類を選べばローカロリーにでき、女性に必要な栄養素を摂ることもできる、焼き鳥のメリットをご紹介します。

飲み会で気になる摂取カロリーをチェック

ダイエットの敵はむしろおつまみ

ダイエット中でも、たまには息抜きで飲み会に参加したいものですが、好きなように飲み食いしていてはデブ回避はできません。ダイエットの敵はむしろおつまみとされていますが、その理由にはおつまみに高カロリーなものが多い場合もあります。また、お酒が刺激となって食欲が増し、ついつい食べ過ぎてしまうこともデメリットとなります。

そして、夜遅くにカロリーを摂り過ぎると体脂肪として蓄積されやすくなるというリスクも、頭に入れておいた方がよさそうです。このようにおつまみの摂り方も意識していないと、せっかくダイエットしていても、台なしになってしまうかもしれません。

飲み会では低カロリー食品から食べよう

飲み会でデブ回避するために、おつまみを食べる際に実践して欲しいのが、低カロリーな食品を選ぶことです。例えば野菜料理を中心に食べれば、食物繊維も摂れてカロリーは低め。しかし、野菜ばかり食べていても食事のバランスは悪くなり、必要な栄養素が摂れないことが心配です。タンパク質や乳製品も食べたいものですが、脂の多い食品だと今度はカロリーが気になりますよね。

そこで、肉でも豚バラ肉や鶏もも肉は避け、豚もも肉や鶏むね肉、ささみなどをチョイスして、カロリーを低めに抑えましょう。豆腐や豆製品を使ったおつまみなら比較的低カロリーですし、食物繊維も摂れるのでおすすめです。

お酒のカロリーはエンプティカロリー?

エンプティカロリーという言葉を聞いたことはありませんか?お酒には栄養がなく太りにくいという意味ですが、実のところワイン180mlでも130kcalあるというように、カロリーがないわけではありません。

それでもなぜお酒は太らないといわれたのでしょう?それはアルコールの代謝特性にあります。アルコールは体内で他のエネルギーよりも優先的に利用されます。酒を飲むと身体がすぐに温かくなるのはそのせいだし、様々な身体活動にも最初にこのエネルギーが使われるため太らないといわれるようになりました。

引用元:一般財団法人 脳神経疾患研究所 総合南東北病院【地域がん診療連携拠点病院・地域医療支援病院】

お酒のカロリーはゼロではありませんが、先にエネルギーとして使われるのが太りにくいといわれるゆえんです。ただしこのカロリーを使う前に食品からカロリーを摂ると、蓄積されやすいので注意しましょう。

焼き鳥をおつまみにするメリットとは

肉の種類を選べば案外ローカロリー

太りにくく、でも体によいタンパク質が摂れるおつまみを探しているなら、焼き鳥がおすすめです。なぜなら焼き鳥に使われている鶏肉は色々な部位があるので、選べば低カロリーなのに高タンパク質の肉のみを摂ることができるからです。例えば、鶏肉の中でカロリーが低めなのは鶏むね肉で、生なら100gあたり約108kcalとなります。ささみも同様に低く約105kcalなので、これらを中心に食べるとよいでしょう。

鶏もも肉はカロリーが高めの印象がありますが、皮なしなら約116kcalとなり、鶏むね肉とさほど変わりません。ただしつくねは肉と脂身が混在した挽肉を使っているので、避けた方がよさそうです。

野菜も一緒に摂れるメニューを選んで

焼き鳥のよい点は、ねぎまを頼めば鶏肉と一緒にねぎを食べることができ、焼き野菜なども乗った盛合せを注文すれば、野菜も一緒に摂れるところにあります。お酒のおつまみというと肉料理に偏りがちな人、野菜料理だとおつまみとして魅力的でないと感じる人は、こうした方法でぜひ野菜も摂って下さい。

ただし気をつけたいのが、塩分の摂り過ぎです。塩分過多で喉が渇くと、お酒もつい進んでしまいがち。焼き野菜は味がついていない状態で提供されることがあるので、たれをかけたりせず、肉と一緒に食べて塩分をコントロールしましょう。焼き鳥だけではなく、おつまみ全体の塩加減には気をつけたいものですね。

焼き鳥は量をコントロールしやすいおつまみ

焼き鳥は炭火の上で焼くので脂が落ち、カロリーが低めになるのがうれしいポイントです。そして串に刺して提供されるので、食べた量が一目で分かります。本数をチェックして食べる量をコントロールすることができる、ダイエットにぴったりなおつまみなのです。

ところが皆で色々な種類を食べるために、串から外してしまうと、何本食べたのか分からなくなることに……。また、串から外した焼き鳥は小さくて食べやすいので、ついつい箸が進んでしまいますよね。ダイエット中に焼き鳥を食べる際は、なるべく串から外さないようにするとよいでしょう。

焼き鳥で女性に必要な栄養素が摂れる

鶏レバーで摂れるビタミンB1とアラニン

焼き鳥では欠かせない存在の鶏レバー。レバーといえば鉄分が思い浮かびますが、それもそのはず、鉄分の含有量ではトップクラスの存在です。加えて糖質をエネルギーに変換してくれるビタミンB1も含まれています。ビタミンB1が不足すると代謝が悪くなり痩せにくくなる上に、食品からエネルギーを得にくくなるので疲れやすくなってしまいます。代謝率のよい体にしたい時にはぜひ食べておきましょう。

また、目や皮膚を健康にし、免疫力を高めるビタミンAも豊富。更にレバーに含まれるアラニンという物質は、肝臓のアルコール分解力を高めるので、お酒に弱い人はぜひ注文しておきましょう。二日酔いにもなりにくくなるかもしれませんよ。

軟骨で摂れるカルシウムとナイアシン

コリコリした食感でファンが多い、軟骨の焼き鳥。軟骨を食べると、ホルモンバランスが乱れがちで骨が弱くなりやすい女性にとって必要な、カルシウムを摂ることができるのです。カルシウムは私達の骨や歯を丈夫にする働きがありますが、血液中の脂質も減らしてくれます。つまりダイエットにも適しているというわけです。

また、軟骨にはアルコールを分解する際に必要なナイアシンも多く含まれます。ナイアシンを摂っておくと、二日酔いにも効果があるとされているので、お酒に弱い女性の強い味方になってくれるでしょう。あとは血液の流れを正常にするマグネシウムも、軟骨に含まれています。マグネシウムには血管を弛緩させる働きがあるとされ、高血圧の改善を含め、血圧の安定にも効果ありといわれています。

タンパク質を摂って美しくなろう

焼き鳥は部位を選べばカロリーも低めで、タンパク質も摂れます。タンパク質は筋肉だけではなく、髪や爪、皮膚などの組織の再生にも必要な栄養素です。カロリーが高そうとタンパク質を敬遠していると、肌が老化してかさついた印象になってしまう恐れも。

皮膚を形成する素であるタンパク質が不足すると新陳代謝を妨げ、肌を老化させてたるみやくすみのもととなります。免疫力が低下して内臓が悪くなることで顔がむくんだり、肌荒れを起こしてしまいます。また、コラーゲンを構成しているタンパク質が不足すれば、肌のハリやツヤもなくなってしまうのは必然です。
 

引用元:【医師監修】危険!タンパク質不足が肌に与える影響 | スキンケア大学

また、タンパク質は体組織を作るだけでなく、ホルモンや神経の働きを正常にします。健康な体を作るためにもタンパク質のおつまみを避けずに、低カロリーの焼き鳥などで賢く摂取したいものです。

焼き鳥を食べて、飲み会でもダイエット

  • 脂分の少ない部位を選べば、焼き鳥はダイエット向きのおつまみ
  • 串に刺さっているので、量をコントロールしやすいのもメリット
  • タンパク質をはじめ、焼き鳥は女性にうれしい栄養素を含みます

居酒屋に行くと、どのようなおつまみを頼んでいますか?低カロリーで栄養たっぷりな野菜料理や、同じく低カロリーでタンパク質豊富な焼き鳥などを注文すれば、ダイエット中でも飲み会を楽しめることうけあいです。

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